

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
38℃を超える猛暑の中、渋滞に巻き込まれてノロノロ走っていたら、長年乗っているシグナスXがオーバーヒート。
まあ、この暑さで渋滞だからねぇ。
人間だってオーバーヒートしそうなのに、10年以上乗っているスクーターなら「そりゃ調子も悪くなるわ」と思っていたんですが、問題は復活したそのあと。
エンジン警告灯が点いたり消えたりする。
セルボタンを押してもエンジンがかからない。
ただし、ライトもウインカーも普通に動く。
キックスターターで何回か蹴ってエンジンさえかかってしまえば、その後は普通に走る。
マジか!
うーん……。
どう考えても、何か電気系統のトラブルっぽい。
しかも今回、これといった前兆はほとんど無し。
オーバーヒートしたあとから急に調子がおかしくなったので、
「暑さでどこかやられたか?」と最初は思ったわけです。
結果から先に言ってしまうと、原因はバッテリーでした。
テスターで測ったら、
10.5V。
いやいや、低すぎるってw。
今回は、シグナスXのセルが突然回らなくなってから原因を探し、台湾ユアサの「YT7B-BS」へ交換するまでをまとめます。
同じように、
- シグナスXのセルが回らない
- セルが回ったり回らなかったりする
- エンジン警告灯が点く
- キックならエンジンがかかる
- ライトやウインカーは普通に動く
- 猛暑のあとから急に調子が悪くなった
という症状が出ている人の参考になればと思います。
38℃超えの猛暑+渋滞でシグナスXがオーバーヒート

今回38℃を超える猛暑でオーバーヒートしてから、エンジンの復帰は意外とすんなりいきました。
ただ、そこからシグナスXの調子が悪いこと悪いこと……。
オーバーヒート後からセルの調子が悪い、セルが回らない。
症状として一番困ったのが、セルでエンジンが一発始動できなくなったことですね。
出ていた症状
私のシグナスXでは、こんな症状が出てました。
- エンジン警告灯が点いたり消えたりする
- セルボタンを押してもセルが回らないことがある
- ライトは普通に点灯する
- ウインカーも普通に動く
- キックスターターなら始動できる
- 一度エンジンがかかれば、その後は比較的普通に走れる
これがまた微妙なんだよねぇ。
完全に電気が死んでいるなら、
「バッテリー上がりだな」とすぐ分かります。
ところが、ライトもウインカーも動く。メーターも表示される。
だから最初は、
「バッテリー? ホント?」と思ってしまいました。
暑さにやられてヤバい感じに壊れたか?
最初に疑ったのは電気系統
症状から考えて、まず疑ったのは電気系統ですね。
順番に考えたのは、このあたり。
セルが回らないときに考えた原因
- ヒューズ切れ
- スターターリレーの不具合
- バッテリーの電圧低下・劣化
- スパークプラグの摩耗
- 配線や端子の接触不良
- セルモーター本体の故障
できれば、5番と6番は勘弁してほしい。
ヤマハ車は昔から電気系統が弱いことでも有名なので、もしかしたらオーバーヒートの時、バッテリーからセルモーターまでの電気経路のどこかの配線が接触不良になっているという可能性もあります。
特に古いバイクの配線トラブルなんて始まったら、テスターを片手に配線図とにらめっこしながら、
電流の追っかけっこという地獄の追跡ゲームが始まります。
正直、やりたくないw。
個人的には、
「たぶんバッテリーじゃないかなぁ?」
という気がしていました。
こういうときの勘って、意外と当たるんだよね。
まずは原因究明。
一つずつ確認です。
まずはヒューズを確認

最初はヒューズです。
熱が原因と考えると、見逃されがちだけど、最初に疑った方がいい場所です。
シートボックスを外し、シートの右側にあるヒューズボックスを開いてヒューズを確認。
シグナスXには、メインヒューズと各電装系統用のヒューズがあります。
特に切れている様子は無し。
バッテリーの上にあるメインヒューズも確認したけど特に問題なしです。
ヒューズ類は問題なさそうですね。
次にスターターリレーを確認

次にスターターリレーを確認。
このリレーのスイッチが接続されるとセルモーターにバッテリーから電流を送るというだけの単純な仕組みなのですが、たまに壊れるという話をシグナスでは聞くので、一応確認。
セルボタンを押すと、
「カチッ」
という作動音はしています。
ということは、少なくともリレーを作動させようとはしている。
ただし、内部接点が傷んでいたり、そもそもバッテリー電圧が不足していたりすれば、音はしてもセルモーターを十分に回せない場合があります。
なので、ここでリレー犯人説はまだ消せません。
いや、音はしてたので、今の状況なら電圧不足の方が濃厚です。
バッテリーの電圧を図ってみたら・・・ビンゴ!
バッテリー電圧を測ったら10.5Vしかないでやんのw

やっぱり原因はバッテリーでした。
シグナスXは12Vバッテリーなので、10.5Vまで落ちていれば、電装品は点滅しても、セルモーターが回らないということは考えられます。
猛暑でバッテリーが壊れた!
と言いたいところなんだけど、実際は5年近く使ってたバッテリーなので、
寿命が近かったバッテリーに猛暑が最後の一撃を入れた、
という感じなんじゃないかなぁ、と思っています。
あくまで推測ですけどね。
今回は前兆らしい前兆がなかったのが厄介でしたww。
今回は台湾ユアサ「YT7B-BS」を購入

早速バッテリーの交換です。
前回デイトナのジェルタイプというちょっと高いバッテリーを使用してましたが、
今回は台湾ユアサ YT7B-BSの純正に交換。
ぶっちゃけライコランドまでバッテリーを見に行ったんだけど、ずいぶん値上がりしてて、びっくり。
高けえぇぇ!
1.5~2万ぐらいしやがって、ものによっては3万近いのもあったよ。
いやいや、原付二種だよw、ちょい乗りスクーターだよ、車のバッテリーより高いバッテリーなんて買えないぜ!
もう一つの理由は、高いバッテリーの、価格差ほどの劇的な違いを体感できたか?と言われると、正直そこまでは私には分からなかったから。
寿命も、ユアサのバッテリーの寿命とそんなに変わらない感じです。
確かに前回のデイトナのバッテリーはよかった、5年使えたので十分優秀だとは思います。
さすがデイトナという感じはあったけど、そこまで極端な違いは感じられなかったかなぁw。
スクーター程度ではその優秀さはわかんないのかもしれないけどねww。
もしかすると今回のバッテリーの故障も、デイトナだったから経年劣化だとしても、この程度で済んだのかも?
違いとしては、電圧の落ち方はアルカリ電池の電池切れと似てる感じがしたかなぁ。普通のマンガン電池が、じわじわ電圧が落ちていくのに対して、電圧はほとんど寿命ぎりぎりまで落ちないのに、突然はい終了!と電池切れになる感じw。
まあ、あくまで個人の感想なんだけどね。
というわけで、今回はコスパ優先で台湾ユアサをネットで購入。
廃処理費など含めて6000円ほどでGET!
ちなみに楽天で購入です。
amazonでもよかったんだけど、ポイントが結構あったので、実際払ったのは1000円ちょっとw。
こういうときのポイントは強い。
ネットでバッテリー購入だと不安になる人もいると思うけど、私が購入したショップでは出荷前のチェックがあり、品質も全然OK。届いたバッテリーに特に問題はありませんでした。
廃バッテリーを送るとかでちょっと面倒だけど、それぐらいです。
廃バッテリー回収についてはショップごとに対応が違うので、購入前に確認しておくのがおすすめです。
自分で交換するんだったらこれで十分なんじゃない?
シグナスXのバッテリーを交換

今回交換する台湾ユアサのYT7B-BS。
バッテリー交換の方法については、詳しく別ページに書いてるので、そちらを確認してください。
前のデイトナのバッテリーの取り外しの写真を撮り忘れてしまいましたw。

バッテリー外すときは、マイナス端子 → プラス端子の順番。
バッテリー取り付けるときはプラス端子 → マイナス端子の順番。
ここは間違えないようにね。
絶対バッテリーのマイナスとプラスをドライバーとかで接触させてショートさせないでね。バチッと感電してバッテリーもオシャカになります。
バッテリー交換完了!セルが普通に回った

取り付け完了!
キーをONにして、セルボタンを押します。
キュルルル……ブォン!
普通にかかったw。
セルモーターも元気。
エンジン警告灯の症状もなくなり、始動も快調です。
うん、やっぱり今回の原因はバッテリーの問題だったみたいね。
セルモーターも問題なく、めっちゃ快調になりましたww。
あれだけ、
ヒューズか?
リレーか?
配線か?
セルモーターか?
と疑ったのに、
結局バッテリー。
まあ、こういうものですよねw。
ついでにスパークプラグも交換

せっかく整備しているので、しばらく交換していなかったスパークプラグも新品にしました。
今回のセル不調の直接原因ではなさそうでしたが、10年以上乗っている車両なので、こういう機会に消耗品をまとめて確認しておくことにしました。
古いスクーターは、一つ直したら別の場所が、
「次、俺な」
と手を挙げてくるから怖いんですよねw。
シグナスXのセルが回らないときは何から調べる?

同じような症状が出たときは、闇雲に部品交換するより簡単なところから確認するのがおすすめです。
1. バッテリー電圧を測る
個人的には、これを一番最初にやってもよかったと思っています。
テスターがあれば数分です。
セルが回らないのにライトやメーターが動いていても、バッテリーを候補から外さない方がいいです。
今回の私の車両がまさにそうでした。
2. ヒューズを確認する
メインヒューズと系統別ヒューズを確認。
意外と見逃されがちなのがこのヒューズ。
切れていたら、指定容量のヒューズへ交換します。
何度交換してもすぐ切れる場合は、別の電装トラブルが疑われるので専門店へ。
3. バッテリー端子の緩み・腐食を見る
意外と盲点なのが端子です。
緩みや腐食、接触不良がないか確認します。
4. スターターリレーの作動音を確認
セルボタンを押したときにリレーの作動音がするか確認。
ただし、音がするからリレーは絶対正常、とは言い切れません。
あくまで診断材料の一つです。
5. それでも直らなければバイク店へ
ここまで確認しても原因が分からない場合、
- スターターリレー
- セルモーター
- 発電・充電系
- 配線
- 接点
- センサー類
など、確認範囲が一気に広がります。
正直ある程度の知識があればスターターリレーやセルモーターの交換は難しくないですが、経験がなければ無理するなかれw。
テスターだけではなく配線図や整備知識も必要になるので、無理に追いかけずバイクショップへ持ち込んだ方が早い場合があります。
エンジン警告灯が点いたら「バッテリーだ」と決めつけない
今回、私のシグナスXはバッテリー交換で症状が改善しました。
今回のように、
エンジン警告灯が点いた=バッテリー
というものでもないです。
警告灯は電気回路やエンジン制御系に異常が検出されたときにも点灯・点滅します。
点灯してたらめっちゃヤバいですw。
バッテリーを交換しても消えない、走行中に繰り返し点灯する、エンジン自体の調子がおかしいといった場合は、エラーコードが出ている場合があるので、ショップや整備店で診断してもらった方が安心です。
今回のように原因が単純なバッテリーならラッキー。
違ったら、ちゃんと調べてもらいましょう。
まとめ|セルが回らない原因は10.5Vまで低下したバッテリーだった

猛暑の渋滞でオーバーヒートしてから、突然調子がおかしくなった私のシグナスX。
経年劣化、乗る頻度の低下、猛暑。
いろいろ重なった結果、あの日に一気に症状が出たんでしょうね。
それにしても最近の夏、暑すぎです。
人間もバイクも壊れるってw。
古いシグナスXに乗っている人は、セルの回り方に違和感がなくても、数年使っているバッテリーならたまに電圧をチェックしておくと安心です。
出先で突然、
「セル回らん!」
となると、マジで焦りますからね。
今回私は千葉のジョイフルへ向かう途中、かなり走った先の何もないところで止まったので、本当に焦りましたw。
とりあえずテスター一本。
古いバイク乗りには、持っておいて損はないと思います。

