こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回は「図と地」に焦点を当てて、絵が上手い人の視点について解説します。
「図と地の関係」と「図と地の分化」は絵を描く上での重要な視点ですが、意外と具体的な見方については誰も教えてくれないよねぇ。なので、私自身の経験を基に、「図と地」をどのように見るかについてまとめてみました。
「ルビンの壺」って知ってる?
上のイラストのやつがそうですよw。
絵やデザインの基礎でこの「ルビンの壺」と「図と地の関係」というのがよく出てきますが、分かります?
正直私は最初、意味は分かったんだけど、だから何?って感じだったんですよw。
絵とこの「図と地」が頭の中で繋がんなかったのww。
知り合いのデザイナーは「図と地が分かれば自由自在!」って言ってたけど、このデザイナーも上手く言語化して説明はしてくれなかったなぁww。
絵が上手い人っていうのは、この「図と地の関係」と「図と地の分化」が感覚的に理解できてる人みたいだね。これができないと、基本的に物の形を正確に捉えることができなくて、いつまでたっても絵が上手くなりませんww。
絵を描くときの物の見方や視点としてかなり重要な考え方のポイントになるので、理解してくださいね。
かなり重要なポイントのはずなのに、具体的にどういうことか、ホントに教えてくれる人っていないよねぇw。こういうことって、美術の先生や講師、ちゃんと教えてくれよ!
今回は誰も教えてくれない「絵が描ける」根本的な感覚や基本を、3回に分けてまとめてます。
今回は3回目、最終回ですよw。
- 絵を描くときに、右脳に切り替える。
- 記憶の単純化や連動のロックを外してやる。
- その上で、どういう視点でモノを見ているか理解する。
前回右脳に切り替える方法から記憶のロックの外し方までを説明しましたが、今回はさらに一歩踏み込んで、その状態から、具体的にどう物を見たり捉えていけばいいかの考え方です。
頭の使い方、記憶の理屈、物の捉え方と3段階にステップ分けしたので、これで絵を描く前段階の理屈は全て終わりになりますよね。
後はグリグリ描いて、実践あるのみですよww。
この【絵の描き方・超基本!】シリーズでは、だいぶ?相当?頭がおかしいことを言ってますww。
今回もだいぶ変なことを言ってる自覚があるので大丈夫ww。(何が?)
絵が描ける人が無意識にやってることを意識的にやる方法を組み立ててるだけなので、普通に見ると、だいぶ変です。おかげで私は絵が描けるように調整できたので、間違ってはいないと思うんだけどねww。
エビデンスを出せと言われると大混乱の中で組み立てていったので正直難しいですw。
私が10代後半不安定で絵が描けないという状態になりやすかったので、ムリクリ自分で調べて理論構築した自己流方法論と言った方がいいかな? もしかしたら全然違うことを言ってくる人もいるかもしれないけど、その場合はゴメンね、ちゃんと教えてくれる人はいなかったし、いろいろ考え方はあるので、自分でも絶対正しいかどうかよく分かんないですw。
まあ、まともな人は通らない道だと思いますが、興味がある人は読んでみてください。
図と地とは?
「図と地」を説明する時によく出てくる「ルビンの壺」。
要約すると、黒地の方を見ると向かい合った人の顔に見え、白地の方を見ると壺に見えるというやつです。認知心理学の情報処理過程のシステムの話になるんですが、ここでは難しい話は無しでw。
物の姿・知覚される「図」と、背景の「地」の見方が変えられる、反転することができるということが分かればOK。
何となく言わんとすることは分かるんだけど、これがどう絵と関係してくるのかが、具体的に私、よく分かんなかったんだよねww。
「図と地」といっても、私が経験上感じるのは、
- 図と地の関係
- 図と地の分化
大きくこの2つの概念に分かれると思ってます。
図と地の関係
「図と地の関係」は、主に画面構成やデザインなどで多用されてます。
知り合いのデザイナーが「図と地が分かれば自由自在!」と言ってたのはこのことだと思いますよ。
「美しい図は、美しい地によって作られる」
ぶっちゃけこの言葉が「図と地の関係」の核心だと思いますよ。
「美しい図は、美しい地によって作られる」だけど反転することができるので、「美しい地は、美しい図によって作られる」とも言えるわけです。細部に魂が宿るという有名な言葉にもちょっとかかってて、図と地が美しくバランスすることによって、細部にも神経が流れて細部に魂が宿る、というのが正しい。元が悪ければ細部にも魂は宿らないんですよww。
わざと図とも地とも受け取りにくい例にしますが、アーチがかかる柱があるポーチから中庭を見るという絵があるとします。
単純化すると構図としては図の通りになります。
中庭を図として見れは、アーチは地になります。逆に、アーチを図として見れば、中庭は地になります。それぞれの構成の関係が図と地の関係になるわけです。
これでどちらかの明度や彩度の高低で図と地が入れ替わりますよね。
それぞれの完成度が高く美しくバランスしていれば、より図は地を引き立て、地は図を引き立てるという関係が生まれます。この時のアーチや中庭の絵の完成度の高さというのが、細部に魂が宿るという意味です。
これは人物を中心に置いた場合でも同じことが言えるわけですよ。
構成やデザインの視点でみる一例です。
四角に中心点を入れた左右対称の構図があるとします。
図と地で考えると、様々な違う形や構図が生まれますが、同じ図と地からの派生になります。
さらに中心点をずらして考えればさらにバリエーションは増え、丸や三角などを加えればほぼ無限に展開できるようになります。
形の面白さや構成の奇抜さが際立ってるとしても、必ず図と地の関係があるので読み解くことが簡単にできるだけじゃなく、バランスの基準になるし、新しい構成を簡単に作り出すこともできるようになるわけです。
これが「自由自在」といっていた答えです。
ん~、分かるかなぁ?
だいぶ端折って説明してるけど、分かんなかったらゴメン。構成デザインはちょっと専門的な分野の解説なので、分からなかったら画面構成やデザインの本を読んでみてくださいw。
図と地の分化
「図と地の分化」は、対象を一つのまとまり(シルエット)として取り出し背景と分離して認識することです。
簡単に図にすると、こんな感じ。
おいおい、今さら何言ってんだ?って言われると思ってましたよww。
認知心理学分野の知覚の話なんですが、絵が上手い人というのは、この分化が素早くできる人が多いようです。
私もこれができなきゃ図と地が分かるわけないじゃん!って思ってたんで、あんまり考えないでスルーしてたんですが、後々になって、これがかなり重要な知覚能力なんだってことに気が付いたんだよねww。
そもそもこれが正確に分化できないと、絵が描けないんですよ。
大きい塊としての図と地の分化だけじゃなく、細部に入り込んでの分化ができないと、目や鼻や口の位置が狂ったり、形がゆがんだりします。
結構重要な感覚なんですよねww。
ぶっちゃけ前回、私が四角く切り抜いた紙で絵の狂いをチェックしてるっていうのを書いてますが、実はあれも、細部の図と地の分化をやってるんですよねww。
この分化については、これ以降細かく具体例を出す中で、何となく分かってもらえればと思ってます。
「図と地」は右脳の得意分野
実はこの「図と地」で認識するというのは右脳の得意分野。
特に「図と地の分化」は右脳思考でないと捉えられません。
認知心理学では、図と地に分けられた認識された対象物は「特定の意味を持たない」という特性を持ちます。言語化されたり言語対象物として脳内で変換されないっていうことなので、これはまさに右脳の得意分野。言語能力に形が引っ張られてしまう左脳の機能とは対極にある感覚です。
前回左脳から右脳への切り替え方法というのを説明しましたが、そこの話とちょっと繋がってます。
どうしても切り替えた感覚が分からない、切り替えられないという時には、この図と地の分化というのを意識的に行うことで、強制的に右脳へ切り替えることができるようになります。
また、右脳へ切り替えた時の感覚っていうのを、前回は上手く説明できなかったと思うんだけど、まさにこの「図と地」の識別、「図と地の分化」が通常運転でできるっていう感覚です。
右脳の得意分野なので、「そんなことできないよ」「そんなこと分かんないよ」って言うかもしれないけど、これは元々哺乳類に備わっている機能なんですよ。
人間が狩猟をしていた時代に、この広角視覚変化の認知機能を使って獲物の存在を見つけ出したり、危険を察知したりしてた能力なので、ただ単純に意識ができてない、切り替えられてないっていうだけの話。実は誰にでも本能レベルでできるはずなんだよね、理論的にはww。
まあ、右脳に切り替えられてるっていう確認や、切り替えるスイッチとしてもうまく使えるので、知っておいて損はないですよw。
実はシルエットで捉えるのが本当の基本
ここはちょっと説明しとかなきゃいけないかな?と思ったことなので、まあ余談です。
前回記憶のロックを外すっていう話で、補助線をいれればいいっていう話を書いてるんですが、実はこの「図と地の分化」っていうのができない人っていうのは、補助線がそもそも書けないっていうことが起こるんですよねw。
補助線や構造線がいきなり描けるっていうのは、ある意味絵心がある人なんですよww。
本当に絵が描けない人っていうのは「図と地の分化」ができないので、どこにどう構造線入れたらいいかが分からないっていうことが起きちゃうんですよ。なので本来は話がちょっと前後しちゃうんだけど、構造線を入れる前に「図と地の分化」の方法について、きちんと覚えてからやった方がいいです。
ちょっと絵が描ける人だと、えっ?なんで?って思うかもしれないけど、シルエットとして物体や人物を捉えられないと、頭がどこの位置で丸い線として入るのかとか、首の位置がどこなのかとか、肩がどう入っているのかとか・・・シルエットの中に構造として収めるっていうことができなかったりするんですよ。
人物の描き方などの教本で、人物の骨組みの線から話が始まりますが、実はそれより一つ二つ前の話として、絵が描ける人が意識してない基礎なんだよねww。
なので意外とこの単純な「図と地の分化」っていうのは、言葉で聞くとそんなの当たり前じゃないか!って思うかもしれないけど、結構重要な要素だったりします。
図と地の分化を鍛えるドローイング
具体的に実際私がやっていた、「図と地」を認識する練習法を簡単に紹介しておきます。
実はこれ、私が中学一年生のときの美術の時間に一学期だけやってた、授業前の3分間クロッキーっていうのがヒントになってます。美術の授業の最初、出席番号順に一人ずつポーズをとってモデルになり、みんなで5分間スケッチと3分間クロッキーっていうのをやってたんですよ。
5分間スケッチはそのまま聞いた通りなんですが、3分間クロッキーっていうのは、これ、今思うとクロッキーじゃなくてドローイングだったんだよね。
教わった方法は、鉛筆を紙から離さない、目線はモデルの方に向けて目を離さない、というやり方。クロッキーじゃないよね、ドローイングでしょ?
クロッキー、スケッチ、ドローイングを明確に分けてる人も多いけど、私はごちゃ混ぜの感覚なんで、あまり人のことは言えなけどね。ただ、今いろいろ知識がついてきたおかげで分かるけど、これって明らかに「図と地の分化」のトレーニングをやらされてたんだなぁって思います。
こういう事ってさ、中学生とはいえ、ちゃんと説明して欲しいよね。当時何の説明のないままやらされてて、訳分かんなかったもんww。
ここで紹介するトレーニング方法は、このドローイングをヒントにした方法です。
まあ、とは言えこのドローイング方法は一般的に説明されているドローイングのやり方ではないです。
ちょっと試してみてください。
使う道具
使うのは濃くて柔らかい鉛筆、4Bぐらい。
もしくはコピックの1ミリぐらいの細めのマジックや筆ペンなんかでもいいです。
ドローイング方法
- モデル、または描こうと思っている写真などでもいいので用意します。
- クロッキーブックを開いて用意します。
- 鉛筆をクロッキーブックに立てて、モデルや写真を見ながらその輪郭線を一本線で描いていきます。
- なるべく長い一本線で書いていきます。
- この時クロッキーブックに目を移したり見たりするのは厳禁。
- モデルの背景との境界線だけをずっと目で追ってゆっくり書いていきます。
- 鉛筆を離して別の場所に置く時だけ、クロッキーブックを見ます。
- 目線は常に、モデルの背景との輪郭線や様々な境界線だけを追っていきます。
- 3分~5分で、途中でも終了。
もちろんこんな描き方をすれば、慣れていたとしても、まともな絵になるわけがありませんww。
ぐちゃぐちゃな線になりますよww。
でも、それでいいんです。
手はただ自動的に動かしてるだけで、「図と地」の境界線っていうのを、ずっと目で追うっていうのが重要。
「図と地」の感覚を明確に頭に叩き込むことと、強制的に右脳に切り替えて「絵を描くモード」を理解するための方法だと割り切ってください。
正直ね、こんなこと長時間やるもんじゃないです。頭がおかしくなりますw。
一日3分ぐらいで充分です。
ただこれを続けていくと、図と地の明確な切り替えの感覚や右脳への切り替えっていうのが自然とできるようになりますよww。
具体的なものの見方・捉え方
図と地は分かってきたと思うので、じゃあこれが具体的に絵を描くときにどう関係してくるの?って疑問。
ここは絵を描ける人に聞いてもあんまりはっきりした答えって聞いたことがないよね。
分かってて絵が描ける人だけの秘め事? 秘密にしてるのかな?
ここが私は最初理解はできても、最初全然分かんなかった部分ですよww。
まずは順番に落とし込んでみますね。
物の力場と流れを読み取る
絵を描くときに一番最初に考えることなんですが、今回この部分は全く説明してなかったので、軽く流していきます。
これは構図ともよく似ているんですが、簡単に言えば、力の流れを読み取るってことです。
人が立っているだけでも力の流れはあるし、人が真正面を向いていれば、真正面に力場があります。
人は自然とその力の流れを読み取って注目します。絵を描くということは、その流れを分かりやすく描いてやることでもあるので注目して描くようにしてください。
ただ近代アートになると、その力の流れや力場をあえて抽象化するということもあるので難しいところではあるんですがねww。
まあ、普通に絵を描く場合は必要になります。
マンガなんかはキャラクターの動きで力の流れが分かりやすいので、良い教本になると思いますよw。
この辺はそのうちまたまとめて記事にするのでちょっと待っててww。
全体像のシルエット「図と地の分化」を理解
次に最初の工程として、「図と地に分化」して理解します。
パーツごとに図と地で大まかに読み取れればなお良いです。
これで、描こうとしているものの形や記憶の単純化に引っ張られることなく、全体の大きさや形というもののバランスをざっくり右脳で理解できます。
細部へと段階的に落とし込んでいく「図と地の関係」
ここからが「図と地」を具体的に絵でどう読み取っているかの真骨頂です。
これが最初分かんなかったのよね、私ww。
例えば手を描こうとした場合、絵が描ける人はどこをどう見ているかです。
通常こういった手を描こうと思った場合、レッドの手前の左手を書いた後、重なったブルーの右手を描くと思いますよね。
ですが、「図と地」で物を見て描く場合は、
こんな形に両手を「図」として見て、その境界線、「地」の形を描くつもりで描いてます。
複雑な指の形を描くより、この塊を描く方が、意外と簡単な気がしません?
実際私が最初にこの指の形をとる時、こうやって見て描いてます。
例えばこんな指を描く場合、指を見てはいるんですが、実は指を見ていません。
図のオレンジの部分を「地」の形として見て、指を「図」として認識しながらオレンジの「地」の形を再現しようとして描いてます。
こういう所も同じです。
こんな風に見て、指ではなく「地」の空間の形を描いてます。
もちろん指も見てはいるんですが、「図と地」を反転して全く逆の空間を見てその形を描こうとしていることが多いです。
こういった指を組んでいるところもそのままだと形がとりにくいですよね。
実は指を1本ずつは描いてません。
両手の手を一つの塊の「地」として見て、指の間の空間を「図」として見てます。
指の間の空間の形を描き、位置のバランスを見てますよ。
1本ずつ描くとかなり複雑でバランスを崩しやすいですが、こうして「図と地」で見るとそんなでもないですよねw。
実際私、こうやってバランス出しして描いてます。
もっと分かりやすい例だと、目を描く場合ですかね。
目の黒目と白目を「図と地」として分化して見ます。
目の黒目を描く場合、目を描こうと思えば思うほど、単純化された記憶の形に引っ張られて歪んでしまうので、「図と地」を反転して意味を持たなくします。オレンジ色の白目の部分を「図」として見て、黒目の境界線を描いていきます。
目の上側のまつ毛の輪郭線を描くときも、目の形を追うのではなく、眉毛と目の間の「瞼の形」を「図」として見てその形を見てます。
もちろん、目の上側のラインもちゃんと見てるんだけど、同時に頭の中で「図と地」を切り替えながら描いてるってと思ってもらえれば分かりやすいかな?
顔のラインを描くときも、顔のラインというより鼻と目と頬の間の空間の形を「図」として見てます。同時に「図と地」を反転して顔のラインを見ます。
こんな風に「図と地」を認識して反転しながら物を見ています。
これが「図と地の関係」や「図と地の分化」を、具体的に絵を描くときに使う方法です。
まあ、あくまで一例なんで 実際にはもっと細かいところでも使ってます。大きい区切りで見たり、レイアウトや構図をとる時とかも、いろんな見方や視点で描いてますが、基本は同じですよ。
「図と地」が理屈では分かってても、どう具体的に絵を描くときに使うのか分かんないっていう人は、参考にしてみてください。
少なくとも私はこう解釈してるんだけど、バランスがまず崩れることが無いので間違ってないと思うよw。
「図と地」の物の見方と捉え方・誰も教えてくれない基本の「ん」 まとめ
今回は「図と地」に焦点を当てて、絵が上手い人の視点について解説しました。
前回、前々回の集大成っぽくなっちゃってますが、上手く説明できたかな?
まあ、だいぶ頭のおかしいこと言ってるなぁっていうのだけは、分かると思うけどww。
- 絵を描くときに、右脳に切り替える。
- 記憶の単純化や連動のロックを外してやる。
- その上で、どういう視点でモノを見ているか理解する。
この流れが分ってもらえればOKです。
これで今回のシリーズは終わりですよ。
正直このシリーズで書いてることって、基本中の基本、基本過ぎて教科書にも書いてない事だったりします。でもこれを「神のギフト」だと思って神棚に上げちゃってて、誰もちゃんと噛み砕いて理解してないんだよね。
ただね、有名な画家やアーティストの残されたスケッチや試作の中には、結構これをやってるんだなっていうような研究してる痕跡がかなりあったりします。やっぱり突き詰めれば突き詰めるほど、見えない基本に立ち返るんだなぁって感心しますよねww。
実際これザッと読んでもらっても、おそらくすぐにできるようにはならないと思います。
私自身ちゃんと頭の中で咀嚼して、ちゃんと理解できて、できるようになるまでには、やっぱり半年ぐらいかかってるからねww。
正直私もこうしてちゃんと言語化して説明したのは初めてなので、うまく伝わってない部分も多いと思います。感覚的にすぐピンッときて、実践で使えちゃったら、うん、すげぇ才能あると思うよww、多分。
もともと私が10代後半の頃、超不安定で絵が描けないっていう状態をクリアするための方法論として組み上げたものなので、ホントのところはよく分かりませんww。
ただこれは、完全に頭の中を強制的に「絵を描くモードに切り替える」方法論で、実際の絵を描くノウハウは次の段階です。むしろ絵を描く前段階の話なので、必要ねぇや、って言う人はスルーしてください。
あくまで基本の考え方なので、この段階を超えちゃってる人はまた別の話。右脳のイメージ野で映像を構築して描き出すという所へ行ってしまってるので、また違った考え方が必要になってくるんだよねww。
ただなんで絵が描けるのか、どうして絵が描けるのかっていう、根本的な疑問がある人は、挑戦してみてもいいと思いますよww。
もしスランプや私のように不安定で描けないっていう人は、私が苦労して組み上げた方法なので一度試してみてもらいたいですね。
絵がうまく描けないっていう人も、技術的にどうこうではなくて、見てる視界が間違ってるっていう可能性もあるんでww。
「図と地」を使って先入観をぶっ壊すw。
恐らくこれって誰も教えてくれないことだと思うので、ぜひ試してみてください。