こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回はイケメン男性を鉛筆画で描いてみました。
初心者おじさんの趣味入門です。
前回色鉛筆で人物画を描くようなことを言っておいて、結局また鉛筆習作ですww。
いやぁ~、超難しかったww。
ぶっちゃけこの手のイケメン、美女は超苦手w。
今回かなり苦戦しました。
まあ、練習ですよ、練習ww。
ぼかしや塗り方、質感などは初心者レベルだからねぇ、グラデーション技法、質感の出し方もよく分かってないので意外と肌の表現が、実際リアルに描いてみましたが、超難しいw。
いつもだったら面倒なので2B・Bの鉛筆1本で肌は描き込んでしまうところ、今回はこのイケメン、薄手の肌色のグラデから濃い色までありやがるので、6Hまで使って滑らかな肌感に初挑戦!
なに? あまりいつもと変わらない?
そういうことはこっそり聞こえないところで言え!
まあ、今回の課題は「肌感」っていうことで間違いはないんだけどね。
わざと指を組んだモチーフにしてるのもそれが目的な訳だしww。
ん~、自分で自分を追い込むねぇ~、Mだねぇ~w。
正直今回も描きながらいろいろ試しつつの試行錯誤の連続でしたわw。
そういえば先日画材屋で色々物色してレジに持って行ったら、私の前で会計していた20代ぐらいのお兄ちゃんが目が合った瞬間第一声「え? 絵を描くんですか? みえないぃー!」だって、失礼な!w。「親方顔だからねぇ♪」って言ったら店員も大爆笑。どうやら私の「棟梁顔」「親方顔」は健在のようですw。
漂う雰囲気が自他ともに認める土建屋臭漂う私ですが、ホントはITの人なんですけどねぇw。物静かでむやみに暴れたりしない人なんですよw(?)多分ww。見た目と中身がだいぶ違う、こんな私でもお絵描きで遊べる鉛筆画はおすすめですわ。
鉛筆は後片付けも簡単で、隙間時間でちょいちょいっと描けるので初めてのおじさんにも気楽で奥が深いのでいいですよ。意外とリアル系イラストの人も多用してるので練習しといて損は無いですw。今回も描いていく流れや手順などを追ってますよ。
今回使用した鉛筆、道具や画材
今回鉛筆画に使った道具や画材はコレ。
- 三菱鉛筆 Hi-uni 4B・2B・B・H・2H・4H・6HでメインはB
- 鉛筆ホルダー
- 練り消しゴム
- ペン型消しゴム、MONO ZERO
- カッター
- ラストに定着液として、フィキサチーフ
いつも使ってる基本の道具ですね。
鉛筆はHi-uni。ステッドラーでもいいですが、好みの問題です。
今回も大活躍は細い消しゴムのMONO ZERO。髪の毛の描き込みやハイライトで重宝してます
鉛筆ホルダーは色鉛筆のページでも書いてますが、プッシュ式はマジでおすすめ、使いやすい。
カッターは鉛筆を削るのに使ってます。
紙はいつものKMKケント紙です。
B4サイズ。
超細目のミューズ、普通の安いKMKケント紙を使いました。
特に目新しいものは無いかな?
男性の鉛筆画の描き方、テクニックと手順
早速「鉛筆」での男性画の作品作りです。
今回は「肌質」がメイン課題なので、どうしてもそちらが中心、引き立てる感じになりますw。
下書き・デッサン
ケント紙に鉛筆で薄く下書きしていきます。
ここでデッサンが狂ってしまったら元も子もないので、慎重に描き上げますw。
リアルに描くポイント部分描き、濃淡
リアルに書くときのポイントになる部分、 目・鼻・口のバランスを取って描き込んでいきます。
ぶっちゃけ一番神経を使う表現のところですよねw。
肌の陰影も6H、4H、2Hを中心に薄く描き込んでいきます。
正直今回は部分的に分割して描いてはいるけど、それほど卓越した技術やテクニックが私には無いので、全体像を見ながら全体的に手を入をいれるっていう方向性にならざるおえません。何となく完成まで色が薄い印象はあると思うけど、ご容赦ww。
髪の毛・顔の描き込み、グラデーション表現の模索w
顔の全体像を把握するために髪の毛の流れを描き込んでいきます。
短髪なので、変に動きがある髪の毛。結構後々苦労しそうww。
髪の毛が見えたきたおかげで顔の濃淡とグラデーションをもう手値段階上げて描き込みました。
さらに髪を描き込んで濃くしていき、背景もちょっと描いて、バランスを確認していきます。
ここで下手するとガラガラッと崩壊しかねないので、意外とこのバランス取りが大変ww。
思った以上にこのイケメン、難しいぞww。
あんまり関係ないんだけど、こうやって毎回描いてる途中経過を写真に撮っているわけなんですが、これって結構難しいねw。写真に撮るとちょっとした角度のズレとかで、結構顔とか歪んじゃうのよww。私は 丸型のシーリングライト一つと自然光だけでお金をかけずにスマホでパチパチ撮ってるだけなんで、途中経過の写真でちょっと顔とか紙とか歪んでたらごめんねw。撮ってて結構気になるもんでww。
手のひらと指の描き方・表現描き込み
今回の難関の一つ、手のひらと指の模写です。
結構難しいですが、顔の肌色や質と合わせないと、取って付けたようになってしまうので要注意w。
結構神経使います。
指と洋服の描き込みグラデーション
洋服と指を描き込んで形を明確化します。
完全に色が薄いので、さらにワントーン上げて、と言ってもここからはガリガリ濃くなるように描き込むっていう、指が痛くなる地味な作業ですわ。
基準になるトーンの濃さがある程度自分でも把握できてきましたww。
手の甲ともう半分の体と服の描き込み
身体の右側半分は描いてる自分の右手が触って汚してしまうかもしれないので、あえて後回しにしてました。
ここを描き込んでいきます。
完全に左半分で全体のトーンを掴んでいるので、そのトーンに合わせて描き込むだけです。
まあ、洋服の部分は濃度も濃いですし・・・ざっくりですw。
仕上げ・完成
細かい微調整を描き込んで、ハイライトを入れ直します。
もうちょっと濃淡のメリハリを全体的に付けて、
完成!
結構難題だったけど、まあまあ、今回の課題だった肌の感じもうまく描けたんじゃない?
今回いろいろ薄い鉛筆を試してみて、学ぶことも多かったので、良しとしましょう。
一つ気になったのは、鉛筆の場合、時間を置くと鉛筆の粉が馴染むというか、落ち着くというか、少しトーンが変わるんだね。まあ、鉛筆画では常識なのかもしれませんが、今回初めて気が付いたので、色の濃い作品の場合、最後にちょっと濃い部分を描き込んでメリハリを出さないとダメですねww。
最後にフィキサチーフを軽く吹きかけて、終わりです。
「イケメン」人物画を鉛筆で描いてみた、描き方・コツ まとめ
今回はイケメン男性を鉛筆画で描いてみました。
いやぁ~、鉛筆での肌のグラデーション、超難しいわぁww。
これは何枚か回数を稼いで描き方を覚えないとダメだねぇ~。
自分で課題を作ってやってみるって、結構大事だわww。
写真の枚数的にサラッとやってるように見えるかもしれないけど、かなり悪戦苦闘してんのよ、マジでw。おかげで色々やり方を自分なりに見つけられたと思うので良しとしましょうよw。
え? それを教えろって? う~ん、感覚的なものなので説明が難しいかなぁww。
一つ言えるのは、硬い鉛筆から柔らかい鉛筆へと普通は塗り重ねていくんだと思うけど、薄い色でのグラデーションは、グラデーションを作った後、2段階下の硬い鉛筆を使ってグラデーションを伸ばすっていうのが今回上手くいったねw。
まあ、応用範囲が広いし、特に女性の肌の場合はこのタイプの肌色感って多いと思うので、いろいろ挑戦してみてくださいw。