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鉛筆画の描き方とコツ。初心者おじさんの趣味入門になるのか?

2023年3月22日

鉛筆画の描き方とコツ。初心者おじさんの趣味入門になるのか?:イラスト

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!

何者にもなれなかったおっさんの成れの果て、アキラおじさんですww。
今回は鉛筆画と画材と道具の選び方についてです。

鉛筆画やイラストを鉛筆で描いてみたことって一度はありますよね。子供の頃はノートに落書きしまくってましたww。
老後のお楽しみってことで、多少絵心があるんであれば、鉛筆画を今から始めてみてもいいかもしれないですよ。おじさん世代は無趣味だとこの先、目も当てられなくなりますからねw。今のうちにいろんな原石を拾っておくことをおすすめします

鉛筆画は比較的誰でも入りやすいジャンルではあるんですが、私は絵描きとしては10代で早々にドロップアウトしちゃったので、基本の紙の選び方、鉛筆・消しゴムの選び方と使い方、描き方の基本テクニックぐらいしか分かってませんw。ただ、道具も揃えやすく簡単にはじめやすいので、おじさんになった今なら趣味にできるのではないかと鉛筆画入門に挑戦してみましたw。

別サイトで十数年ぶり?数十年ぶり?に鉛筆画を描いてみたのをまとめたんですが、そのあと調子に乗ってもうちょっと描いてみたので、まあ、その続きで入門編って感じですかねw。いろいろ事情はそちらに書いてます。

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鉛筆画はリアルに描くもの?デフォルメ命?楽しめればなんだっていいんじゃん♪

鉛筆画はリアルに描くもの?デフォルメ命?楽しめればなんだっていいんじゃん♪

鉛筆画というと写真と見間違えるようなスーパーリアルな精密画というイメージで、いきなり敷居が高くて「ウッ!」てなると思いますが、当然、あんなの特殊なほんの一部の人達の話です。
あんなに細かい絵を緻密に描き続けてたら神経症になる、と思ってたらホントに病気になってるみたいですね。体力と集中力が相当いるみたいなので、若い時期限定の技法なのかもしんないですw。

絵なんて気楽に描きゃあいいんですよw。
リアルが好きならそれでもいいし、メチャ楽しいデフォルメがすごい人だっているし、ウマヘタだっている。日本画みたいな余白で語ってほとんど描き込まないっていう人だっている。最近では3D絵画とかっていう飛び出すだまし絵みたいな絵を楽しんでる人だっています。キマリが無くて自由なのがアートの醍醐味なんだから、自分が楽しけりゃ何でもいいんじゃない?
私は10代で早々に自分の才能の無さにリタイアしちゃいましたけど、その頃の友人はプロのイラストレーターや建築家、デザイナーになってます。本気でやってただけに絵や創作に嫌な思い出しか残ってないんですが、そんな私でもおじさんになると色々忘れて気楽に楽しめるんですから、大丈夫ですよww。おじさんになるのも悪くないです、図々しく楽しんじゃいましょうw。

まずは自分のタッチというのを見つけてください。
まあ、個性というべきなのかな?ただの自己表現の一種なんで小難しく言わないでタッチと言っときます。こいつが何となくわかってくれば、後は楽しくなってくるだけですよ。
「芸術は爆発だ!」ってどこかの偉い芸術家が言ってましたよね。
上手い下手はホントは二の次、三の次。楽しんだもの勝ちだってw。

鉛筆画を何枚か描いてみた理由

別サイトの方でも書いてるんですが、部屋の片付けと掃除をしていたら本棚の裏から、使ってないケント紙の束が出てきたのが始まり。もう、何年そこにあったのやらという傷み具合で、紙のヘリは完全に茶色く変色してしまってましたw。
もったいないお化けがムズムズ……要するにただのリサイクルですw。

ただ何となく「こんだけ長いこと絵を描いてなかったから、今描いたらメチャクチャ下手クソになってて面白い事になってるかも」なんて自虐的なイタズラ心からスタートしてる感じです。実際はまだ最初の一枚から4~5枚しか描いてないし、もしかしたらこの紙を使い切ったら終わった終わったwって辞めちゃうかもしれないですよw。もう、自分でもよく分かんないですww。

今回の絵の紙をよく見てもらったら分かると思いますが、完全にヘリが茶色く変色してる紙を使ってますw。もう、残すという前提すらない状態で描いてる感じですよ、まあ、大雑把な性格の私らしくていいのかもしんないw。

「作る・遊ぶ・壊す」というサイクルがアートだとすれば、実にアートらしいww。

まあ、どうせ紙のリサイクルだし、一年後にはどっかいっちゃってるかもしれないけど、まあ、そんなもんですよw。

鉛筆画はおじさんの趣味入門に向いているのか?

どう考えても私は将来、「趣味人」としての生き方しか残ってないような気がしているので、随分先ですが老後のためにもいろいろ挑戦、発掘してみようと思ってたところなんですよねw。
おじさんは「無趣味」という人が少なくないです。
まあ、この趣味という言葉自体、日本独特のモノみたいですが、いろいろ興味のあることを増やしておくことをおすすめしますよw。

私の場合、クルマ、バイク、筋トレ、釣り、ロードバイク、ゴルフ、DIY、機械もの等々、いろいろごちゃごちゃやってはいるんですが、コレクターという素養だけは全く無いもので、体が相当動くうちしか楽しめない趣味が多いんですよね。よく考えると意外と金をジャブジャブつぎ込んでたりもするんですわ。
モーレツ社員(死語)でもないし、金もないし、今後も社会に確固たる地位を得られるはずもないダ~ラダラ生きてきたおじさんとしては、金と体力を使わない趣味幅は広くマージンを取っておく必要があるってわけですww。
筋トレもクルマもバイクも、今の趣味があと20年先も現役でいけるのかと、ふと現実的に考えちゃうお年頃なんですよねw。

料理や陶芸って、取って付けたみたいでいかにもじゃんw、そういう意味では鉛筆画、絵画の趣味というのは、金も体力も使わないし、今のうちに始めて、分かってくれば金をかけずに遊べるおじさんの趣味入門としては最適かもしんないw。

目標は、ヨロヨロのフガフガになったら市営のカルチャーセンターで、先輩の方々のお兄様お姉様と楽しく和気あいあいと仲間の輪に入れるレベルになれてればOK!ってな感じですww。

鉛筆画を始めるには?鉛筆画で使っている私の道具

前回消しゴムと鉛筆2本しかなかったんですが、もうちょっと道具を増やしてみました。
正直道具にはこだわんない大雑把な性格なので、描ければなんでもいいじゃん、とも思ってるんですが、形から入る人も多いからね、まあ、最低限といったところです。

鉛筆画を始めるには?鉛筆画で使っている私の道具
  • Hi-uni鉛筆 4B・2B・B・H・2H
  • 消しゴム
  • 練り消し
  • カッター
  • フィキサチーフ

こんなところです。
正直鉛筆なんて1本あればどうにでもなると思うんですが、一応濃淡を揃えました。
Hi-uni1本150円だったかな?100円ショップなら100円で1ダース12本買えるんで、随分コスパが悪い鉛筆ですw。
消しゴムは100円ショップで2個100円だったやつ。練り消しは写真の量の倍ぐらいあって180円ぐらい。カッターはDIYで使ってたものの流用です。フィキサチーフは一番小さいサイズで1000円ぐらいだったかな?
まあ、これぞ最低限って感じでしょうかねww。

鉛筆画で使う道具の選び方と使い方

鉛筆や紙や消しゴムなどにこだわらずに、とりあえずは好きなように描いてみる、というのが大切なことだとは思いますが、鉛筆画で必要になる道具や画材について基本情報も必要だと思うので載せておきます。
ただこういう道具っていうのは時間とともにどんどん進化していくものなので、絶対ではないと思っておいてください。

鉛筆画・初心者のための道具1 紙の選び方と使い方

一般的に鉛筆画に適しているのは目が細かくて表面が硬めの紙です。
多少鉛筆の粉がノリやすいように多少表面が毛羽立っている紙も多いですかね。この辺は好みです。

  • サンフラワー紙 M画
  • ケント紙
  • ホワイトピーチケント紙
  • バロンケント紙
  • BBケント細目
  • コットマン細目

一般的にはこの辺が鉛筆画にはよく使われていて、A4サイズよりB4サイズぐらいからの方がのびのび描けて使いやすいと思います。

サンフラワー紙

サンフラワー紙は、デッサンなんかでも一番よく使われている紙で一番ポピュラーかな。二種類あって、M画は厚手、A画は薄手の紙です。最初はちょっと厚みがあって柔らかめのM画がおすすめです。

ケント紙

ケント紙は今回私が使っている紙で、一般的にはよく目にする安い硬めの紙ですね。マンガなんかのペン画やマーカーでも使われているので、インクや消しゴムをかけても毛羽立たない紙です。

ホワイトピーチケント紙

ホワイトピーチケント紙はケント紙よりきめが細かくて紙質的にとてもきれいな紙です。文房具屋さんで厚手のつるつるした工作用の紙というとこれが出てくることも多いです。印刷なんかにもよく使われている紙ですね。

バロンケント紙

バロンケントは逆にケント紙よりも適度にざらつき感がある紙で鉛筆のノリがいい紙です。ただし純白という感じではなく、オフホワイトといった感じの紙です。

BBケント

BBケントは、線画や鉛筆画でプロも愛用している紙だったんですが、残念ながら製造元のイギリスで廃版になってしまい、現在流通しているのはデットストックになります。私も学生時代愛用してたんだけどねぇ、残念。手で触った感じや描いた感じでは、バロンケントがBBケントの代わりになるような気がするので、一応紹介しておきます。

ホワイトワトソン

ホワイトワトソンは元々水彩用の紙で中目の紙ですが、かなり厚めで、鉛筆のノリも良く、色鉛筆で絵を描いている人が良く使ってるようなので紹介しておきます。ちょっと精密画には向かないかなぁって思いますが、紙の色はケント紙と同じ真っ白なのが良いですねw。

コットマン

コットマンはあまり知られてないですが本来は水彩画用の紙。細目は鉛筆のノリがよく、私が個人的によく使っていた紙です。ちょっと高いですが、ほどほどに高品質でほどほどによく描けるという扱いやすいギリギリのところを攻めてる品質なので、ここぞというときによく使ってました。

鉛筆画の道具1 紙の選び方と使い方

上の写真はケント紙とコットマンのブックタイプです。

いろいろピックアップしましたが、結局のところ初めは手に入れやすいこの2つですかね。
サンフラワー紙でもいいんですが、基本画材屋で1枚売りで買わなきゃならないので面倒くさいんだよね。
安くて比較的どこでも手に入って、まとめてパックになってて、厚紙の台紙も入ってるKMKケントがおすすめ。

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スケッチブックタイプでばらけずまとめておけるコットマン。まあ、コットマンは私の趣味なので、省いてもいいですが、とりあえず最初はケント紙で数をこなすって感じでいいかもね。

鉛筆画・初心者のための道具2 鉛筆の選び方と使い方

ハッキリ言って、あんまり海外製の特殊な鉛筆メーカーの物は買わない方がいいです。
鉛筆なんて消耗品ですからね、欲しい時なるべくどこでも簡単に手に入るものがベスト。

鉛筆画の道具2 鉛筆の選び方と使い方

一般的には三菱のHi-uni、ステッドラーのルモグラフです。
よく見かける、茶色い鉛筆と青い鉛筆ですよww。
大抵この2社であれば小さい文房具屋さんでもどちらも全種類置いてあることが多いです。

  • 日本製 三菱鉛筆 Hi-uni
  • ドイツ製 ステッドラー ルモグラフ

どちらも、製図や絵画デッサンでは世界的なシェアの鉛筆です。
どちらかと言えばルモグラフの方が知名度は高いかな?

三菱はワンランク下のuniでもいいんですが、やっぱり同じ硬度でも硬くて薄いって感じです。どうしてもuniを使いたい場合は、Bなら2Bという感じで2段階ぐらい濃さを上げた方がいいです。

さて、Hi-uniとルモグラフの違いについて。
正直そんなに極端な違いは無いのですが、好みとしての違いです。

Hi-uni

  • 「Hi-uni」はウエットな感じ。
  • 「Hi-uni」は描いてても芯が粘る感じ。
  • 描いた後、5日ぐらい経つとしっとりと馴染んで落ち着くような感覚がある。

日本の名作鉛筆。黒鉛を固めている粘度のせいなのか、ちょっと油分や水分が多いような感覚で、比較的日本人が好きな感覚なんじゃないかなぁw。描いててもほんの少し弾力がある感じ。人物画や動物などの有機的なものや風景画なんかに向いていると思いますね。

ルモグラフ

  • 「ルモグラフ」はドライな感じ。
  • 「ルモグラフ」は乾いた感じでカリカリッて描く感じ。
  • カリッとしてて、時間が経ってもその感じの変化はあまり感じない。

比較的カリッとした感覚で、本当にカリカリという形容詞がピタッと合う鉛筆です。ちょっと青みがかっていてこの乾燥感が病みつきになる鉛筆でもありますね。描いてて手に伝わってくる感覚も硬めに伝わってくる感じがします。よく石膏像などのデッサンに使われることが多いので、人工物を描くのに向いていると思いますよ。

使った感じも仕上がった感じも両方こんな感じが結構あります。
かといって、極端な違いではないので、違いを知らなきゃ両方ともなんでも描けますよww。

この2本の違いは鉛筆の成分の違いらしいんですが、まあ、好みでしょうね。併用している人も多いようで、人物や動物なんかはHi-uni、建物や静物はルモグラフと描き分けてるみたいですね。私は性格がいい加減なもので、あまり気にしてないです。最初に手にしたHi-uniオンリーですわww。

鉛筆の濃さは、細かい人は全種類持ってるみたいですけど、私はメインが2B、それを軸にして6B~2Hまでって感じです。しかも飛び飛びw。こんなもんで充分です。

最初は自分の軸になる鉛筆の濃さって分かんないからねぇ、いろいろ試してみるしかないと思います。
面倒だったら、最近は缶に入った鉛筆セットが売ってるので、まとめ買いしちゃうのもおすすめ。
使ってみないとホントに自分が使う濃度の鉛筆って分かんないのよ。よく使う鉛筆だけが短くなってくるのでその濃度を軸に自分流を組み立てていくのも面白いですよ。
缶があると保管しておくのも簡単なのでおすすめです。

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鉛筆画・初心者のための道具3 カッターナイフの選び方と使い方

カッターは基本なんでもいいですw。
あんまりデカかったりギミックが凝ったものだと面倒くさくなるのでやめた方がいいですね。
要は鉛筆を削るのがメインになりますからね。本当は紙を切ったり切り離したり、3Dっぽく加工したりすることが出てくるかもしれませんが、最初はあんまりそういう使い方をしませんww。

鉛筆削りでもいいですが、基本は手で鉛筆を削れないとダメです。
描きながら、シチュエーションに合わせて芯の長さを調整したり、先端の太さを加工したりするので、実は一定の形でしか削れない鉛筆削りって、上級者向けのアイテムなんですよね。
最近は鉛筆をちゃんとカッターで削れる人も少ないみたいなので、まずは普通に鉛筆が削れるようになってくださいw。

鉛筆画・初心者のための道具4 消しゴムの選び方と使い方

消しゴムはちゃんと消えるプラスチック消しゴムであれば、何でもいいです。
実際私も消しゴムは100円ショップの物を使ってますからね。こだわる人はペン型消しゴムとか電動消しゴムとかいろいろ使ってるみたいですが、細かい部分を消す場合、消しゴムをカッターで切って角を出せばいいんで、それで対処しちゃってます。そもそも私はそんなに消しゴム使いません。消しゴム使わないので消しカスを取る刷毛や羽ぼうきも使わないです。

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多用してるのは練り消しの方ですね。
ラフの線を消したりハイライトを入れたりするのに、練り消しの方が使い勝手がいいです。擦るというより押すという感じで使うことが多いですかね。先端を細くするのも簡単なのでおすすめです。
画材屋に行くと、安くて柔らかい量の多い練り消しと、高くて硬い量の少ない練り消しの2種類があると思います。できれば手で触って、硬めの方を選んでください。硬めの方が鉛筆画では使いやすいです。硬いのではステッドラーがおすすめ。
柔らかい練り消しは、もっと粒子の荒い木炭画やパステル、デッサンなんかに使った方がいいですよ。

鉛筆画・初心者のための道具5 擦筆、綿棒の選び方と使い方

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擦筆、綿棒は鉛筆の線や粉を擦ってぼかす道具です。
擦筆は汚れたら紙やすりやカッター、鉛筆削りで削って使い、綿棒は使い捨てって感じですかね。初心者の頃はこれさえ使えば絶対うまく見えるはず!って必殺技のように思い込んでましたが、実際はかなり扱いが難しいテクニカルな道具です。鉛筆と消しゴムで描くのが足し算引き算だとすると、擦筆、綿棒は掛け算割り算といった感じ。計算が難しいし、使いどころを間違えると取り返しがつかなくなることも多いです。
多用する人とほとんど使わない人とで、はっきり分かれるでしょうね。私は鉛筆のタッチからもあまり使わない方です。
多少なじませるのに使うのは、ティッシュの方が多いですかね。擦る、ぼかすというよりふき取るといった感じでしょうか。厚塗りしている場合は、擦って消す消しゴムも馴染ませたりぼかす道具として使えます。
こればかりは自分の絵のタッチに関係してくるので何とも言い難いですが、一度使ってみて自分に合うか合わないかを判断した方がいいと思います。

鉛筆画・初心者のための道具6 その他便利な道具の選び方と使い方

他にも便利な道具としては、定規、字消版、シャーペン・芯ホルダー、アクリル板なんかがあると思います。正直この辺になってくると無くても困らないって感じになってきますね。

定規

定規はそのまんま、線が必要になったときに使う感じです。建物を描く時なんかには使うかな。金属製よりプラスチックの下が透けて見える透明なものの方が使いやすいですよ。

字消版

字消版はあんまり見たことはないと思いますが、いろんな形に型がくりぬかれていて、曲線や直線で部分的に消したいときなんかに使います。ちなみに私は使ったことがありませんw。

シャーペン、芯ホルダー

シャーペン、芯ホルダーは鉛筆の代わり、これは使うと便利すぎて病みつきになるかもしれないですw。ただそこそこいい値段するので、効率を考えるようになってからでも全然いいですね。プロ御用達ですw。

アクリル板

アクリル板は手の下にひいて紙を擦らないようにするためのものです。人によってはティッシュやコピー用紙をひいたり手袋をする人もいるみたいですが、薄手の透明の板の方が全体を把握しやすいので、アクリル板を使っている人が多いようです。これもその人の描き方次第ですが、使う人と使わない人ではっきり分かれますね。

要は透明なビニール製でいいわけなので、書類を入れるクリアファイルで充分代用できますよ。私もどうしても必要なときはクリアファイルを手の下にひいて描いてます。100円ショップだったら10枚入りで普通に売ってますからね、これで充分充分w。鉛筆ホルダーだって売ってるし、意外と100円ショップでそこそこ必要なものって揃っちゃったりしますよ。

鉛筆画・初心者のための道具7 フィキサチーフの選び方と使い方

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フィキサチーフを知らない人も多いようですが、鉛筆の定着剤です。
薄いビニールの被膜を作るものみたいです、よくわかんないけどw。吹きかけてしまうと、鉛筆の汚れなんかも消しゴムで落ちにくくなるので、最後に吹きかけるようにしてください。
鉛筆、デッサン用とパステル用とあるので、とりあえず鉛筆用というのが種類に入ってるのを選んでおけばOKです。

初心者のうちは、スプレー缶のペンキみたいにべちゃぺちゃに塗りたくっちゃう人もいますが、そんなに吹きかけなくても大丈夫。吹き付けすぎると色や絵の濃さが変わっちゃいます。上からふわっと霧が舞い落ちるぐらいで充分です。
これも結構大きい缶を買ってしまうといい値段がするので、最初うちはハンディタイプぐらいで充分でしょうね。本当に一回の量は少なくていいので、結構長持ちしますよ。絶対表面がテカテカになるほど振りかけないでください、サッとフワッとでいいですw。

鉛筆画入門! 人物画の描き方とテクニック

十数年ぶり、もしかすると数十年ぶりか?で一枚描いて、その後4~5枚しか描いてませんが、それぞれテーマを作って描いてみてるので、描き方の方向性とテクニックとして、恥ずかしいですが紹介しておきます。
紙はただのケント紙で、B4サイズです(多分)。紙の四隅やヘリが茶色く変色してるのはご愛敬ってところで、生暖かく見守ってくださいねw。

鉛筆画で描く人物1

十数年ぶりに描いていきなり難易度を上げてしまいました。そういう人が選ぶモチーフじゃないとは思いますが、逆光ぎみで中間色が中心の丸みのある女性を描いてみました。濃淡の幅があまりないメリハリをつけるのが難しい色合いをあえて選んでます。
鉛筆の柔らかい繊細なタッチをこの絵を使って練習って感じですかね。

鉛筆画で描く人物1

ラフで当たりを取ります。

鉛筆画で描く人物1

上から順番に描きながら、濃淡の中間幅を探り探り描き込んでます。

鉛筆画で描く人物1

全体像のバランスを取っていき、色の濃い部分をはっきりさせてメリハリをつけます。

鉛筆画で描く人物1・女性:イラスト

完成。
ちょっと淡い色合いに意識が行き過ぎてしまって少しデッサンが狂ってしまったかな?
まあ、鉛筆画の場合、全体が白っぽいものっていうのは難しいモチーフなので、テクを磨くうえでも一度挑戦してみるといいですよ。

鉛筆画で描く人物2

今度は質感の違いの描き分けに挑戦です。
同じ羊毛でも、ニットの質感の特徴とコートの厚手のフェルト生地の特徴を、鉛筆で描き分けてみたいと思います。上手くできるかなぁ、ちょっと不安w。

鉛筆画で描く人物2

ザッと濃い部分と薄い部分の色分けをして濃淡の度合いを確認。

鉛筆画で描く人物2

まずニット帽を描いてみました。素材感が上手く出せてるかな?キレイ系女子のニット帽なので、あんまりふわふわというよりクールな印象のニット帽です。

鉛筆画で描く人物・女性2:イラスト

コートを描き上げて完成。
フェルト生地の質感が出てるかな?同じ羊毛でも質感の違うものが同じモチーフの中に2つ入るというのも面白いですよね。

鉛筆画はあくまで線画だと思ってます。
「ぼかしができる線画」
人によって言うことが違うと思いますが、ぼかしができるということは、ぼかさなくてもいいっていう変な理屈が成り立つんですよね。鉛筆はその辺を理解できてくると微妙なタッチの表現幅を作ってくれる画材だってことです。ここが絵の具やパステルとの決定的な違いと独自のテクニックになるんですよね。

鉛筆画で描く人物3

ハイライト気味の光源で中間色を使ったメリハリ表現に挑戦です。
まだちょっと早いかもしれませんが、練習がてらという感じですw。

鉛筆画で描く人物3

ラフで当たりを取ります。

鉛筆画で描く人物3

このぐらい描き上げたところで中間色の濃度の調整をして全体像をイメージします。

鉛筆画で描く人物・男性筋肉3:イラスト

完成。
こういう中間色の肌感をメリハリ出して描くには男性の筋肉質な体って描きやすいですね。
何でデッサンを描くときギリシャ彫刻をモチーフにした石膏像を使うのかよく分かります。

鉛筆画で描く人物4

以外に顔に凹凸が少ない東洋人の顔って、鉛筆画では難しいジャンルになってきます。
ただ日本人だからね、避けては通れないのでちょっと難易度が高そうな顔を選んで挑戦してみました。

鉛筆画で描く人物4

ラフで当たりを取って、表情から描き込んでいきます。
凹凸感が少ないので、特徴のある部分を先に書き出さないとバランスが崩れちゃいます。

鉛筆画で描く人物4

こうして書いていると、本当に日本人の顔って鉛筆画には向いてないですねぇw。
何で浮世絵みたいな線画のタッチが生まれて発展してきたのかがよく分かります。

鉛筆画で描く人物4

黒髪と顔のコントラストに気をつけて描き込んでいきます。

鉛筆画で描く人物・女性4:イラスト

完成。
ラフの段階ではかなり細かい部分まで書き上げてデッサンは狂ってなかったんですが、描き込んでいくと顔の凹凸の微妙な狂いでほんの少しデッサンが狂って見えるから不思議です。
東洋人の、特に若い女性は難しいジャンルになってくるので、ぜひ挑戦してみてください。

鉛筆画を初心者おじさんの趣味入門になるのか?まとめ

鉛筆画を初心者おじさんの趣味入門になるのか?まとめ:イラスト

どうでしょう?ここで描いたのは私のタッチと描き方、練習もかねてなので、まあ、あくまで参考までにww。

何故か定年退職してジジイになると、突然絵画に目覚めて絵を描き始める人っていうのが一定数必ずいます。もちろん絵画だけじゃなく、書道を始めたり陶芸を始めたり、何かしらアートな事を始める人って、結構いるよね。何かそういうものに飢えてるのかしら?まだ私にはよくわかんないやw。

そういう意味ではまだスタートラインに立ってもいない今のうちから、興味があるならチマチマ始めておいてもいいかもしれないですね。

上手い下手なんて最初はだれだって初心者なんだから、気にしない気にしないw。
こんなの誰が評価するってわけでもないので、適当に好きに遊べればそれでよし!究極の我儘、自己満足の極致ですw。
アートの基本は「作る、遊ぶ、壊す」です。他人が評価するってのは入ってこないんですよね。遊んだもの勝ちですよw。
下手だって、数をこなせば味が出てくるもんです。そうなったらこっちのもんですよ。

私としては「目指せ!老後の憩いの場、カルチャーセンター」なのですが、おじさんがお金をかけず楽しむ遊びとしては、結構いい線いくんじゃないでしょうかねww。
今のうちから始めておけば、少しは他人よりリードできるし、もしかしたらもっと面白いアートに出会ってしまって方向転換というのもあるかもしれません。
趣味の入り口としては独自性もあって、自由度の高さからも入りやすくていいかもしんないですよww。
とりあえずは好きなように描いてみる、そこから始めてみませんか?

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