こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
おじさん相変わらず臭いには敏感で、香り、体臭は相当気にしてます。
ちょっとインターバルは開いてしまったのですが、3~4年前から香水のサムライ(SAMOURAI)が私の中で大復活。ビジネスでもデイリーユースでもちょいちょい使ってます。
そう、今回は私のお気に入りアラン・ドロン、サムライ(SAMOURAI)の解説です。
私が10代の頃からあって、その頃から今でもず~っと愛用しているっていう愛好者もいるほど定着してるトワレです。しかもAmazonでベストセラーになったりしてるので、今なお若い子にも人気があるみたいですね。
ちょっと前までは甘さのあるこの香りは若者向けなのかなぁって思ってたんですが、結構熟年のおじさんでも若い頃からず~っと使ってきている人が多いので、世間がこの香りのボーダーラインを引き上げてくれてた感じを受けてます。実際今なら私が使ってても全然ありだし、もっと上の世代の人でもOKなんじゃないかなぁ~って、思い始めたのが運の尽き、すっかり私の使用スタメンに入ってしまいました。
おじさん長くやってると、汗臭かったりおじさん臭かったりで大変ですw。
スメルハラスメントだ加齢臭だと騒がれる前に手を打っておきましょう!
男が香りを気にするなんてバカバカしい? お~い、お前はどの時代の劇画から出てきた変わり者だ?
ただでさえ男は獣臭が強いんだからちゃんとケアしないと現代は生きられないぞ!
おじさんだったら仕事やプロジェクトの決定打を打たなきゃいけない責任のある立場になってることだってあるでしょう。そんなビジネスシーンでもクライアントや顧客の第一印象を左右する香りのコントロールはビジネスシーンでも重要になってきてます。あなたが足を引っ張るわけにはいかないんですよw。
私が愛用してる4711 ポーチュガルとはまた違った系統の香りですが、ぜひ身だしなみの一つとして参考にしてみてください。
サムライ(SAMOURAI)の香りの種類
サムライ(SAMOURAI)はメンズフレグランス初心者にもおすすめな上品な甘さのフローラル系。いわゆる爽やか系の香りになります。
フローラル系というと、女性用の甘ったるい香りを想像しちゃうんだけど、サムライ(SAMOURAI)はきつくない甘さ。
日本の「侍」をイメージしているだけあってキリッとキレがある感じ。
サムライ(SAMOURAI)はフローラル系でもちょっと変わったフローラル系なんだよね。
正確には・・・
- トップノート…ジャスミン、ローズ、ベルガモットの爽やかで清涼感のある甘さ。
- ミドルノート…レッドペッパー、タラゴン、シダーウッドの東洋的なスパイシーさ。
- ラストノート…サンダルウッド、ベチパー、バニラ、ムスクのセクシーさのある東洋的神秘性
トップノート…ジャスミン、ローズ、ベルガモットの爽やかで清涼感のある甘さ。
ミドルノート…レッドペッパー、タラゴン、シダーウッドの東洋的なスパイシーさ。
ラストノート…サンダルウッド、ベチパー、バニラ、ムスクのセクシーさのある東洋的神秘性
へと変化。
変化と言っても極端に変わるっていうより、系統の香りが続き、あまり変化の無いタイプのトワレだと私は思います。
なかなか香りのイメージを具体的に説明するのは難しいんだけど、フローラル系と言っても華やかな花の香りというよりも、ジャスミンなどの抑えた感じの甘さの香りの後ろに胡椒っぽい東洋らしいスパイスの香りが隠れてる感じ。そのおかげでキレがある香りに感じるのかな?
不思議と落ち着いた静寂感もある香りでもあるので、日本の禅のようなイメージもあるのでしょうね。「Oh! Fujiyama! Geisha! EXOTIC JAPAN!!!」 なるほど、文化大好きヨーロッパ人が日本の侍を勝手に格好良くイメージするとこんな感じかって、納得のイメージスメルですわw。
ただ、独特な落ち着いた甘さのある香りだなぁって思うだけで、言われなきゃ意識しないけどねw。
ただし使い方には注意! トワレなので意外と香りのキックは強いです。
若い人はそのままでもいいと思いますが、おじさんになるほど控えめに香る工夫が必要かな? あんまりプンプン香ってるおじさんって下品で嫌だからね。上品に使うのがコツ。
実はサムライ(SAMOURAI)シリーズってかなりブランド展開してるので、何が何だかよくわかんないかもしれないです。正直最初はスタンダードから入るのがいいでしょうね。
サムライ(SAMOURAI) スタンダード
上で説明しているのはこのトワレです。
ホントはどこにもスタンダードとは書いてないのですが、使ってる人は全員分かってるよねっていう長い販売歴のあるブランド特有の説明しないスタンスをとってる様子。
もうちょっとわかりやすくしてくれてもいいと思うんだけど、ファーストコンタクトがちょっと敷居が高くていやだよねぇ。
初心者でも使いやすく、さわやか系でも甘めのフローラル系がいいっていう人であれば、定番にしてしまってもいいかも。
サムライ(SAMOURAI)は有名俳優 ALAIN DELON(アランドロン) プロデュース
「アラン・ドロン」ブランドは、1960年代から1980年代にかけてイケメンの代名詞だったフランスの大俳優「ALAIN DELON(アランドロン)」がプロデュースしたブランドです。
アランドロンは、私ですら昔の名作シリーズでしか見たことがないく、リアルの人気は知りません。多分若い人は名前も知らないかもしれないですよね。
気になる人は映画を見ると分かりますよ、とんでもないイケメンですw。
顔を知らないで映画を見てても、出てきた瞬間に「あ、こいつだ!」ってわかるぐらい桁外れにカッコいいです。これだけカッコ良かったら、人生楽勝なんだろうなぁ~、チクショウ!
そんな俳優アランドロンらしく、ブランドは男性向け香水が多いです。アランドロンのイメージで、甘くセクシーな香りが特徴ですね。
サムライ(SAMOURAI)は、その中でも大ヒットフレグランス。もはや定番。
まさに日本の「侍」をイメージした香水で、ボトルの形も裃(かみしも)をイメージしているそうです。
イメージの原点は世界のミフネ、三船敏郎をイメージしているって言ってますが、アランドロン自身、サムライっていうフランス映画に1967年、主演で出演しています。これが意外とエポックメイキング的な映画として後世に影響を与えた名作になっているので、ネーミングもこの映画の影響が少なからずあるって私は思ってるんですけど、どうでしょう?
今ではかなりの数のバリエーション展開しているブランドですが、基本になっているのはサムライ(SAMOURAI)の抑えた甘さの魅惑的な東洋の美しい香りというコンセプトです。上でもちょっと書いてますが、フランス人の皆さん、日本人を勝手に美化して解釈してくれてありがとう~♪って感じです。日本人側からは絶対出てこない感性ですわw。しかも日本人にイメージを合わせてるので、この香りが日本人に合わないわけがないです。
なかなか商売上手ね、アランドロンw。
日本での発売は1997年。
確かサムライ(SAMOURAI)とほぼ同時期にショーグン(SHOGUN)というのも出てましたね。
こっちはどっしりした体の大きな人に合う香りで、菖蒲(ショウブ)の涼しげな香りで好きだったんだけど、いつの間にか廃盤に。今やデットストックで高額取引されてます。ブルガリプールオムEXに香りが似てたっていのと、ちょっと時代を先取りしすぎた感じもあったので消えちゃったのかな? また復刻してくれないかなぁ、絶対買うのにww。
さて、私、販売し始めた頃のことをリアルタイムで見てきた世代です。
その頃では珍しいちょっと変わった広げ方をしてたと思います。
宣伝広告はメンズファッション誌のみで、大々的なプロモーションはほとんどなかったと思います。
ただ、渋谷発フレンチフレグランスってふれこみで、おしゃれ雑誌で話題になってたのに、当時渋谷でしか手に入んなかったんだよね。
バリエーションはサムライ(SAMOURAI)とサムライ(SAMOURAI)ライトだったかな? この二つだけ。
圧倒的にサムライ(SAMOURAI)の方が人気があって、ライトは隠れてた感じでした。
当時自宅の近くで手に入れようとすると、100mlの標準サイズが確か12,000円~15,000円ぐらいして学生だった私には超高級品。しかも入荷にすごい時間がかかるのに、渋谷に行くと小っちゃい店でもどこにでも置いてあって一万切って売ってたと思います。当時はまだ渋谷系って言葉はなかったですが、その中でもおしゃれで金持ってそうなイケてるお兄ちゃん達がこぞってこの香りを漂わせてましたね。
私も踊らされて、バイト代はたいて渋谷で買ったお上りさんの一人ですw。
今でいう口コミと渋谷ブランド、しかもここでないとなかなか手に入らないという希少価値が効いたって感じでした。でも、本当にサムライ(SAMOURAI)そのものがよくないとここまでベストセラーにはなんないですよね。
そう、当時でもかなり斬新だったんだよね。甘い香りなのに清潔感があってキリッとしてる、独特の香りで個性的でもある。こんな男性香水はなかったんですよね。
今でも人気があって、さわやか系フレグランスでベストセラーを取っているっていうのは、なかなかないと思います。
サムライ(SAMOURAI)についてもっと知りたければ、オフィシャルページがあるので確認してみてください。
-
https://sprjapan.com/samourai/
sprjapan.com
サムライ(SAMOURAI)、最近私の中で復活してきました!
上の話とちょっとつながった話になるんですが、私、しば~らくサムライ(SAMOURAI)を使ってませんでした。
初めて買ったのは学生の頃で、私にとっては高級品だったのでちびちび使ってましたね。オーデコロンとオードトワレの違いなんて全然分かってなかったのでずいぶんひどい使い方して悪臭プンプン漂わせてたと思います。
まあ、若気の至りということで、流してくださいw。
就職してからも、たまにちびちび使いながら気分を変えるときやデートフレグランスとして使ってました。
その当時、会社の使いっ走りでNHKとその周辺の会社にちょいちょい行くことがあったので、JR渋谷駅からセンター街を突っ切ってNHKへ行く、このルートはよく使ってました。
26歳ぐらいまでかなぁ、それまでの間ってことになります。
その頃はねぇ、渋谷がだんだんガラが悪くなっていった頃とちょうど一致してんですよね。
今はそんなことはないですが、だいぶウロウロしている若者のタイプが変わってきて、ヤカラが増えてきた頃です。時間帯が悪いと身の危険を感じてセンター街は避けてたぐらいでした。
その頃渋谷のヤカラの兄ちゃんたちがサムライ(SAMOURAI)使ってた人多かったんだよねぇ。
サムライ(SAMOURAI)は特徴あるんで、知ってる人ならすぐわかるんで、センター街=サムライ(SAMOURAI)って感じがしてました。
うわぁ、やだなぁって思い始めて何となく敬遠し始めてきたところで、段々渋谷にもいかなくなってしまったので、何となくフェードアウトって感じです。
私の中では好きだった香りなのに最後に良い印象がないままプツッと切れてしまった感じだったんですよね。
その頃のイメージが強くって、若い人向けのデートフレグランスって決めつけてたところもあり、おじさんの私にはもう、二度と縁のない香水なんだと思ってました。
ところが!
ひょんなことから目に入ったのがAmazonでした。
全く違うフレグランスを物色しているときに、偶然目に入ったわけです。
え?
2000円台?
マジで???
あの高かったサムライが、えらい安値で安定してる。しかもレビューを読んでも結構年齢層広め。
こうなってくると不思議なもんで、今まで気にしてなかったサムライの香りが気になってしょうがない。
あれ? あのおじさんも使ってる。あれ? こっちもだ。え? だって若者向けのはずなんじゃ? あれ? あれれ???
気がついたらポチッてましたよw。もう、これが運の尽きってやつですわwwwwww。
あの頃使い切れてなかった分、すっかりビジネスユースからデイリーユースまではっちゃけて使ってます。
ちなみに、デイリーユースで使っている4711 ポーチュガルでは、香水以外の男性用化粧品シリーズがあるので、トータルで使ってますが、残念ながらアラン・ドロンは基本香水しか使ってないです。ほかにもレギュラーで使ってる香水もあるのですが、そちらも香水のみです。おかげで、ポーチュガルを使うとき以外は、香りが混ざらないように身支度品は日本製の無香料のものオンリーですわ。香りの系統に合わせてシャンプーやら整髪料やらアフターシェーブローションやらを揃えるほどの財力はないッスww。
でもこれが一番確実でその日の気分やセットアップにも使えて、香りをいろいろ楽しむ人には一番いい方法かもしれないですよ。
まずはシャワーでおじさん臭さをお清めしてから無香料で組み立てる。これ、一番確実で簡単。
朝の臭い取りには、柿渋系かアジカがおすすめです。
私はアジカメインで今使ってますが、臭いが取れて長時間体臭が気にならない、変なにおいが残らないのがいいです。柿渋系はちょっと甘いにおいが残ることがあるので。
香りだけトワレで整える、これです!
香水とアジカ、この組み合わせおじさんにはおすすめですわ。
【PR】サムライ(SAMOURAI)シリーズの違いについて
さて、いざサムライ(SAMOURAI)を使ってみようと思うと、ラインナップがずらり。
初めてだと何が何だかよく分からないんじゃないですかね。
一つ一つはじからチマチマ調べて、余計こんがらがっちゃって結局やんなっちゃったってこと、結構ありません? 私はしょっちゅうありますゾwww。
誰も解説してないので、私の解釈の仕方なんですが、基本ベースとそれを軸とした年齢層別の幹があって、それ以外は枝葉の派生組という括りで見てます。
まず基本はサムライ(SAMOURAI)スタンダード。スタンダードとは書いてないですが、ここではそう呼んどきます。これはほぼオールマイティに使えて、初めてでも失敗はないですね。
- スタンダードをメインで使っている年齢層よりちょい上でセクシー系は「ダズル」
- それよりもっと上の世代にはドッシリした「ゴールドレーベル」
- スタンダードより下の世代向けにあるのが「ライト」
これが「幹」で、それ以外のタイプはそれぞれ枝葉の派生グループという括りで見ると分かりやすいです。
まあ、あくまで私の私見の解釈でもあるので違う意見もあるかもしれないですが、参考までに。
それぞれ基本コンセプトは同じでも特徴や印象はかなり違うので年齢順に並べておきます。
サムライ(SAMOURAI) ゴールドレーベル オードトワレ
ビターシトラスからアロマティックフローラルと変化していくなかなか包容力を感じる香りです。正直私のような若造じゃ迫力負け。シニア、50代以上じゃないと似合わないと思います。意外とキックが強いので香りの調節テクが必要かも。甘い香りでモテるジジイってこんな感じなんだろうなぁって想像してしまいますわw。
サムライ(SAMOURAI) ダズル オードトワレ
柑橘系のシトラスっぽい感じと甘くゴージャスなフローラルな香りとが混然となったような香り。特にイランイランの怪しい甘さが特徴的ですね。このダズルはサムライで一番のセクシー系です。少し尖がった大人の香りといったところですね。40歳以上といったところでしょうか? 大人の男がさりげなく使うっていうのが様になります。ただし結構じゃじゃ馬系の香水の部類だと思うので、使い方を知ってる上級者向けかもしれないです。ちなみに若造でセクシーさのかけらもない私には見事に似合わない香りでしたww。
サムライ(SAMOURAI) オードトワレ
もう説明はいらないっスね、サムライ初心者だったらまずこれを買っておけば間違いないです。今となっては若者オンリーというイメージはなく、幅広い年代層をカバーしてしまってます。変な話、私の知っている社長もシニアですが使ってて、若々しく感じられるし全然似合ってますよ。甘い香りに抵抗が無ければ甘いのにキリリッとしてておすすめです。
サムライ(SAMOURAI) ライト オードトワレ
柑橘系のシトラスの要素がかなり強く感じるさわやか系です。シトラスなんだけどうっすらサムライらしい甘さがあるって感じですかね。インパクトの強さはないけどみずみずしさがあって、コレでなくちゃダメっていうライトの愛好者もかなりいます。この系統は見事に中年には合わないと思うのでそこだけはご注意ww。ただ、柑橘系の特徴でもある香りの飛びは早い方なので、こまめにつけなおす必要があるかも。
基本的にはこれ以外にもかなりいろんな種類の香りやコラボ、期間限定なんてのも出てます。 あとは好みや年齢、方向性だと思うので、自分のベストを見つけてください。
サムライ(SAMOURAI)の使い方のコツと気になる点
さて、おじさんすっかりサムライをスタメン入りさせてまが、頻度としてはそんなに多くないです。プライベートやカジュアルの時は結構活躍してます。ビジネスの時も、香りの持続性が長いので、長時間何気に香っててほしい時なんかは重宝してますね。
ただし、キック強めなのでおじさん向けにあんまりプンプン匂わないように、上品に使うのがコツ。
使い方のコツとしては、まず、上でもちょっと書いてますが、おじさん臭を徹底的に落としましょう。これは基本です。
その後無香料の身支度セットでまとめ上げ、香りだけ付けるのにサムライを使うのがベスト。もし無香料が使えなければ、フローラル系で統一してください。ただどうしても一般的にフローラル系は華やかな香りが多いので、サムライに合わせるならなるべく控えめなものを探した方がいいです。
洗濯の時の柔軟剤とかも気にしてます? 最近の柔軟剤や洗剤って、かなり強い香りがついてるのを売りにしてるものも多いので、気をつけてくださいね。できればジャスミンベースの穏やかな香りのものがベストです。
香りの持続性にもかかわってきますが、サムライはオーデコロンではなくオーデトワレです。
香りの濃度については知ってるかもしれませんが、
オーデコロン → オーデトワレ → オードパルファン → エクストレ、パルファン
この順で濃度が濃くなります。ぶっちゃけパルファンはほぼ調香師が作り出す香水の原型レベル。オードパルファンは男性用の香水でほとんど聞いたことがないです。なので一般的に入手できるオーデトワレが一番濃い香水ということになります。コロン感覚で使ってしまうと香りが強すぎちゃうんですよね。それなりにテクが必要になってきます。
また、香りの変化があるって言われてますが、あまり極端に変化しないで安定した香りが持続するタイプです。しかも持続時間が長い。コロンなんかだと3時間ぐらいで香りは飛んでしまいますが、サムライは朝シャツにつけると、次の日の朝そのシャツからまだ香りがするぐらい香りが持続してます。そう、この衣服につけるというのが香りを抑えつつ持続を長くするコツだったりします。
肌に直接つけると体臭とミックスされやすいですが、体温で香りが強くなり飛びやすい。代わりに衣服につければ体温にかかわりにくいところであれば長く時間が稼げるわけです。私は横っ腹、ベルトの少し上ぐらいのところにシャツの上からつけるか、足の内側のくるぶしのあたりに靴下の上からというのが多いです。色々試してみて、ここだと香りが微妙に抑えられて、肌と衣服の両方に同時につける効果があります。また別のテクとしては、ハンカチやポケットチーフに量を調整してしみこませておいて、忍ばせておくって方法も香りを抑えておくには効果的ですよ。これだけ香りの持続時間が長いということは、香りの強さも強いということになりますからね。主にトワレ以上のものはこの方法をよく使ってます。フレグランスのイメージはいろんな所へシュッシュッ、ですが、トワレは一カ所だけシュッ、ワンプッシュで終了です。それ以上は量が多すぎちゃうんですよ、実はw。
よく言われる耳の裏や手首など動脈の上に香水をつけるというのも、コロンや女性、若い人なんかであれば全然OKだと思います。ただ、ある程度年齢が上がってくると、ちょっと下品になってきちゃうんですよね。特にトワレは香りが尖ってて強いのでヤバいです。
おじさんには、隠して隠してちょうどいいぐらいだと思ってくださいw。
香りの持続性が長くてお気に入りのサムライですが、この持続性というのが、下手するとネックになることがあります。
つまり、翌日まで香りが続くということは、次の日連続してつける場合、ある程度香りを濃くしてしまうということになります。スーツの内側になんかにしみこませてた場合、次の日もシュッとやれば強くなり、せっかく抑え気味にしてるのにプンプンってことがあります。しかも本人はちょっと鼻が慣れてきてるので気がつかなかったりして・・・。ヤバいっス。
また、翌日は違う香りを使いたい場合、丸ごと違うスーツに総入れ替えしなくちゃならなくなるのも面倒。
もう一つ気になるのは、この薄い水色。
写真で分かるかなぁ?
サムライって薄い水色に着色されてるんだよね。
白い生地だと結構はっきり色がついてるのがわかるんです。
この色って洗濯しちゃえばシミになることもなくきれいに落ちるんだけど、白いワイシャツなんかにつけると、洗濯するまで色が薄くついたままになっちゃうんだよね。気になる人はすごく気になる。私も気になるw。
なので私はなるべく色の濃い服の上につけるようにしてます。
まあ、つけ方さえ間違えなきゃ気になる部分はこんなところぐらいです。
なるべくさりげなくほのかに、長時間、甘くキリリッと香りを漂わせるようにしてください。
サムライ(SAMOURAI)はビジネスシーンでもデイリーにも使えて便利!!
甘い香りのフローラル系は、デートフレグランスやカジュアルシーンで活躍することも多いですが、サムライ(SAMOURAI)はフローラルでもかなり個性的な方だし、キリッとしたすがすがしさもあるので、意外とビジネスシーンでも使える万能選手なんじゃないかと思います。相手への印象付けにはかなり有効なんじゃないかなぁって思ってますよ。
ただし、繰り返しになりますが、香りの強さの調整はかなり気をつけてくださいね。
考えてもみてください、筋肉ムキムキでダンディに決めてるおっさんから甘い香りがプンプンしてたら、もしかしてあんた、そっち系? って疑われたって仕方がないですよw。
ポーチュガルの時にも書いてますが、過剰な男性化粧品の香りは「超怪しい人」にクラスチェンジさせてしまいます。充分気をつけてくださいね。
サムライをつけていると意外とビジネスシーンで、同年代の洒落者のおじさんから「お? 懐かしいなぁ」って話題になったりします。私ぐらいのおじさんって、みんな同じような道をたどってるんだよね。私も復活してみたっていう知り合いがぽつぽつ出始めてきたので、見事に布教活動成功かもしれないですw。
体臭との相性でいえば、フローラル系は意外と誰でも合う部類です。通常香水と自分の体臭が混じりあうことで自分だけの香りになっていくものなのですが、フローラル系は香りの甘さが強いせいか、香水の方が勝ってしまうんですよね。おかげで自分の体臭と関係なく使えるんですけどね。フローラル系にも負けない強い体臭っていう人は、別の意味でいろいろ施術が必要かもw。
くれぐれもトワレはつけすぎには注意してください。シュッのワンプッシュで充分です。
加齢臭や体臭を気にして急に香水だばだばつけだしてるおじさんや、つけ方が分かんなくて変なつけ方してるおじさんは、かえって臭いと評判がた落ちです。ホントに多いんですよ、すげぇ~気になる!
抑え気味にふわっと漂うぐらいのスマートなナイスダンディを目指しましょう!