こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
マジか! ナックルバイザーをまた割られたよ( ;∀;)
今回は写真の通り、おじさんの日常の足、シグナスX-SR(SE44J)のナックルバイザーをまた割られてしまったので、プラスチックの最強接着剤プラリペアで修繕してみたいと思います。また、そのままでは不安なので、今回は裏側からプラリシートを貼り付けて補強もしてみますよ。
- プラスチックの接着・造形・補修に神素材「プラリペア」
- ガラス繊維クロスにプラリペアパウダーを板状にしてコーティングした広い面に便利な「プラリシート」
今回は線と面で修繕していく体制ですww。
私も今回初めて「プラリシート」を使ってみたけど、どんな感じてすかねww。ちょっと楽しみです。
ちなみに「ぷぷぷ~っ、ナックルガードなんて付けててカッコ悪い~ww」なんて人、残念、一度使ったらもう手放せないぐらい超便利ッスよ。夏場も冬場もシーズンレスで使えるんで良いッス。カッコ良さ、走り重視だったら向いてないけど、実用性重視、特に夏場は反射熱、冬場は防寒対策で、あるとないとじゃ全然違うからねぇw。
一度使ってみることをお勧めします。これは純正パーツだけどおすすめですよ。
今回2回目( ;∀;) プラリペアの強度と耐久性は証明されたけど・・・マジか!
実はこのナックルバイザーが割れたのは、今回で2回目。マジか・・・。
↑ 写真で見てもらえばわかると思うけど、前回割れてプラリペアで接着したところとは別の場所が割れてるのが分かると思います。
前回修理してから1年以上経ってるんで、プラリペアの強度と耐久性が思わぬところで証明されちゃったわけなんだけど・・・でもね、2回目だからね、ちょっと洒落にならないよねww。
前回割れたときの修理については、別サイトになっちゃいますが、接着した時のことがそのまま書いてあるので参考までに。
プラリペアについては別ページですでに詳しく説明しているので、気になる方はそちらもチェックしてください。
これねヤマハさん、絶対設計ミスだってw。このナックルバイザー、前からの力に対してはかなり強いんだけど、反対のグリップの側からの力に対しては簡単にパキッと割れちゃうんだよねww。ホントどうにかしてもらいたいわぁw。
左にハンドルロックかけてサイドスタンドで立てると、バイザーの下部分が完全に受け口になってしまって、なんか上からの衝撃がちょっとかかっただけでパキッと逝っちゃいますww。
無いと困るレベルの便利パーツなのでどうにかしてもらいたいわぁ。ちなみにね、割ったヤツは前回も今回も分かってんだよ。前回はママチャリのおばちゃん、今回は電動チャリのおっさんです。
イオンモールの駐輪場に止めた時に、隣に止めてたおっさんですよ。買い物袋とかを持ち上げてそのまま乗せる時に、横の私のスクーターのバイザーを引っ掛けて、降ろした反動でバイザーをバキンッというのが多分流れだろうね。
2回共私が戻ってきたときには割られてて、逃げられちゃってるけど、もう、イオンモールは鬼門ですわw。
なんかこのナックルバイザー、割れ癖がついちゃってるよねww。
新しく買い換えた方がいいかなと思ったんだけど、片方売りしてないし、1万円ぐらいするんで、う~ん、修理することにしました w
次割れたら、もう、交換かな w
プラリペア・プラリシートの手順、使い方
最初に、接着していく流れについて理解しておいてください。
今回使うプラリペアは簡単に言えばプラスチックを強力に結合補修する造形補修材。
プラスチックの切断面を溶かして接着しさらに接着剤自体も強力なプラスチックになるので、接着剤というより造形補修剤ですね。
プラリシートはガラス繊維クロスにプラリペアパウダーを板状にしてコーティングしたもの。使い方も簡単なので本来は、カウルの裏側とかに貼り付けてガッチリ補修するものという感じでしょうかね。
プラリペアは前回弾力のあるナックルバイザー接着に使って一年以上経ってますが、むしろその部分は無傷だったという実績があるので採用ですww。
↓ 簡単に手順を書いておきます。
ザックリ書くとこんな感じ。
割れた断面を斜めに削ってその中にプラリペアを流し込むって感じです。
今回はさらに近い場所が2回割れているからね、強度が心配なので、ガラス繊維のプラリシートで裏側から補強するっていう流れになります。
今回この手順で修繕するつもりなので、一応頭に入れておいてください。
シグナスのアッパーカウル(フロントカバー外装)の外し方
まず、このままでは修理ができないので、シグナスからウインカーの付いてるこのフロントカバー、アッパーカウルを取り外します。
ネジで6カ所と側面にネジ型のピンが2カ所あるので取り外します。
ネジはプラスドライバーで簡単に取り外しできますが、ピンの部分はちょっとコツがあるのでチェック。
ピンの構造を事前に見といた方が分かりやすいからね、確認しておいてください。
具体的にピンはこんな感じになってます。
ネジに見えるけどネジじゃないので回しても外れませんよw。
ネジを回すと、ちょっとだけ浮き上がるので、そこにマイナスドライバーとかをねじ込んで引き抜く感じで取り外してください。
カウルのV字の部分あたりにパチンと切っかかるツメ部分があるので、前に引っ張りながら少し下に引くと外れます。
ウインカーのコネクターが左右についてるので、これを外すとカウル本体が取り外しできます。
これで室内に持ち込んで修繕ですww。
プラリペア・プラリシートでナックルガード接着、補強
いよいよここから修復です。
プラリペアは前回ライコランドで買ったのがだいぶ残ってるので、こちらを使います。
ホームセンターで買っても多分同じだと思うけど、全然減らないよねぇww。溶剤の方が先になくなっちゃいそうだったけど、プラリシートの溶剤が同じもので、追加で手に入ってしまったので、まだまだ使えそうですww。
今回使ったプラリシート。
実はプラリペアを買った後、バイク仲間が自宅の倉庫を整理してた時に封を開けてないのが出てきたからやるって半ば押し付けられたヤツですww。どうやらこのサイトで書いた記事を見てくれたみたいですわww。
しばらく出番が無かったので死蔵してましたが今回活躍です。ww。
早速、「プラリペア」で接着しますよ!
周りが結構汚いので、まずは汚れをふき取りましょうかねw。
割れてからしばらくは応急処置でビニールテープを貼ってくっつけてたので、その粘着カスがくっついてるみたいです。
アルコールのメタノールを使って汚れをきれいに落としていきます。
ビニールテープ、ガムテープなどの汚れはアルコールが一番きれいに溶けるのでおすすめ。
ルーターを使って割れた部分を削って谷を作ります。
ちょっと見た目で分かりにくいかな?
V字の谷ができてます。
裏側からマスキングテープを貼り付けて、プラリペアが裏から漏れないように塞ぎます。
基本プラリペアはドロッとした液体だと思っておいた方がいいです。
前から見た感じでも、ピタッと合わさっているのを確認です。
いよいよプラリペアの用意です。
プラリペアの粉を、削って谷にした部分にたっぷり入れていきます。
溶剤を流し込んで溶かして接着です。
硬化時間は割とすぐ10秒もしないうちにカチカチになりますよ。
溶剤を流し込むと量は減るので、一応硬化時間を2~3分取ってから、溝が埋まって平らになるまで何度か、粉を入れて溶剤を流すを繰り返します。
これで基本的には完成です。
「プラリシート」で裏から補強してみます
今回写真を見てもらったら分かるけど、同じような場所が隣同士で割れてんだよね。
おそらくこの辺が構造的に弱い場所なんだろうなぁと思う。
それが証拠に、この後の型のシグナス純正ナックルガードは構造的な形が変わってるからね。
今回2回も割れたし、弱い場所ということで、念を入れて裏からプラリシートを貼って補強しときます。
ガラス繊維でプラリペア自体弾力性のあるプラスチックなので、まあ、この柔軟性のあるプラスチックのナックルガードにはちょうどいいと思いますよ。多分逆にガチガチの鉄板みたいになっちゃうプラスチック補強材だと割れやすくなってダメだと思うしね。
まあ、あくまで保険みたいな補強ですけどww。
プラリシートをハサミで切って、大体のサイズを大まかに決めます。
簡単に切れるんですが、細かい粉がぽろぽろ落ちるので注意。多分カッターだと切りにくいかもしれないですよ。ハサミがちょうどいいかもww。
サイズ的にはこんな感じかな?
裏からプラリシートを押さえてみた感じですが、ライトスモークのバイザーなので前から見ると白色なので目立つかと思ったけど、そんなでも無いね。
いい具合に接着した部分が濁ってて、あまり目立たないです。
プラリシートを置いて、上からスポイトで溶剤を垂らしたら、付属のビニールを被せて上から押さえ、接着します。うん、これが意外と難しいww。溶剤が飛び出したりまだらになったりで、意外とピタッと貼り付けるのにコツがいるかもww。とはいえ、プラリペアよりは硬化時間がちょっと長いので、微調整しながら貼り付けられますよ。
うん、まあ、こんな感じでしょうww。
はみ出した部分はハサミで切り取りました。
いっぺんに貼り付けようとしちゃったけど、もしかしたら、端っこから溶剤を垂らしてはギュッ、垂らしてはギュッ、ってくっつけたら、もっと効率が良かったかもww。
まあ、そこそこちゃんとくっついたから、いいかww。
前から見た感じ。
溶剤をつけたらちょっと白色が薄くなったので、意外と思ってたよりは目立たなくなりました。
ラッキー!
これで完成です。
どお? まあまあでしょww。
アッパーカウル(フロントカバー外装)の取り付け
さあ、後はカウルを元通り取りつければおしまいです。
手順は取り外しの時の逆ですが、初めてこのカバーを外したって人には、注意点が2つ。
まずはウインカーのコネクター。
同じ色なので、取り付けを間違えることはないと思いますが、差し込んだ段階で、ちゃんとウインカーが点灯するか確認してください。
差し込みが甘かったりすると、もう一回外すのが面倒だからねw。
もう一つはサイドのネジ型ピン。
組み合わせた状態だと、まず初めてだとハマんないですw。
一回ばらしてください。
ナットの方を先に本体に差し込んでおいて、その後ネジの方を押し込むって方法で取り付けてください。
こうすると割と簡単に取り付けられますよww。
取り付け完成
こんな感じです。
屋外で見た感じ、思ったより目立たなくて、問題なさそうですよねww。
弾力もあって、ちょっと乱暴に扱っても全然大丈夫そうです。
同じような修理してる人多いんじゃない?
裏側から見た感じも室内だとちょっと目立つかな? って思ってましたが、屋外で見るとそうでもないです。
まあまあいいんじゃないですかねww。
これでしばらく使ってみて、もし3回目があったら、今度こそ交換ですかねww。
プラリペア・プラリシートでの修理 まとめ
どうすか? 結構いいんじゃないですかね。
プラリペア、プラリシート、バイク乗りだったら結構重宝する接着剤だと思いますよ。
ちなみにこれが、接着して一週間後。
まあ、結構馴染んでるんじゃないっすかね。
何事もなかったかのようですww。
前回接着して一年、普通に使ってて紫外線や雨風の劣化とかも無かったので、強度や耐久性に疑問はまったくもってなかったんだけど、さすがに一カ所に集中しちゃってたんで、振動とかで割れたりしないか心配でした。
こういう補修って、修理したところだけ硬くなりすぎてダメになるっていうパターンが多いですからね。
とりあえず今のところ何の心配もないって感じですね。
今回はバイクのカウル修繕でしたが、もっと大掛かりな修理やバイク以外のプラスチックパーツの修理にプラリペア、プラリシートはかなり使えるって感想ですよww。
かなり雑な仕上がりになってしまいましたが、これ、ホントにすごいです。
前回から結構いろいろ使ってるんだけど、まだまだ全然減らないのでコスパもいいよねぇww。
ぜひ、バイク乗りならチェックしといてください。