こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回は動物の「リアルな猫」を鉛筆画で描いてみたよw。
初心者おじさんの趣味入門です。
猫の絵は、正直言って私、ちょっと苦手意識あるんだよねぇww。
なので、あえて苦手な「猫」に挑戦です。
動物の毛並みの表現にチャレンジですがほとんど描いた経験が無いのでほぼ初挑戦。
今回もマジで練習ですよw。
正直私は、ぼかしや塗り方、質感などは初心者レベルだからねぇ、グラデーション技法、質感の出し方もよく分かってないので動物の毛まみれの表現、特に短毛種は一筋縄ではいきませんわw。
鉛筆画は後片付けも簡単で、隙間時間でちょいちょいっと描けるのでお絵描き初心者のおじさんにもおすすめですよ。意外とリアル系イラストの人も鉛筆使って描いてるので練習しといて損は無いですw。今回も描いていく流れや手順などを追ってますよ。
今回の課題は「短毛種の毛並み」の表現。
前回犬を描いてみましたが、今回は「猫」です。
毛並みは全然違いますよねww。
猫の短い、「短毛種の毛並み」がうまく描けるのかが課題です。
簡単そうで、意外と難しい猫の毛並みの描き込みになりそうで、ちょっとモヤッとしてるのよww。
もう一つの裏課題は、細い白い線をうまく引けるかです。
前回鉄筆で全くできなかったので、今回は消しゴムマスターに変身して挑戦ですよww。
正直、今回はかなり時間がかかってしまいました。
忙しくてなかなか時間が取れなかったというのと、描きこみに苦戦したっていうのがあって、隙間隙間を縫って描いたので、1か月半近くかかってしまいましたよww。
ぶっちゃけうまくいくかどうかやってみないと分からんという感じだったので、描いている途中経過も試行錯誤がモロ残ってて、ちょっと恥ずかしいわぁww。
まあ、今回はホントに練習って要素が多いですが、途中経過も参考になればって感じですww。
猫を描くときの基本的な描き方とコツ
今回顔がメインで全体像を描かなかったので、猫の骨格などは気にしてなかったですが、猫を描くとき気にしたポイントは、この4つ。
- 目の描き方
- 鼻の描き方
- 毛並みの描き方・特に耳
- 光の当たり方と影
基本的には前回の「犬」と同じです。
動物の顔を書くときのポイントは、やはり目と鼻でしょうね。
言わば「目は口ほどに物を言う」の通り、特に表情の表現において重要な要素とだと思ってます。ただし、表情を強調しすぎると人間っぽくなってしまうので要注意ww。また、人間にはない独特な鼻の形状も表情にかなり関わってくるので、目と鼻の三角形の関係というのも、かなり意識した方が良いと思います。目と鼻の位置や濡れ具合は、動物を描くときのポイントですよww。
猫は瞳孔が細いですが、逆に光を反射する白目の部分が広く微妙な光の反射をするので要注意。
また、毛並みや毛の流れ、質感の表現も、毛の一本一本に光がどう入ってるのか、どこが反射しているのかっていうことで、かなり深みや表現、リアリティが変わってくる部分です。
今回は特に短毛の毛の流れと影が細かくて、四苦八苦しましたw。
動物を描くときは、かなり細かい部分ですが、こういった光の入り方を念入りによく観察してネチネチ描き込むのが、描き方のコツになるんじゃないでしょうかねww。
鉛筆画入門!「リアルな猫」動物画の描き方と手順
早速「鉛筆」でのリアルな猫の絵の作品作りです。
今回は「短毛種の毛並み」の表現がメイン課題なので、どうしてもそちらが中心、引き立てる感じになりますw。
下書き・デッサン
ケント紙に鉛筆で薄く下書きしていきます。
ここでデッサンが狂ってしまったら元も子もないので、慎重に描き上げますw。
猫の毛並みや影表現の模索w
今回は、ちょっと描き出しの描き方を変えました。
猫の白い毛が光を浴びて光る感じが出したかったので、猫のバックを少し中間色で暗くしました。
6Bの鉛筆を別の紙に擦りつけて、その擦りつけたものをティッシュペーパーで取って画面の背景にザックリ伸ばしました。
後は描きながらバランスを見て鉛筆で濃く塗っていく目安になります。
全体の感じを淡く形にしていきます。
先に目を描き込んでしまいました。
ちなみに、今回はかなり全体を見ながら描き込まないといけなそうだったので、画面を汚さないように下に敷いてる紙を、コピー用紙から100均の書類用クリアファイルに替えました。
プロはアクリル板とか使ってるみたいだけど、結構いい値段するからねぇw。私はクリアファイルで代用です。これ、意外といいよ。透明だし、程よい柔らかさと硬さでA4サイズで大きいし、100円で6枚も入ってるのでかなり重宝してます。
下の絵も透かして見たいって時は、ぜひ使ってみてください。
バックの影の中に、消しゴムで猫の髭を描き込み、毛並みの流れを意識しながら、猫の顔を描き上げていきます。
ここではまだ第一段階って感じで、陰影を強くは描き込んでません。
分かりにくいので拡大すると、毛並みの流れは、まだ追っているって感じで描き込んでいますよね。
体部分まで描き上げて、陰影の濃い部分、模様の濃い部分のコントラストを上げていきます。
毛並みの描き込みもある程度細かく描き込んでいきます。
毛並みの描き込みとしては、拡大するとこんな感じです。
まあまあこのサイズとしては描き込んでるって感じでしょうか。
細い消しゴムで手前側の髭を描き、全体的に細い消しゴムで毛に光が入っている部分を丁寧に白抜き、描き込んでいきます。
猫の耳部分など、細かいホワイトを入れて、影を濃くしていきます。
正直、この段階で完成へと持って行ってしまってもよかったんですが・・・。
う~ん、なんか毛並みの感じが納得いかないっていうか、リアリティに欠けるような気がして、さらに書き込むことに決定!
ぶっちゃけ、ここからは自己満足の世界ですww。
もう、この段階ではパッと見、何が違うのか分かんないよねww。
相当細かく描き込んだり消しゴム入れたりで、かなり試行錯誤してるんだけど、うん、描いてる時は凄く違うと思ってたけどね、こうして途中経過を並べてみると、違いがほとんど分かんないわww。
まあ、だいぶ細かくなったのだけは確かですよ。
拡大するとこんな感じ。
上の拡大図と比べると、だいぶ細かくなってきてるのが分かると思います。
このまま突っ走っていくと終わりが見えないというか、スーパーリアリズムになってきそうだったので、ここらで留めますww。
目がしょぼしょぼしてきたわw。
仕上げ・完成
細かい微調整を描き込んで、ハイライトを入れ直します。
もうちょっと濃淡のメリハリを全体的に付けて、
完成!
なんとか形になったけど、課題の「短毛種の毛並み」は、そこそこちゃんと描けたかなぁって感じですかねww。
もっと上手い人はそこそこ手を抜いて、サラッと描き上げてるので、全体的に力が入りすぎてる私は、まだまだ修行不足ってところでしょうww。
極細の白抜き線については、何となくめどがついてきたって感じですが、どうしてもぼんやりとした感じになってしまうので、バキッとシャープに描くにはどうしたらいいか研究が必要ってところです。
なんか、やればやるほど課題が増えてくなぁ~ww。
最後にフィキサチーフを軽く吹きかけて、終わりです。
リアルな猫の動物画を鉛筆で描いてみた、描き方・コツ まとめ
今回は動物の「猫」を鉛筆画で描いてみました。
毛むくじゃらの動物はなかなか難しいねぇww。
今回もかなり苦戦したのが、経過を見てても分かると思います。
毛並みの描き方とコツっぽいことは何となく分かってきたって感じっスかねw。
やっぱり白抜き箇所をうまく残しながら描くのがコツでしょう。
うん、やっぱり目は大事。今回毛並みの方に力が入ってたので、目については最初に描いてそのままでしたが、この目が変だったら全部、崩れちゃうからねw。
まあ、とはいえ今回は苦手意識があるせいか、ちょっと力み過ぎたねw。
全体的にイィ~~~ッて感じがしますわww。
もっと脱力した部分とのメリハリが必要ですw。
動物って今回描いたような毛並みだけじゃないからねぇ、いろいろ描き分けられるように数描かないとダメっぽいよねぇ。
次回はフワッと柔らかい毛並みにも挑戦しようかなぁww。
ぜひ皆さんも動物の絵にも挑戦してみてくださいww。
今回使用した鉛筆、道具や画材
今回鉛筆画に使った道具や画材はコレ。
- 三菱鉛筆 Hi-uni 6B・4B・2B・Bでメインは2B・4B
- 鉛筆ホルダー
- 練り消しゴム
- ペン型消しゴム、MONO ZERO
- カッター
- サッピツ・綿棒
- ティッシュペーパー
- 鉄筆
- 爪やすり
- ラストに定着液として、フィキサチーフ
いつも使ってる基本の道具にちょっとプラスアルファって感じです。
鉛筆はHi-uni。
今回は正直硬い鉛筆はほとんど使ってません。毛並みを消しゴムで細く描き込んでいたので、消しやすい柔らかい鉛筆メインです。ほぼ2Bと4Bしか使ってないですね。
今回も大活躍は細い消しゴムのMONO ZERO。毛並みの描き込みやハイライトで超使い込んでます。
ぶっちゃけ今回このMONO ZEROがなかったら書けなかったですわww。
鉛筆ホルダーは色鉛筆のページでも書いてますが、プッシュ式はマジでおすすめ、使いやすい。
今回擦筆や綿棒も使いましたが、あまり多用はしなかったですねww。
道具類についてはページ下にまとめてるので確認してみてください ↓。
ちなみに今回、MONO ZEROの先端をこんな感じで斜めにカッターで輪切りにして先端を使って描いてます。
細い消しゴムをさらに極細にして、細い線を生み出すのにかなり苦労してますw。
また、今回は柔らかい鉛筆を尖らせてガリガリ描いてたので、先端を尖らせるのを簡単にするためにやすりを使いました。芯だけ削って尖らせてます。
こういうやすりって画材に専用のがあるんだけど高いんだよねぇww。私は今回形状が近い100均の爪磨き用のやすりを使ってみたけど、これ、当たりですw。程よい荒さで形も使いやすい。捨てても全然惜しくないw。マジで試してみてw。
紙はいつものKMKケント紙です。
B4サイズ。
超細目のミューズ、普通の安いKMKケント紙を使いました。
こんな感じかな?