

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回はヤマハの人気スクーター『シグナスX(SE44J)』のエアクリーナー交換方法と最適な交換時期について詳しく解説ですw。
エアクリーナーの交換と言っても、エアクリーナーボックスの交換じゃないよ、エアフィルターの交換ねw。
エアクリーナー(エアフィルター)は定期的に交換が必要な重要パーツですが、意外と見落とされがち。実際は簡単に交換でき、交換後はエンジンレスポンスが向上するのでぜひ挑戦してみてください!
基本的にはこのエアクリーナーのついている位置や交換方法は、ネジの位置が違うぐらいでほとんどの原付スクーター共通だと思うので、参考にしてください。
道具もプラスドライバーが1本あればいいだけなので簡単ですよ。
シグナスX(SE44J)のエアクリーナーの交換手順
シグナスXのエアクリーナー交換は非常に簡単。必要な工具もプラスドライバー1本だけです。
必要な道具
- プラスドライバー(柄が少し長めのものが便利)
- 交換用エアフィルター(純正品推奨)
シグナスX(SE44J)のエアクリーナーエレメントの交換です。
純正品だと価格は1500円ちょっとというのにちょっと驚きです。125ccだとそんなに走行性能に違いなんて出ないからね、社外品だと最低でも2800円オーバーだからねぇw。純正スゲー!
手順1:エアクリーナーボックスの位置を確認

エアクリーナーボックスはここ ↑。
クランクケースの上のボックスです。
手順2:ネジを外してカバーを開ける

エアクリーナーボックスのカバーは、複数のネジで固定されています。プラスドライバーを使ってすべてのネジを外します。
ねじ止めしてあるだけなので、プラスドライバー1本で開けられるので超簡単w。

1本だけ奥まったところにネジがあるので、ここだけちょっと工夫が必要かな?
手順3:古いエアフィルターを取り外す

ねじ止めしてあるだけなので、結構カンタンに蓋が取り外しできます。
カバーを開けたら、内部の古いエアフィルターを取り出します。


新品と比べるとエアフィルターもだいぶ真っ黒ですねぇ~w。
交換時期としてはこれで10,000kmぐらい、街乗り主体だからですかねぇ。排気ガスの汚れっぽいです。
取り出した際、エアクリーナーボックス内の汚れやホコリをウエスで軽く清掃しておくとさらに良いです。
手順4:新しいエアフィルターを取り付ける

新品に交換w。
エアクリーナーエレメント自体ははめ込み式なので、簡単に交換できますよ。
手順5:カバーを閉じてネジを締める

最後にカバーを元通りに取り付けて、ネジをしっかり締めれば完了です。カバーを締めすぎないよう注意しましょう。
交換作業は以上で完了。実際に走行してエンジンの吹け上がりが良くなったか確認してみてください。
簡単でしょ?
できればこのエアクリーナーの交換作業はクランクケースを開けるとき、ウエイトローラーの交換と合わせてやってしまうのがおすすめですかね。
ウエイトローラーの交換方法はこちらを確認してみてください ↓。
シグナスX(SE44J)のエアクリーナーの交換時期
公式マニュアルによると、シグナスXのエアクリーナー交換目安は20,000km毎です。ただし、街乗りが多かったり、渋滞が頻繁な環境だと、実際にはもっと早い交換が必要になります。
私自身の経験上、都市部での使用がメインの場合、10,000~12,000kmでの交換がおすすめです。早めの交換を心がけることで、エンジン性能の低下を防げます。
- 通常の使用:20,000km毎
- 街乗りや頻繁な渋滞環境:10,000~12,000km毎
定期的に点検し、フィルターが汚れているかどうか確認するのも大切ですよ。
まあ、普通だったら20,000kmごとの交換でいいのかな?
私のシグナスはすでに10年選手なので10,000km超えたら交換ってことにしてますねw。
エアクリーナーの役割と重要性
シグナスXは紙フィルターが使われていて、こんなので大丈夫?って思うかもしれないけど、車のエアクリーナーの小さい版みたいで、これが結構丈夫で長持ちww。原付スクーターだとスポンジを使った湿式って見たことが無いのでこれがポピュラーなんだろうね。
基本的には使い捨てのカードリッジ式っていう種類になるのかな?
エアクリーナー(エアフィルター)はエンジンに取り込む空気のゴミやホコリを取り除く重要なパーツです。汚れがひどくなると、燃焼効率が悪化して燃費が落ち、エンジンのパワーも低下します。
また、エアフィルターを外したり、安価な粗悪品に交換するのは避けましょう。エンジン内部に汚れが入り込み、寿命を縮める原因になります。特にスクーターの場合、純正品が最も性能が安定していておすすめです。
ちなみに、シグナスカスタムでたまに、エアクリーナーを外してしまっているものや社外品に交換してしまっているものを見かけますが、エンジンの調子が良く長く乗りたい人は、カスタムでも、このエアクリーナーや吸気系というのは下手にカスタムしない方がいいです。
今までいろんなバイクに乗ってきましたが、エアフィルターを取ってしまっているとか、いじっているバイクって、必ずと言っていいほどエンジンの調子が悪くなってたからね。純正のまま綺麗に維持、これが一番ですw。
地味なパーツですが、意外と大切なパーツなので注意してねww。
シグナス2型3型4型5型6型のエアクリーナーのタイプの違い
今回私のシグナスXの2型のエアクリーナーの交換をやっていますが、エアクリーナーは年式によって形がかなり違うので、気を付けてください。
シグナスの車両タイプ
年代 | 車両タイプ | 車両形式 |
---|---|---|
2003年~2006年 | シグナス1型 | SE12J |
2007年~2012年 | シグナス2型 | SE44J |
2013年~2015年 | シグナス3型 | SE44J |
2015年~2018年 | シグナス4型 | SEA5J |
2018年~2023年 | シグナス5型 | SED8J |
2023年~ | シグナスグリファス1型 | SEJ4J |
ちょうど4型からと、グリファスから、エンジンや駆動系が変わっているので気を付けてくださいね。
シグナス1型、2型、3型のエアクリーナーは板型

シグナス4型、5型のエアクリーナーは筒型

シグナスグリファス(6型)からは、面の形が大きくなってエアクリーナーは板型

このような違いがあるので、注文する時には確認してから購入してね。
エアクリーナー交換と同時におすすめのメンテナンス
エアクリーナー交換時は、駆動系のメンテナンス(特にウエイトローラー交換)を同時に行うと効率的です。スクーターの性能がさらにアップします。
定期的なメンテナンスでスクーターを良好な状態に保ちましょう!
エアクリーナーの交換手順・交換時期 まとめ

今回はシグナスX(SE44J)のエアクリーナー交換手順と交換時期を詳しく解説しました。
エアクリーナーの交換は簡単にできるメンテナンスですが、エンジン性能を保つためには非常に重要です。
交換の目安は約20,000kmですが、街乗り主体の場合は10,000kmを目安に早めの交換がおすすめです。
あなたのシグナスXのエアフィルター、汚れていませんか?ぜひ定期的にチェックし、愛車を快適に走らせましょう!