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125ccスクーターのベルト交換!シグナスX-SR(SE44J)駆動系Vベルトの交換時期と交換方法

2024年1月21日

125ccスクーターのベルト交換!シグナスX-SR(SE44J)駆動系Vベルトの交換時期と交換方法

こんにちは!Attaboy運営人のアキラおじさんです!

今回はシグナスX-SR(SE44J)のVベルトの交換時期と交換方法についてです。

125ccスクーターのベルト交換です。
クランクケースの中で、エンジンの伝える役割を果たしている、あのベルトの交換ですよ。
ドライブベルトと呼ぶ人もいますが、正式名称はVベルト。

実はね、部屋を片付けていたら新品のVベルトが出てきたのよ。
あれ? なにこれ? いつ買った??

調べてみたら2~3年前に注文して欠品していたので遅れて届いたやつみたい。
やべえ、完全に忘れてたわ・・・。
と、いうことは・・・4~5年はVベルト交換してないわww。

ヤバッ!

別にベルト鳴きやベルト滑りの症状が出ているわけでもないけど、交換時期は完全に過ぎています。
Vベルトは調子良くても突然バチンと切れしたりするからね、早速交換したので交換方法と手順を分かりやすく紹介しときます。
まあ、駆動系なのでそんなに難しくはないと思うけど、不安があるようならプロのバイク屋やショップでベルト交換してもらってください。あくまで自己責任でお願いねw。責任取れないからねww。

ベルトの長さや幅、ヒビのチェックや取り付けの時の慣らしやベルトの落とし込みの方法なども自分でやる場合のポイントの説明もしておきます。

シグナスの車両型式について一応一覧にしておきます。

年代車両タイプ車両形式
2003年~2006年シグナス1型BC-SE12J
2007年~2012年シグナス2型EBJ-SE44J
2013年~2015年シグナス3型EBJ-SE44J
2015年~2018年シグナス4型EBJ-SEA5J
2018年~2020年シグナス4型2BJ-SED8J
2021年~シグナスグリファス1型8BJ-SEJ4J
シグナス XC12550V、2YM
シグナス XC125D4TG1
シグナス XC125T4GT,4KP
シグナスGT XC150LC4DH1
シグナス XC18025G

基本的にはスクーターのVベルト交換のやり方はどれも同じです。
交換方法が分かればどの車種でも交換できると思います。

ただ、車両型式でベルトの幅や長さ、ボルトの取り付けトルク数が違うので、自分のシグナスの型式のサービスマニュアルで確認してみてください。
今回は私の3型 SE-44Jで作業してますww。

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シグナスX-SR(SE44J)の駆動系Vベルトの交換時期

シグナスX-SR(SE44J)の駆動系Vベルトの交換時期

純正のVベルトです。
一応新品とはいえ自宅に2年以上寝かせてしまっていたので、新品を改めて買い直しました。

部品番号としては、5ML-E7641-00なのですが、5ML-17641-00と共通になっているのかな?
国内・台湾のパーツナンバーの違いみたいなのですが、同じもののようです。
5ML-E7641-00はかえって手に入りにくいので、私は5ML-17641-00を使っています。
特に問題はないみたいですよww。

さてVベルトの正規の交換時期です。

  • 2万km走行で交換。
  • または2年ごとの交換。

マニュアルではそうなってますね。

ただ今回私は、4~5年交換してなくて、走行距離も多分2万km以上走ってますw。

ワオ!超激ヤバですわww。

まあ、そうはいってもウエイトローラーを変えている程度のノーマルだと、純正ベルトの耐久性ってかなり強いからね、結構ビクともしてないことが多いです。
私の知人は買ってから10年間一度も交換したことなかったけど平気だったって強者もいるからねw。
まあ、そういうのは例外として、基本は上の交換時期で点検交換が必要です。
シグナの場合はいじってる人が多いので、Vベルトは2種類あると思っておいた方がいいですね。

正直どっちを使っていてもいいんですが、それぞれ特性が違うので知っておいた方がいいです。

ベルトの種類|純正Vベルト

普通にメーカーが純正部品として提供しているベルトです。
基本駆動系はノーマルで、私のようにウエイトローラーやボスワッシャーでプチチューンしてるぐらいの人だったら純正Vベルトを使ってる人が多いと思います。

純正Vベルトは耐久性重視。

純正は頑丈で長持ちw。ノーマルで使用しているなら、ちょっとやそっとじゃビクともしませんね。
正直純正Vベルトでひび割れが入っていたっていうのは聞いたことがあるけど、ベルトが切れたっていうのはほぼ聞いたことがないです。気になるのは経年劣化だけですね。
純正の場合は切れるというより砕けるって感じでベルトがバラバラになることが多いかなw。
ただし高回転型やパワー型にチューニングしていると、パワーを受け止めきれなくて劣化が激しくなるのも確かです。そういう人は強化Vベルトを使っていると思うけどww。

基本の2万km走行で交換、または2年ごとの交換というのは、純正Vベルトの場合です。

ただ私の経験から言わせてもらうと、実際はこの2倍ぐらいは使えるんじゃないかなって思いますねw。
そこまで使い切っちゃうのは正直ちょっと危ないと思うので、純正Vベルトの場合は一度交換時期でチェックをして、様子見か、交換するかを判断するっていうのがベストかな?

ただね、やっぱり新品に交換すると走り出しが良くなったりアクセルのツキが良くなったりして、走りがちょっと変わるからねw。いくら耐久性がいいとは言え、交換できるんだったら交換しておいた方がいいとは思いますよ。

ベルトの種類|強化Vベルト

高速プーリーに交換している、センタースプリング変更や強化クラッチに交換しているって人は、それに合わせて強化Vベルトに交換している人も多いと思います。

強化Vベルトはパワー重視。

デイトナやキタコ、NCYから販売されているサードパーティー製のベルトがこれです。
強い力に対しての耐久力っていうのはかなり強いですが、寿命が短いのが特徴ですかね。

滑る、伸びるっていうのをよく聞くけど、正直使ってみないとどのぐらい長く使えるのか何とも言えないっていうところがあるけど、物によっては1万km走らないでダメになっちゃうのもあるので、気をつけたほうがいいですよ。

強化Vベルトの場合は、

  • 1.5万km走行で確認or交換
  • または2年ごとの交換

このぐらいで徹底した方が安全だと思います。

強化Vベルトは強い圧力がかかるからね、切れることがたまにあるかな? ベルトをチェックしたときに繊維質のほつれみたいなのがあったときは交換した方がいいです。強化Vベルトはスパッと切れるというより、繊維がブチブチと細かく切れて もしゃもしゃになるっていうパターンが多いので気をつけてくださいね。

Vベルトの滑りや切れは、交換時期を過ぎてる兆候

ベルトのベルト鳴きから始まって、ベルト滑りや切れが出てきたら末期なのですぐ交換した方がいいのですが、ひび割れはちょっと分かりにくいですかね? 定期的に交換していると分からないと思うので、どんな状態になると交換が必要になるのか、ピックアップしておきます。

後輪の方からベルト鳴きのキュルキュル音がして、走り出しやスピードのノリが悪くなる。

この音が出始めたら、完全にベルト滑りを起こしています。基本的にはベルトが伸びてしまってダブついていることが多いかな。もしくはベルトにオイルが付いているケースです。ベルトが劣化していることが多いので最終的にはいくらエンジンを回してもトロトロとしか走らなくなるか、ベルトが切れてしまうと思うので早めに交換した方がいいです。

最近走り出しの回転数や全体の回転数が上がってきた。

これは徐々に変化してくるので気がつきにくいのですが、ベルトが摩耗して細く痩せている可能性があります。ベルトは伸びてしまう場合の方が多いのですが、擦れて細くなることも結構あります。ボスワッシャーなどで隙間を広げてもベルト自体が細くなったのでは意味ないですからねww。これも経年劣化なので気がついたら交換してください。

後輪の方からミチミチメリメリ音がしてスピードが安定しない、ガクガクする。

ベルトは切れにくくするために繊維状の細い丈夫な紐の束で作られてます。これが部分的に切れてきたときに、こんな音がし始めることがあるんですよ。完全に切れてるわけじゃなく、ベルトが部分的に細くなってるせいでガクガクするんですよね。これは割とすぐ分かりますw。中で繊維が絡まってることもあるので結構危険ですから、すぐ交換した方がいいです。

後輪の方からバチンッ!って音がしてエンジンは回るのに走らなくなった。

めったにないですが、ベルトが切れたときですね。すごい音がするんで、すぐわかると思いますよw。この場合完全に走行不能になるので、ベルトの交換をしてください。

ベルトが切れた場合、そんなにほかのパーツへの被害や余計な費用が掛かるってことはあまりないとは思いますが、シャフトが曲がってしまうと結構な出費になると思います。クランクシャフトなどに絡まってしまった場合などは、結構後始末が大変だったりしますよ。

余計な手間が増えるので、なるべく定期的に交換はしておいた方が安全ですよ。

シグナスX-SR(SE44J)の駆動系Vベルトの交換費用

ちなみになのですが、バイク屋でシグナスのVベルト交換をしてもらった場合の交換費用は、工賃・部品代込みで、

10,000円~16,000円ぐらいじゃないかな?

直接確認した方が早いとは思うけど、工賃が1時間8,000円ぐらいと考えれば、部品代はベルトの4,000円ぐらいだからね、交換費用としてはこんなもんだと思います。
ただし自分でベルト交換する場合は、Vベルトの交換だけで終わってしまいますが、プロが整備する場合は、そう簡単には終わりません。

ウエイトローラーやスライドピースなどの交換時期のチェックやガタ、トルクカムのグリス切れ、クラッチシューのチェック、センタースプリングの様子までチェックし、必要があれば交換します。
問題なければ最低限で済みますが、消耗品交換が必要であれば、交換部品代がちょっと多くかかるという可能性はかなりあります。ある程度の予測はしておいた方が良いと思うよw。
経験上、ウエイトローラー周りの消耗品は必然的に交換されちゃうと思うので、部品代は多めに見といた方が良いと思います。

シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換のざっくりとした手順

シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換のざっくりとした手順

今回のVベルトは、このクランクケースを開けて作業します。

クランクケースの詳しい開け方については、ウエイトローラーを交換したときのページに詳しく書いてしるので、一応今回は、クランクケースを開けたところからスタートします。

クランクケースの開け方を詳しく知りたい方は こちらを確認しておいてください。

早速作業と言いたいところなんですけど、一応自分で交換する作業手順の流れを紹介しておきます。

クランクケースを開ける。
 ↓
エンジン側のプーリーを外す。
 ↓
リアタイヤ側の クラッチ・ドリブン一式を外す。
 ↓
Vベルトを交換。
 ↓
ドリブンにVベルトを挟んで落とし込みをして取り付ける。
 ↓
ベルトを通してプーリーを取り付ける。
 ↓
トルク規定値でボルトを締め付ける。
 ↓
回転を確認して終了

大体こんな流れですw。
正直そんな難しいことはやってないですよね。

むしろVベルト交換の時は「クランクケース内の大掃除」と思っておいた方が良いかもしれませんww。

クランクケース内は強制排気されているとはいえベルトのカスやカーボン汚れが結構溜まるので、パーツクリーナーなどで内部をきれいにしておくチャンスですww。
今回私もやってますが、チェックと同時にクリーニングもしておいてくださいね。

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シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換方法・やり方

シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換方法・やり方

前置きがだいぶ長くなりましたが、やっと作業です。
駆動系のクランクケースを開けたところからw。

それぞれプーリー、クラッチ、Vベルトを順を追って外していきます。

シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換方法

今回はこのVベルトの交換です。
こうして取り付けられてる状態だと劣化してるのかどうか分からないんだよねww。

プーリー側のチェックと掃除

シグナスX-SR(SE44J)プーリー取り外し

まずはプーリーの取り外しです。

インパクトドライバーでナットを外します。
ソケットは 17mm。
ウエイトローラーのページでも書いてますが、よほど怪力でないとプーリー、クラッチのナットは人の手ではまず外れないです。作業効率を考えるなら、インパクトドライバーは必須ですよww。

私はインパクトとトルクレンチ両方でソケットを使えるようにアダプター使ってますが、その辺は好みで変えてください。

シグナスX-SR(SE44J)プーリー取り外し

取りあえずドライブフェイスだけ外せばベルトは取り外せますが、今回は掃除とウエイトローラーの摩耗チェックも兼ねているので、プーリー全部外してチェックです。

Vベルト交換時には、ウエイトローラー等のチェックと交換はワンセットですよ。

シグナスX-SR(SE44J)ウエイトローラー確認

一応替えのウエイトローラーも用意してはあったのですが、半年ぐらい前に交換してあまり乗ってなかったので全然新品でしたww。汚れてるだけで全く摩耗してないので、今回はこのまま使います。

シグナスX-SR(SE44J)ウエイトローラー確認

スライダーも全然減ってないみたいなので、このまま使いますよ。

意外とこのスライダーはチェック漏れするパーツなので、すり減ってたり傷があるようなら一度全部交換した方がいいです。

シグナスX-SR(SE44J)プーリーボスのグリース

あまり気がつかないところですが、写真で分かるかな?

プーリーのプーリーボスが通る部分の内側、両脇ゴムパッキンで塞いだ中にグリス溜まりがあって、グリースが入っているんだよね。

サービスマニュアルには何も書いてないんだけど、このグリースって何?

社外品の高速プーリーとかに交換するとここにグリース塗っちゃダメだったりするので、あまり今まで気にしてなかったけど、わざわざグリス溜まりがあるぐらいだからね、指定があるのかな?
万能グリスでいいの? シリコン系じゃなくて多分リチウム系でいいんだよね。

今ついてるグリスの匂いや手に取った色からすると、YAMAHAグリース J だと思うんだけど、間違いなさそうね。グリースとしては柔らかめの茶色いグリースです。今のところグリス切れは全くしてないので、次回グリースを手に入れたらちょっと足しておこうと思います。

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シグナスX-SR(SE44J)プーリーの確認

パーツクリーナーで周りやウエイトローラーについた細かいカーボンや汚れをきれいに取り除いて、ウエイトグリスを薄く塗って取りあえず組んで横に置いておきます。

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これでプーリーはおしまいです。

クラッチ側のチェックと掃除

クラッチ側のチェックと掃除

次にクラッチ側のセカンダリーなのですが、写真で見た通り、ベルトが通る隙間が全くないので、クラッチを外さないとベルトを取り出すことができません。

私のSE44Jより新しい型式のシグナスXはクランクケースの形が大きく変わって、クラッチを外さなくてもすんなりベルトが外せるみたいですね。私のシグナスより新しい型式の場合は、そのままベルト交換できるみたいなので、交換した後プーリーを取り付けておしまいですww。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチの取り外し

私のシグナスはクラッチを外さないとVベルト交換ができないので外しますよww。
こちらもインパクトドライバーでナットを外します。

ソケットは19mm。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチの取り外し

クラッチアウターを取り外します。
取り外したナットとワッシャーは無くさないようにしてください。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチの取り外し

セカンダリーを丸ごと引っ張ってベルトごと外します。

シグナスX-SR(SE44J)クランクケース

空っぽになったクランクケース内。
結構汚れてます。

シグナスX-SR(SE44J)クランクケース

パーツクリーナーを使って中にこびりついてるカーボンやカスを全部取り除きました。
綺麗になったでしょ?

シグナスX-SR(SE44J)クラッチアウター

さて、取り外したクラッチアウターの内側ですが、綺麗に見えて、クラッチシューが密着する部分なので、クラッチシューのカスが均等についていて結構汚いはずです。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチアウター

塩ビのブラシで擦ってみると、出るわ出るわ黒いカスが山盛りですww。
パーツクリーナーを使って裏表綺麗にしていきます。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチアウター

見た目では分からないと思うけど、ピカピカですww。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチ

クラッチの中身の方も掃除していきます。

おりょ? 意外ときれいだねぇw。

もっとガビガビにススまみれを想像してたんだけど、ドリブン部分の裏側にこびりついていたのだけで、表面をパーツクリーナーで軽く拭いていくだけで終了でした。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチシュー

クラッチシューはもっとすり減っていて、交換を考えなきゃいけないんじゃないかと思っていたんですが、予想は大ハズレw。全然平気ですねww。
私の目から見たらこのぐらいだったら、ほぼ新品ですよ。
ノーマル状態であんまり飛ばしてないとこんなに減らないもんなんだねww。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチ周り

ドリブン側から穴を覗いたところだけど、ちょっと写真が暗くてわかりにくいかな?

ここに溝があります。反対側にも入っているので2カ所になるんだけど、この溝とシャフトのガタを起こしてないか確認します。

中を覗くとトルクカム部分のグリースが見えるけど、さすがにもう真っ黒だね。
ここのグリースはYAMAHAグリース E 指定。
高速回転するパーツ内のグリースなので必ずグリースEを使ってください。

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本来はクリーム色の乳白色なんだけど、真っ黒ですわw。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチ周りパーツ

クラッチシューがすり減っていたらクラッチ周りを分解してオーバーホールしようと思ってたので、実は交換パーツやOリングなど一式用意はしてたんだよね。

ただ思った以上に消耗してなかったので、このままだとトルクカムのグリースアップだけで終わってしまいそうw。

う~~~ん・・・。

悩んでたら雨が降ってきそうになってきたぞw。
取りあえず天気が悪くなってきたのでクラッチ周りのオーバーホールは後日に回します。

パーツは用意してあるので近日中に作業します、ちょっとお待ちあれw。

Vベルトのチェックと交換

シグナスX-SR(SE44J)Vベルト

やっと本題のVベルトのチェックと交換です。

写真は取り外したVベルト。思った以上に消耗してましたね。

写真だと分かりにくいと思いますが、ベルトをひっくり返して山部分を開いてみると、亀裂がかなり入っています。写真で白いところがちらほら見えると思うけど、これ、亀裂の間から中の白い繊維が見えているところですw。

シグナスX-SR(SE44J)Vベルト

右側が新品Vベルト。
見ただけで分かるぐらいベルトが細く痩せていて摩耗してましたww。

シグナスX-SR(SE44J)Vベルト

不思議なことに長さは伸びてないですね。
純正はこの頑丈さが魅力ですわww。

Vベルトの交換取り付けと落とし込みポイント

シグナスX-SR(SE44J)Vベルト取り付け

Vベルトには方向があるので気をつけてください。
矢印の方向が回転する方向です。
この方向で取り付けます。

シグナスX-SR(SE44J)Vベルト取り付け

そのままでは隙間が狭くてベルトを入れられないので、クラッチのドリブンを手で広げて、写真のようにベルトを挟んだ状態にしてクラッチを差し込みます。

この時、ノーマルだと手でドリブンを広げるのはカンタンなのですが、センタースプリングを強化スプリングに変更していると、手の握力では広げるのに苦労する場合があります。用途はちょっと違うけど、スプリングコンプレッサーを使ってドリブンを広げるとすんなり取り付けられますよ。

シグナスX-SR(SE44J)Vベルト取り付け

プーリー側へもVベルトを通します。
ボスワッシャーも忘れずに。

シグナスX-SR(SE44J)Vベルト落とし込み

仮でボルト止めしますが、ここで超重要なベルトの落とし込みです。

これで分かるかな?
上で紹介した通り、再度ドリブンを広げてベルトを根元に落としてやります。
写真では片手で掴んでいますが、本当は左右両手で握ってギュッとクラッチのドリブンを握って最大限広げます。
広げないと、ベルトがV字のかなり高いところにあるのが分かると思います。ギュッと握って広げると、ドライブフェイスが広がったところで止まるので、ベルトをドライブシャフトの軸の根元のところまで落とします。
これが落とし込みと言われている方法です。
これをやらないと、ベルトがピンと張ってしまっていて、プーリーのナットが、ちゃんと根元まで締められないということが起こっちゃうんですよね。そのためにやる作業です。
まあ、これが駆動系の作業のコツみたいなもんですよww。

クラッチのドリブンをしっかり手で広げて、ベルトを落とし込み、プーリーが奥までしっかり入るようにベルトに余裕を持たせます。

シグナスX-SR(SE44J)Vベルト落とし込み

このぐらいたわめば充分じゃないかな?
ベルトの落とし込みが不十分でちゃんとプーリーのナットが奥まで締められないことが多いので、気をつけてください。

クランクケースへの組み付けとCHECK

シグナスX-SR(SE44J)プーリートルクレンチ

プーリーとクラッチをしっかりトルクレンチで取り付けていきます。
プーリー、クラッチどちらからでもいいですが、とりあえずプーリー側から締めていきます。

プーリー側のトルクレンチの規定値は45N.mです。

シグナスX-SR(SE44J)クラッチトルクレンチ

クラッチ側も締めていきます。
ボルトとワッシャーは元通りに付けてね。

クラッチ側のトルクレンチの規定値は60N.mです。

私のシグナスの型式ではこのトルク規定値ですが、他の型式では違うかもしれないので、サービスマニュアルで確認しておいてくださいね。

トルクレンチで締め付けるとき、長年オレンジ色のバンドホルダーに、プレートを入れて延長してまで使ってたんですが、最近空滑りするようになってきちゃって、ちょっと使い勝手の悪さを感じてきたんだよねぇww。地面に届くぐらいの長さのユニバーサルホルダーの方が固定しやすくて使いやすいんじゃないかと思い始めてるんだけど、どう思う?

もしかするとユニバーサルホルダーに買い替えちゃうかもしれないですわww。

シグナスX-SR(SE44J)ベルト交換確認

最後に後輪を手で回して落とし込みをリセットします。←これ忘れずに!

エンジンをかけて正常に回るか確認します。

本当は危険なのでカバーを仮付けしてもしもに備えるんですが、今回は写真撮りのためにカバーを開けてテストしました。
皆さんがテストする場合はカバーをつけてテストしてくださいね。

シグナスX-SR(SE44J)クランクケース取り付け

最後にクランクケースを元通りに取り付けて終了。

これで終わりです。

お疲れ様でしたww。

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シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換 まとめ

125ccスクーターのベルト交換!シグナスX-SR(SE44J)駆動系Vベルトの交換時期と交換方法

今回ちょっと枝葉の話が長くなってしまいましたが、Vベルト交換の手順を解説しました。

クランクケースを空っぽにできるチャンスだったんで掃除がメインみたいになっちゃいましたが、掃除はガン無視でベルト交換だけ一直線でも全然問題はないですww。
ただ、長いことクランクケース内のチェックをしていないなら、交換部品の点検もかねてある程度細かく見ておいた方がいいとは思いますけどねww。

Vベルトの慣らしですが、ベルトが馴染めばいいんで20~30kmぐらい軽く走ったら終わりでいいんじゃないですかね。その間に異音だとかベルトが滑り出したなんてことがないかを確認すれば終わりだと思います。

異音がしたら組付け方が悪かったのか、ボルトが外れたってことがあり得ます。
ベルトが滑り出したら、ベルトにオイルやグリースがついてしまった可能性があると思いますね。

取りあえず、私は非常に快調に走ってます。
最近走りが重ったるいなぁって思ってたんだよねw。
まあ、だいぶ乗ってきたし、こんなもんかなって思ってたら違ったねww。Vベルトのせいだったわ。

走りが軽くなったし、走り出しとスピードののりが良くなりました。
まあ、あれだけベルトが痩せてたらそうなりますわなww。

何となく最近走りがだるくなってきたなぁって思ったら、Vベルトの交換、おすすめです。

長い間交換しないっていうのをやったことが無かったんで、こんなに違うとは正直思ってなかったですわ。

今回は私のシグナスXで交換をしましたが、基本的な流れはスクーターすべて同じなので、規定値のトルク数だけ確認すればできると思いますよ。

正直ちょっと掃除に時間がかかってただけで、やってることはそんなに難しいことをやってるわけではないので、一度挑戦してみてください。

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