こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回はVuPlex(ヴュープレクス)がプレクサスの代替品になるか、実際使ってみた正直な感想ですw。
Plexus(プレクサス)が手に入りにくくなって久しいですが、販売終了という訳ではないようです。単純に原材料が手に入りにくくなってしまい、開店休業中ってことらしいですよww。
ここでプレクサスの代わりになると有名な、VuPlex(ヴュープレクス)。
メッチャ褒めまくっている記事が多いけど、どうなん?
VuPlex(ヴュープレクス)はプレクサスの同等品って言われているけど、代替品になるのか?
正直かなり以前に使ってみた記憶はあるんだけど、使いにくくて良い印象が無いんだよね。今回偶然ドンキで見かけて使いにくかったノズルが改善されているっぽいので買ってみました。
正直完全にどんな感じだったか忘れちゃってたものでw。
幸い、プレクサスは未開封が2本、半分以上残っているのが1本、私の手元に転がっているので、品薄状態なのにガッツリ普通に使える状況ですww。
実際、VuPlex(ヴュープレクス)をバイクの洗浄・艶出しに使ってみました。見た目の輝き具合や綺麗さ、コーティングや保護効果、耐熱温度なども比較チェックしてみましたよ。
結論! VuPlex(ヴュープレクス)はプレクサスの代替品になる?
いきなり結論!
VuPlex(ヴュープレクス)はプレクサスの代替品にはなりませんわw。
何じゃ、こりゃって感じだよww。
別ページでトラックボールマウスに使った時には結構良い評価をしたんですが、車・バイクのボディに使った場合は全然ダメ。
輝きはイマイチ、伸びない、拭き取りづらい、マダラになると、代わりにはならないですわw。
もちろんプレクサスにもそういうクセ強の所がデメリットとしてあるにはあるけど、ここまでは酷くないよねw。
量を価格で割れば、ほかのコーティング剤と比べると約半額の商品なので、持続時間や輝き具合も半分と思っておけばいいのかな? 期待しすぎはダメですw。
元々アメリカで有名なPlexus(プレクサス)、ヨーロッパ・オーストラリアで有名なVuPlex(ヴュープレクス)と住み分けしていた商品。
同じアクリル系溶剤の匂いがしますが、VuPlex(ヴュープレクス)はその匂いを上書きするようにオレンジの香りが付いていて、プレクサスのような透明の液体ではなく、泡状のオレンジ色の液体が出てきます。
天然素材や中性溶剤がベースになっているのも、環境保護が厳しいヨーロッパ仕様といったところでしょうね。
ほとんど中身は同じ同等品と言っている人が多いけど、似ているけど、全くの別物っていうのが私の感想です。
知らなきゃこんなもんかで済むと思うけど、たぶん、プレクサス愛用者だった人であればあるほど、ガッカリすると思いますよw。
むしろ代わりになるのは、
- ゼロフィニッシュ
- バリアスコート
- エックスマールワン
- エフダブリューワン
この4つの方がそれぞれタイプが違うけど、プレクサスの代わりになると思います。
一番似ているのは、ゼロフィニッシュかな?
ん~、失敗したかなぁww。
ちなみにバリアスコートとプレクサスの違いと使い勝手については別ページでまとめています。
VuPlex(ヴュープレクス)のレビュー
実際に使ってみた感想です。
今回はいつものパターンで私のシグナスに施工してみましたw。
VuPlex(ヴュープレクス)のノズルが改善
硬くでドバっと出てしまう、オーストラリアではメジャーでも日本では見たことがないノズルが普通のノズルに変わっています。
今回私が買ってみた理由の一つでもあるんですけど、もしかしたらこれはドン・キホーテオリジナル(?)かもしれませんね。日本正規品は前のオレンジ色のノズルのままなのでw。
まあこのオレンジ色ノズルが気に入らなければ、普通の缶スプレーのノズルと交換するのが定番なので問題ないんですけどねw。
VuPlex(ヴュープレクス)を使ってみた感想
元々かなり綺麗に維持しちゃっているので、変化が分かりにくいかもしれないけど、その辺はご容赦w。
こういうタイプのコーティング剤の使い方は、洗浄効果もあるので、まずは汚れ落としを優先。
ザッと吹き付けて、20秒~30秒ほど時間を置きます。
ここで早速プレクサスとの違いがありますね。
VuPlex(ヴュープレクス)は少し泡立っていて吹き付けただけだと半透明です。
オレンジの香りが結構すごい。
拭き取ってみたところ、もう、ここでビックリw。
全然綺麗に拭き取れない~w。
もしかして量が多すぎたのかと思って別のところで試してみたけど、結果は同じ。
写真だとピカピカで分かりにくいけど、近くで現物を見ると、何じゃこりゃ?ってレベルです。
伸びない、拭き線が出る、拭きムラがある、全然輝きが足りないw。
元の安物液体ワックスで磨いてあった方がよっぽど綺麗という状態です。
結構私、唖然としてるんだけど、分かるかな?
私が結構コーティング剤にこだわっていろいろ使っているから目が肥えている、ってわけじゃないよね?
違うよね?
「濡れていても使える」と得意げに書いてあったので、もしかしたら使いかたを間違えた?
バリアスコートの裏テクのように、水にものすごくよく溶けて薄く伸びるものかもしれないと思って試したのがこれ。
ちょっと写真だと分かりづらいかもしれないけど・・・。
水を含んだら半練りのワックスみたいに白くなって、全然拭き取れない。
しかも全く伸びないので・・・これ、どうしたらいい?
乾いてから磨いたけど結構マダラになりますね。
確かにプレクサスも同じように塗れたところに使うと泡立って同じように白くなっちゃうんだけど、あくまで細かい泡。こんなワックスみたいな感じにはならないです。そこそこ伸びるし、乾いた後も綺麗に拭き取れる。
この違いは結構大きいですよw。
プラスチックパーツや未塗装プラスチックにも使えるって書いてあったので、そちらも試してみました。
これはプレクサスと同じだね。
未塗装プラスチックに吹きかけると思った以上に白っぽくなってしまいます。
特にエンボス加工してあると、へこんだところは確実に白くなるね。
これはまあ、ガラス系のコーティング剤あるあるなので、しょうがない。
ただ、使えるって書いてあったので、ちょっと期待した分、残念だねw。
VuPlex(ヴュープレクス)とプレクサスの保護効果と耐久性・見た目の違い
正直施工した見た目はだいぶ違うね。
保護効果も、別ページのトラックボールマウスのところで書いているんですが、おそらくVuPlex(ヴュープレクス)はプレクサスと同じガラス系コーティング剤ではないと思いますね。
硬化したガラス繊維の保護膜が剥がれてこないです。
多分、ポリマー系のコーティング保護剤と特殊なワックスの組み合わせだと思うよ。
そもそもプレクサスとは構成している土台から違うんじゃない?
その分ガラス系コーティング剤と比べてしまうと保護効果の耐久性や見た目の輝き方っていうのは劣るんじゃないかと思います。
VuPlex(ヴュープレクス)の場合、コーティングというより汚れ落としとして使った方がいいんじゃないかな?
実際使ってみてそんな感じがしますね。でも水を使っちゃうと半練り状態になっちゃうし、ある程度汚れが落ちるんだけどちょっと強めの水垢までは落とせない感じかな?
バイクや車の洗車の時にちょっと凹んでいる場所やボルトの締めてある場所などに、シャッと吹きつけて汚れを取るっていう使い方がプレクサスやバリアスコートではできたんだけど、VuPlex(ヴュープレクス)だと噴射液が透明じゃないし泡が立つのでそれもできない。
結構使いどころがない?
難しいところにはまっちゃってるよなぁww。
微妙にどう使っても寸足らずというか、使いづらいんだよね。
ちょっと考えただけでも、もっと良いコーティング剤は結構あるからなぁw。
やっぱりお値段なり、ってところですかねぇw。
とりあえず私は、1缶無くなるまで車のホイールの保護と防汚専用にすることに決定w。
耐熱温度や泥弾きはどうなの?
VuPlex(ヴュープレクス)の耐熱温度は、300度。
プレクサスが耐熱温度1300度だったので、それよりは低いけど、バリアスコートの耐熱温度300度と同じなので、エンジンやマフラーなどに使っても問題なさそうです。
しばらくはエンジンが温まってくるとオレンジの香りがするようになるけどねw。
ただこれも正直言ってかなり使いにくいです。
問題は噴射液の状態だよね。
プレクサスみたいに透明の水みたいだったら、ばぁーっと霧状に薄く吹き付けてサッと拭けばいいだけなんだけど、VuPlex(ヴュープレクス)は泡状でべったりタイプ。ネチネチ拭かなきゃいけないのが非常に不便。車のエンジンルームなんて最悪だよww。
泥弾きはそこそこ効果があるみたいなんだけど、これも基本的には同じ。
フェンダーの内側など、泥対策で撥水効果を求めてサッと一吹きしておきたいんだけど、これもガッツリついちゃうんで、拭き取りが必要。
やっぱり使い方が難しい、面倒と思ってしまいますねww。
Plexus(プレクサス)とVuPlex(ヴュープレクス)の効果はほとんど同じ?
正直、効果は同じかもしれないけど、見た目の輝き具合や使い勝手は全然違いますわw。
よくこのVuPlex(ヴュープレクス)を褒めている人がいるなってぐらいです。
ぶっちゃけ、プレクサスを使っていた人って、
「ガラス系コーティングの、あの艶めかしい輝き」
が欲しくて使ってたんでしょ?
そういう意味で言えば、使い勝手やムラになって伸びないのも含めて0点です。
汚れ落とし効果で言えば60点。
保護効果、コーティング効果で言うと50点って感じじゃないかな?
拭いていると静電気も起きるので、ホコリもメッチャつくしねww。
クルマはともかく、入り組んだ作りのバイクには全然向かないタイプだと思いますよ。
多分ホントにガラスコーティング剤じゃないと思うよw。
全く別物と考えた方が良いんじゃないかな?
もしPlexus(プレクサス)の代替品としてVuPlex(ヴュープレクス)を選ぶとしたら、私はおすすめしません。
別の違うものとして使い道なり使い方を考えた方が私は良いと思うね。
結局代わりはどれがおすすめ?
今回意外とプレクサスと似てたんだなぁって改めて思ったのが、シュアラスターのゼロフィニッシュ。
元々は全然違うと思っていたんだけど、VuPlex(ヴュープレクス)を使った後だと、使い方や使い勝手、感覚的な部分がかなり似ていると感じましたね。
むしろプレクサスよりクセがないので、使いやすいw。
簡単によく伸びるし、同じ使い勝手やギラ艶のコーティングの輝きを求めるんだったら代替品として、VuPlex(ヴュープレクス)よりも、ゼロフィニッシュを私はおすすめしますわw。
無理してクセ強のVuPlex(ヴュープレクス)を選ぶ必要はないと思いますよ。
ブレクサスと同じような艶感、使い勝手だったら「ゼロフィニッシュ」ですが、それ以外にも、タイプは違うけど代わりになる私のおすすめはこれらですかね。
- バリアスコート
- エックスマールワン
- エフダブリューワン
バリアスコートは、バイク、クルマ両方に向いていますね。
ワコーズ製品なので、バイクユーザーの愛用者の方が多いかな?
高密度ガラス系コーティング剤で、コーティング剤としては一番本格的。
耐久性も高く、保護期間も3か月から6か月と長期維持で洗浄力もあります。明らかに保護コーティングがボディに乗っているという仕上がりになりますが、明るめの上品な輝きになりますよ。
塗りやすいし、よく伸びる。裏技も使えば結構少量で済んでしまいます。
ガラス系コーティングらしい艶感が欲しいならバリアスコートもおすすめです。
ぶっちゃけ私も愛用しているので使い勝手や裏技、コツなどは別ページにまとめているので気になる人はそちらを読んで。
エックスマールワンもバイク・クルマに向いています。
ただプロスタッフ製品なので、主に取り扱っているのはカー用品店。車ユーザーの方が利用者は多いかな?
これもガラス系コーティング剤で、使える一本です。
効果は2~3か月で、正直光沢感はバリアスコート、ゼロフィニッシュに少し劣るんですが、撥水効果は多分一番。泥弾き、防汚効果、撥水では外せないですねw。
使い勝手は抜群です。ポリッシャーを使うんだったら、多分一番ギラギラに仕上げられる逸品ですよww。
使用用途と好みですが、このエックスマールワンという選択肢もアリです。
エフダブリューワンはちょっとタイプが違って洗浄ワックスです。
水なし洗車&ワックス剤専用って感じですね。
光沢具合だったら一番ツヤツヤのキラキラですw。この光沢感はやっぱりワックスじゃないと出ない美しさだよねぇw。
吹き付けて汚れを浮かしたら拭き取るだけというお手軽簡単さはバイクには最適かもねww。
結構少量でもツヤツヤになるし、水弾きや防汚効果はワックスならでは。油膜もしっかりしていて、なんだかんだ1~2カ月ぐらいは持つんじゃないかな。
結構クセになる美しさに仕上がるので、最近私のイチオシです。
バイクや車はピカピカでなきゃ気に入らん!って人はぜひ一度試してみて。
VuPlex(ヴュープレクス)はプレクサスの代替品になる? まとめ
今回はVuPlex(ヴュープレクス)がプレクサスの代替品になるか、実際使ってみた正直な感想を紹介しました。
正直、VuPlex(ヴュープレクス)はプレクサスの代替品としてはおすすめできません。
知らなきゃこんなもんかで済むと思うけど、たぶん、プレクサス愛用者だった人であればあるほどガッカリすると思いますよw。
私のおすすめは、似ているものを探すのであれば、ゼロフィニッシュ。
コーティングのキラ艶感を求めているならタイプは違うけど、
- バリアスコート
- エックスマールワン
- エフダブリューワン
この3つ。
後はもう、使用用途と好み、おサイフとの相談ですw。
長所短所あるけど、プレクサス以上という所もあるものばかりなので、ぜひ一度試してみることをおすすめしますよ。