

こんにちは!Attaboy運営人のアキラおじさんです!
先日パソコンがぶっ壊れました。
いや、マジでマジで!
YouTubeを見てたら突然フリーズ→再起動→「OSが見つかりません」でBIOS画面に張り付いた・・・
そんな“ある日突然”に遭遇しました。
結局、CドライブのSSDが物理的にご臨終。
SSDはこういうことが突然起こるから怖いよねぇぇ。
最悪修理に出さないとデータは復旧しない可能性あり・・・
ハードディスクだけの交換でOS入れ替えて対処しようかと思ったんだけど、正直そこそこ古くなってきてるしパソコンがないと仕事も何にもできないし・・・で買い換えることにしました。
Windows 10から11に乗り換えができたのでラッキーと思ってたんだけど、どんでん返しだよね。
今回はその実体験をベースに、原因切り分け→応急処置→復旧・移行→再設定のコツまで、検索で来た人がすぐ動けるように整理しておきます。
※今回はパニクってて写真撮り忘れてました。写真ほとんどありません。
症状:BIOS画面から先に進まない
よくある原因
- 起動ドライブ(C:)の物理故障:SSDは予兆なく逝くことがある
- 起動順の乱れ:USBメモリや外付けドライブが先になっている
- SATA/NVMeケーブル・スロット接触不良:抜き差しで復帰することも
まずやる一次切り分け(5〜10分)
- 外付けUSB・SDカードを全部抜く
- BIOSのBoot順でCドライブが先頭か確認
- SATA/NVMeの認識(型番が見えるか)を確認
- 型番が見えない・SMART異常→ドライブ故障濃厚
データ優先なら、自力で書き込みをしないこと。通電・上書きは最低限に。
緊急時の最優先:データの保全
できる人向け:別PCで読み出し
- 壊れたPCから起動SSDを外し、USB接続ケースで別PCに接続
- 認識したら必要フォルダだけコピー(ユーザーフォルダ/デスクトップ/ドキュメント/ピクチャ等)
迷ったら:復旧業者 or 買い替え
- 仕事が止まるなら、PC買い替え+バックアップからの復元が最短で確実
- 物理故障が濃厚・どうしても欲しいデータがある→復旧業者の見積もりも検討
データバックアップの重要性

今回はディスクトップパソコンだったということもあり、バックアップ済み。
- 内蔵データ用HDD(OSとは別)
- 外付けHDD(定期コピー)
- クラウド(OneDrive)
→ 3箇所に分散してたので致命傷を回避できました。
私はノートパソコンをほとんど使わないので分からないけど、ノートパソコンの場合はクラウドメインでデータバックアップとってるのかな?
こういう目に遭って初めて感じるバックアップの重要性!
マジで事前に対応しておいたほうがいいよ、本当マジでw。
特に今回すごく助かったのはWindowsのOneDrive。
あまり評判よろしくない、特にメール系でトラブルが起こることが多いOneDriveですが、カスタマイズしてオンしといてマジで良かった。
OSで使ってる起動HDD内部のデータのバックアップはさすがにとってないからね。
- お気に入り/ドキュメント/デスクトップがほぼ復元
- 同期が嫌なフォルダは選択同期にしておくと混乱しない
今回の選択:BTOでPCを買い替え(Ryzen 7へ)
結局今回はパソコンの買い替えにしました。
突然の出費、トホホ・・・
前回もパソコン工房のBTOパソコンでカスタマイズしたものを注文していましたが、今回もパソコン工房のBTOパソコンです。
新しいパソコンが届くまで約1週間、思わぬ形でお休みができてしまいましたw。
※BTO(パソコン工房など)は到着まで約1週間。仕事が止まる期間を見込んで段取りを。
今回買ったのはAMD ryzen 7
今までずっとIntelしか使ったことがなかったんだけど、今回は人生初のAMDです。
並行作業だったらAMDの方が優れてるっていう話は聞いてたし、マザーボードにグラフィックボード内蔵がデフォルト(もちろん外付けも可能)と聞いたのでどうなのかなと思ってたんですが・・・
うん、私には全然違いが分からんww。
価格も安いしIntelのトラブルもちょっと聞いてたし、トータルすると結構コスパがいいのでは? これはアタリかな?
多分長時間の動画の編集をバリバリやるとかレンダリングでガチャガチャやるとか、超絶プロフェッショナルな作業をしない限り、私ぐらいのパンピーユーザーには違いなんざ分からんわw。
これで充分ww。
新PC到着後:データ移行の最短ルート

移行の全体手順(デスクトップPC想定)
- 新PCの初期設定(Windows 11)
- 外付けHDD/クラウドからユーザーデータをコピー
- 旧内蔵HDDはUSB外付けケースで接続→必要分だけコピー
※SATA/IDE/NVMeなど規格を事前に確認(ノートは2.5インチ率高め)
- 主要アプリをクラウドから再インストール
- 細かい設定を手動で復元(後述のチェックリストが便利)
USB外付けケースを使う理由
- 内蔵に組まずに即マウント・即コピーが可能
- ケーブル規格違いのミスや、PCケース開閉の手間が無い
作業感想
正直バックアップデータ移行に関しては超簡単。
ディスクトップパソコンなので内蔵ハードディスクをそのまま付け替えちゃおうと思ったんですが、こちらも少し古くなってきているので、万が一のことを考えて新しいハードディスクにそのまま丸ごとコピー。
こういうときに内臓に組み込んじゃうという方法もあるけど、内蔵ハードディスクを取り外し、USB接続できる簡単なUSB外付けケースが売ってるのでそれを使った方がかなり楽です。
設定とかマウントとか面倒くさいこと一切なしでできるんでw。
私も今回はそういったUSBケースを使いました。
ただしディスクのソケットの規格が3種類ぐらいあるのでそこはちゃんと確認して買ってね。
特にノートパソコンはソケットが小さいタイプだと思うので要注意。
問題はOSハードディスクにしか入ってないデータ
問題はOSの入っているハードディスクがぶっ壊れてしまったので、OSと絡んでるデータ類でしたね。
正直復旧できたものと再設定し直したものと両方あって、結局丸3日の作業になりましたw。
メール(Outlook)—メール設定や履歴
アカウント設定・署名・ルール・連絡先については全滅。
履歴についてはちょこっとだけ戻せました。
gメールメインの人にとってはなんのこっちゃって思うかもしれないけど、私のようにOutlookを使ってる人などは結構大打撃。
正直OneDriveにバックアップデータが残ってたんですが、このデータも破損で真っ黒。
メールアドレス関係も全部ダメだったので、結局サーバーから再設定/IMAPで再同期(PSTは別途定期エクスポート推奨)開いて全部設定し直しということになってしまいました。
メール関連についてはほかのブログなどを見ても、ほぼ全滅しているケースが多いので、これは覚悟しておいた方が良いかもしれません。
ブラウザ—お気に入りや拡張機能・プラグイン
ブラウザのお気に入りは、 OneDriveの中に丸ごとバックアップされているので結構な確率で元に戻せます。
ただし機能拡張やプラグイン、パスワード管理等、カスタマイズに関しては全部設定し直しです。
もしかすると各ブラウザごとにサインイン同期をONにしておくとバックアップができるのかも?
正直私はEdge/Chrome/Firefoxの3つのブラウザを使ってるので面倒なので登録してませんでしたw。
まあカスタマイズしてる部分の再設定なので、かなりマニアックな部分。作業が面倒でなければそれでもいいかなとは思っています。
FTP情報—最難関のひとつ
FTPソフトを使ってのFTP情報に関しては、完全にアウトですね。
FTPクライアントの接続情報ファイルは暗号化・ロックで読めないことが多いようです。
OneDriveの中にそれらしきバックアップは見つけたけど、ロックがかかってて開けないというのが現状でした。
正直言ってこれが一番再設定で時間がかかった部分かもしれないです。
関係各所に連絡を取りなおして、パスワードを送り直してもらったりして結構面倒でした。
いまだにわからなくなっちゃってそのまま放置っていうのもあるし・・・
会計ソフト—データはOKでも、周辺が面倒
意外と引っかかったのがこれ。
データのバックアップは別のハードディスクにとってあったし、電子帳簿保存法での保存データも別にしてあったので特に問題はなかったんですが、ソフトウェアの再ダウンロード手続きと設定が消えちゃっててちょっと面倒でした。
クラウド型の会計サービスに移行していたら、そもそも保存データが手元にないので何の問題もないと思います。
ただ、私のようなマイクロ法人で月に何万も払えないような人だったら会計ソフト使って自分で経理処理してる人の方が多いんじゃない?
こういう人はちょっと用心しといたほうがいいかも・・・。
あと電子申告の場合、ソフトの再インストールとICカード再認証が必要になるので届け出など、この辺もちょっと手間ですね。
Adobeなどのソフトの設定
正直ソフトウェアなどの再インストールは、クラウド対応であれば意外と簡単にすぐ出来ます。
ただしまっさらな状態でのインストールになってしまうので、今まで使ってた設定とか追加のプラグインとか、そういったものは全部再設定が必要になってしまい、これがかなり面倒です。
私がよく使っているアドビ系のソフトでもCreative Cloudで再インストールは簡単でしたが、再設定し直しが大変でした。
特にフォントやプラグイン、FTPなどは正直前回、何をどう使ったのかが全く分からなくなってしまいそのままデフォルトになってるところも実はちょいちょいありますww。
また細かい微調整の設定とか「あれこれどうやって消すんだっけ?」みたいなところがちょいちょい後から後から出てきて今だに設定しなおしたりしてますよw。
自分が使いやすい状態に戻すまでかなり時間がかかると、まあ覚悟しておいた方が良いと思います。
対策:次回“突然死”に備える設定
日常のバックアップ動線を作る
- 3-2-1(3つのコピー、2種類のメディア、1つはオフサイト)
- OneDrive/Google Drive/Dropbox等のアクティブ同期
- 週1の外付けHDD差分バックアップ(Windowsなら履歴機能も活用)
起動ディスクはSSD+データ別ドライブ
- C:はOSとアプリ専用、D:に案件データ
- 異音やSMART警告は即クローン(クローンソフトは無料でも可)
リカバリUSBを作っておく
- Windowsの回復ドライブをUSBで作成
- BitLockerキー/OSライセンスなど重要キーは紙でも控えを
まとめ

今回私のパソコンがぶっ壊れてしまったことについて報告しました。
まあ正直突然の出費だし、色々仕事が全部止まっちゃうでかなり痛かった。
愕然とするというより怒髪天でしたがこういう時こそポジティブシンキングですねw。
仕事や制作データのバックアップを、神経質と言われながらもばっちり取っておいて本当に良かった。
ほんとにバックアップって大切だよ、マジで。
経験者は語るだね。
今回のことで、バックアップが取れるものと取れないものというのも結構はっきりわかったし、意外とOneDriveがいい仕事するっていうのも分かりました。
使わなくなっていたソフトやデータ類なども今回のことでかなり整理もできたので、まあこれも怪我の功名ということでOKとしておこうかと思っています。

