今回はシグナスX-SR(SE44J)のVベルトの交換時期と交換方法についてです。
クランクケースの中で、エンジンの動力を伝えている、あのベルトの交換ですよ。
ドライブベルトと呼ぶ人もいますが、正式名称はVベルト。
実はね、部屋を片付けてたら新品のVベルトが出てきたのよ。
あれ? なにこれ? いつ買った??
調べてみたら2~3年前に注文したけど欠品してたので遅れて届いたやつみたい。
やべえ、完全に忘れてたわ・・・。
と、いうことは・・・4~5年はVベルト交換してないわww。
ヤバッ!
別にベルト滑りしてるわけじゃないけど交換時期は完全に過ぎてます。
Vベルトは調子良くても突然切れたりするからね、さっそく交換したので交換方法と手順を紹介しときます。
まあ、駆動系なんでそんなに難しくはないと思うけど、不安があるようならバイク屋で交換してもらってください。あくまで自己責任でお願いねw。責任取れないからねww。
ベルトの長さや幅、ヒビのチェックや取り付けの時の慣らしや落とし込みの方法なども自分でやる場合の説明もしておきます。
もくじ
シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換時期
純正のVベルトです。
一応新品とはいえ自宅に2年以上寝かせてしまったので、新品を改めて買い直しました。
台湾YAMAHA純正 シグナスX(CYGNUSX)純正V-BELT Vベルト 5ML-17641-00(5ML-E7641-00)
部品番号としては、5ML-E7641-00なんですが、5ML-17641-00と共通になってるのかな?
国内・台湾のパーツナンバーの違いみたいなんですが、同じものです。
5ML-E7641-00はかえって手に入りにくいので、今回5ML-17641-00を使ってます。
特に問題はないですよww。
さてVベルトの交換時期です。
- 2万km走行で交換。
- または2年ごとの交換。
マニュアルではそうなってますね。
ただ今回私は、4~5年交換してなくて、走行距離も2万km以上多分走ってますw。
ワオ!超激ヤバですわww。
まあ、そうはいってもウエイトローラーを変えてる程度のノーマルだと、純正ベルトの耐久性ってかなり強いからね、結構ビクともしてないことが多いです。
私の知り合いは買ってから10年一度も交換したことなかったけど平気だったって強者もいるからねw。
まあ、そういうのは例外として、基本は上の交換時期で点検交換が必要です。
シグナの場合はいじってる人が多いので、Vベルトは2種類あると思っておいた方がいいかもね。
正直どっちを使っててもいいんですが、それぞれ特性が違うので知っておいた方がいいです。
純正Vベルト
普通にメーカーが部品として出してるベルトです。
基本駆動系をノーマルで、私のようにウエイトローラーやボスワッシャーでプチチェーンしてるぐらいの人だったら純正Vベルトを使ってる人が多いでしょうね。
純正Vベルトは耐久性重視。
まあ、純正は頑丈で長持ちw。ノーマルで使用してるんだったら、ちょっとやそっとじゃビクともしませんね。
正直純正Vベルトでひび割れが入ってたっていうのは聞いたことがあるけど、ベルトが切れたっていうのはほぼ聞いたことがないです。気になるのは経年劣化だけですね。
純正の場合は切れるというより砕けるって感じでベルトがバラバラになることが多いかなw。
ただし高回転型やパワー型にチューニングしていると、パワーを受け止めきれなくて劣化が激しくなるのも確かです。そういう人は強化Vベルトを使ってると思うけどww。
基本の2万km走行で交換、または2年ごとの交換というのは、純正Vベルトの場合です。
ただ私の経験から言わせてもらうと、実際はこの2倍ぐらいは使えるんじゃないかなって思いますねw。
そこまで使い切っちゃうのは正直ちょっと危ないと思うので、純正Vベルトの場合は一度交換時期でチェックをして、様子見か、交換するかを判断するっていうのがベストかな?
ただね、やっぱり新品に交換すると走り出しが良くなったりアクセルのツキが良くなったりして、走りがちょっと変わるからねw。いくら耐久性がいいとは言え、交換できるんだったら交換しておいた方がいいとは思いますよ。
強化Vベルト
高速プーリーに交換している、センタースプリング変更や強化クラッチに交換しているって人は、それに合わせて強化Vベルトに交換している人も多いでしょうね。
強化Vベルトはパワー重視。
デイトナとかキタコとかから出てるサードパーティー物のベルトがこれです。
強い力に対しての耐久力っていうのはかなり強いですが、寿命が短いのが特徴ですかね。
滑る、伸びるっていうのをよく聞くけど、正直使ってみないとどのぐらい長く使えるのか何とも言えないっていうところがあるんだけど、物によっては1万km走らないででダメになっちゃうのもあるんで、気をつけたほうがいいですよ。
強化Vベルトの場合は、
- 1.5万km走行で確認or交換
- または2年ごとの交換
このぐらいで徹底した方が安全だと思います。
強化Vベルトは圧力がかかるからね、切れることがたまにあるかな? ベルトをチェックしたとき繊維質のほつれみたいなのがあったときは交換した方がいいです。強化Vベルトはスパッと切れるというより、繊維がブチブチと細かく切れて もしゃもしゃになるっていうパターンが多いので気をつけてくださいね。
Vベルトの滑りや切れのは交換時期を過ぎてる兆候
正直言ってベルトの滑りや切れが出てきたら末期なのですぐ交換した方がいいんですが、ひび割れはちょっとわかりにくいですかね? 定期的に交換してると分からないんで、どんな状態になるとまずいのか、ちょっとピックアップしておきます。
――後輪の方からキュルキュル音がして、走り出しやスピードのノリが悪くなる。
完全にベルト滑りしてます。基本的にはベルトが伸びてしまってダブついてることが多いかな。劣化してるので最終的にはいくら回してもトロトロとしか走らなくなるかベルトが切れちゃうと思うので早めに交換した方がいいです。
――最近走り出しの回転数や全体の回転数が上がってきた。
これは徐々になってくるので気がつきにくいんですが、ベルトが摩耗して細く痩せてる可能性があります。ベルトは伸びちゃう場合の方が多いんですが、擦れて細くなることも結構あります。ボスワッシャーなどで隙間を広げてもベルト自体が細くなったのでは意味ないですからねww。これも経年劣化なので気がついたら交換しておいた方がいいです。
――後輪の方からミチミチメリメリ音がしてスピード安定しない、ガクガクする。
ベルトは切れにくくするために繊維状の細い丈夫な紐の束でできてます。これが部分的に切れてきたときにこんな感じになることがありますよ。完全に切れてるわけじゃないので、ベルトが部分的に細くなってるせいでガクガクするんですよね。これは割とすぐわかりますw。中で繊維が絡まってることもあるので結構危険ですから、すぐ交換した方がいいです。
――後輪の方からバチンッ!って音がしてエンジンは回るのに走らなくなった。
めったにないですが、ベルトが切れたときですね。すごい音がするんで、すぐわかると思いますよw。この場合完全に走行不能になるので、ベルトの交換をしてください。
ベルトが切れた場合、そんなにほかのパーツへの被害や余計な費用が掛かるってことはあまりないとは思いますが、クランクシャフトなどに絡まってしまった場合などは、結構後始末が大変だったりします。
余計な手間が増えるので、なるべく定期的に交換はしておいた方が安全ですよ。
シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換のざっくりとした手順
今回のVベルトは、このクランクケースを開けて作業します。
クランクケースの詳しい開け方については、ウエイトローラーを交換したときのページに詳しく書いてしまってるので、一応今回は、クランクケースを開けたところからスタートします。
クランクケースの開け方を詳しく知りたい方は こちらを確認しておいてください。
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早速作業と言いたいところなんですけど、一応作業手順の流れを紹介しておきます。
クランクケースを開ける。
↓
エンジン側のプーリーを外す。
↓
リアタイヤ側の クラッチ・ドリブン一式を外す。
↓
Vベルトを交換。
↓
ドリブンにVベルトを挟んで落とし込んで取り付ける。
↓
ベルトを通してプーリーを取り付ける。
↓
トルク規定値でボルトを締め付ける。
↓
回転を確認して終了
まあ大体こんな流れですw。
正直そんな難しいことはやってないですよね。
むしろVベルト交換の時は「クランクケース内の大掃除」と思っておいた方が良いかもしれないですww。
クランクケース内は強制排気されているとはいえベルトのカスなどのカーボン汚れが結構溜まるので、パーツクリーナーなどで内部をきれいにしておくチャンスですww。
今回私もやってますが、チェックと同時にクリーニングもやってくださいね。
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シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換方法
前置きがだいぶ長くなりましたが、やっと作業です。
クランクケースを開けたところからw。
それぞれプーリー、クラッチ、Vベルトを順を追って外していきますよ。
今回はこのVベルトの交換です。
こうして取り付けられてる状態だと劣化してるのかどうか分かんないんだよねww。
プーリー側のチェックと掃除
まずはプーリーの取り外しです。
インパクトドライバーでナットを外します。
ソケットは 17mm。
ウエイトローラーのページでも書いてますが、よほど怪力でないとプーリー、クラッチのナットは人の手ではまず外れないです。作業効率を考えるなら、インパクトドライバーは必須ですよww。
私はインパクトとトルクレンチ両方でソケットを使えるようにアダプター使ってますが、その辺は好みで変えてください。
マキタ インパクトドライバMTD001(ライト型14.4Vバッテリ使用) 1.5Ahバッテリ2本・充電器付ケース付
E-Value ソケットアダプターセット 3本組 差込角 6.35(1/4)・9.5(3/8)・12.7(1/2)mm用
取りあえずドライブフェイスだけ外せばベルトはフリーになりますが、今回は掃除とウエイトローラーの摩耗チェックも兼ねているので、プーリー全部外してチェックです。
Vベルト交換時には、ウエイトローラー等のチェックと交換はワンセットですよ。
一応替えのウエイトローラーも用意してはあったんですが、半年ぐらい前に交換してあんまり乗ってなかったんで全然新品でしたww。汚れてるだけで全く摩耗してないので、今回はこのまま使います。
デイトナ バイク用 DWR ウエイトローラー φ20×12mm 10.0g
スライダーも全然減ってないみたいなんで、このまま使いますよ。
意外とこのスライダーはチェック漏れするパーツなので、すり減ってたり傷があるようなら一度全部交換した方がいいです。
ヤマハ純正 スライドピースセット ヤマハ シグナスX SE12J/44J
あんまり気がつかないところなんだけど、写真で分かるかな?
プーリーのプーリーボスが通る部分の内側、両脇ゴムパッキンで塞いだ中にグリス溜まりがあって、グリースが入ってるんだよね。
サービスマニュアルには何も書いてないんだけど、このグリースって何?
社外品の高速プーリーとかに交換するとここにグリース塗っちゃダメだったりするんであまり今まで気にしてなかったんだけど、わざわざグリス溜まりがあるぐらいだからね、指定があるのかな?
万能グリスでいいの? シリコン系じゃなくて多分リチウム系でいいんだよね。
今ついてるものの匂いや手に取った色からすると、YAMAHAグリース J だと思うんだけど、間違いなさそうね。グリースとしては柔らかめの茶色いグリースです。今のところグリス切れは全くしてないので、次回グリースを手に入れたらちょっと足しておこうと思います。
パーツクリーナーで周りやウエイトローラーについた細かいカーボンや汚れをきれいに取り除いて、ウエイトグリスを薄く塗って取りあえず組んで横に置いておきます。
これでプーリーはおしまいです。
クラッチ側のチェックと掃除
次にクラッチ側なんですが、写真で見た通り、ベルトが通る隙間が全くないので、クラッチを外さないとベルトを取り出すことができません。
私のSE44Jより新しい型式のシグナスXはクランクケースの形が大きく変わって、クラッチを外さなくてもすんなりベルトが外せるみたいですね。私のシグナスより新しい型式の場合は、そのままベルト交換できるみたいなので、交換した後プーリーを取り付けておしまいですww。
私のシグナスはクラッチを外さないとVベルト交換できないので外しますよww。
こちらもインパクトドライバーでナットを外します。
ソケットは19mm。
ディープソケットセット SHS308D クリップ色:赤 差込角:9.5mm 8点 1セット
WORKPRO ソケットレンチセット ガレージツールセット ラチェットレンチ 差込角9.5mm(3/8インチ)
クラッチアウターを取り外します。
取り外したナットとワッシャーは無くさないようにしてください。
セカンダリーを丸ごと引っ張ってベルトごと外します。
空っぽになったクランクケース内。
結構汚れてます。
パーツクリーナーを使って中にこびりついてるカーボンやカスを全部取り除きました。
綺麗になったでしょ?
AZ(エーゼット) CBP-001 High Power ブレーキ&パーツクリーナー 840ml[AW808]×4本
さて、取り外したクラッチアウターの内側ですが、綺麗に見えて、クラッチシューが密着する部分なので、クラッチシューのカスが均等についてて結構汚いはずです。
塩ビのブラシで擦ってみると、出るわ出るわ黒いカスが山盛りですww。
パーツクリーナーを使って裏表綺麗にしていきます。
見た目では分かんないと思うけど、ピカピカですww。
クラッチの中身の方も掃除していきます。
おりょ? 意外ときれいだねぇw。
もっとガビガビにススまみれを想像してたんだけど、ドリブン部分の裏側にこびりついてたのだけで、表面をパーツクリーナーで軽く拭いていくだけで終了でした。
クラッチシューはもっとすり減ってて、交換を考えなきゃいけないんじゃないかと思ってたんですが、予想は大ハズレw。全然平気ですねww。
私の目から見たらこのぐらいだったら、ほぼ新品ですよ。
ノーマル状態であんまり飛ばしてないとこんなに減らないもんなんだねww。
ドリブン側から穴を覗いたところなんだけど、ちょっと写真が暗くてわかりにくいかな?
ここに溝があります。反対側にも入ってるので2カ所になるんだけど、この溝とシャフトのガタを起こしてないか確認します。
中を覗くとトルクカム部分のグリースが見えるんだけど、さすがにもう真っ黒だね。
ここのグリースはYAMAHAグリース E 指定。
本来はクリーム色っぽい乳白色なんだけど、真っ黒ですわw。
クラッチシューがすり減ってたらクラッチ周りを分解してオーバーホールしようと思ってたので、実は交換パーツやOリングなど一式用意はしてたんだよね。
ただ思った以上に消耗してなかったんで、このままだとトルクカムのグリースアップだけで終わってしまいそうw。
う~~~ん・・・。
悩んでたら雨が降ってきそうになってきたぞw。
取りあえず天気が悪くなってきたのでクラッチ周りのオーバーホールは後日に回します。
パーツは用意してあるので近日中に作業します、ちょっとお待ちあれw。
Vベルトのチェックと交換
やっと本題のVベルトのチェックと交換です。
写真は取り外したVベルト。思った以上に消耗してましたね。
写真だと分かりにくいと思いますが、ベルトをひっくり返して山部分を開いてみると、亀裂がかなり入ってます。写真で白いところがちらほら見えると思うけど、これ、亀裂の間から中の白い繊維が見えてるところですw。
純正ドライブベルト(Vベルト) シグナスX 1型/2型/3型(SE12J/SE44J)
右側が新品Vベルト。
見ただけで分かるぐらいベルトが細く摩耗してましたww。
不思議なことに長さは伸びてないですね。
純正はこの頑丈さが魅力ですわww。
Vベルトの交換取り付けと落とし込みポイント
Vベルトには方向があるので気をつけてください。
矢印の方向が回転する方向です。
この方向で取り付けます。
そのままでは隙間が狭くてベルトを入れられないので、クラッチのドリブンを手で広げて、写真のようにベルトを挟んだ状態にしてクラッチを差し込みます。
この時、ノーマルだと手でドリブンを広げるのはカンタンなんですが、センタースプリングを強化スプリングに変更してると、手の握力では広げるのに苦労する場合があります。用途はちょっと違うけど、スプリングコンプレッサーを使ってドリブンを広げるとすんなり取り付けられますよ。
キジマ(Kijima) スプリングコンプレッサー スクーター用
プーリー側へもVベルトを通します。
ボスワッシャーも忘れずに。
仮でボルト止めしますが、ここで超重要なベルトの落とし込みです。
クラッチのドリブンをしっかり手で広げて、ベルトを落とし込み、プーリーが奥までしっかり入るようにベルトに余裕を持たせます。
このぐらいたわめば充分じゃないかな?
ベルトの落とし込みが不十分でちゃんとプーリーのボルトが奥まで締められないことが多いみたいなんで、気をつけてください。
クランクケースへの組み付けとCHECK
プーリーとクラッチをしっかりトルクレンチで取り付けていきます。
プーリー、クラッチどちらからでもいいんですが、とりあえずプーリー側から締めていきます。
プーリー側のトルクレンチの規定値は45N.mです。
クラッチ側も締めていきます。
ボルトとワッシャーは元通りに付けてね。
クラッチ側のトルクレンチの規定値は60N.mです。
私のシグナスの型式ではこのトルク規定値ですが、他の型式では違うかもしれないので、サービスマニュアルで確認しておいてくださいね。
トルクレンチで締め付けるとき、長年オレンジ色のバンドホルダーに、プレートを入れて延長してまで使ってたんですが、最近空滑りするようになってきちゃって、ちょっと使い勝手の悪さを感じてきたんだよねぇww。地面に届くぐらいの長さのユニバーサルホルダーの方が固定しやすくて使いやすいんじゃないかと思い始めてるんだけど、どう思う?
もしかするとユニバーサルホルダーに買い替えちゃうかもしれないですわww。
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最後に後輪を手で回して落とし込みをリセットします。←これ忘れずに!
エンジンをかけて正常に回るか確認します。
本当は危険なのでカバーを仮付けしてもしもに備えるんですが、今回は写真撮りのためにカバーを開けてテストしました。
皆さんがテストする場合はカバーをつけてテストしてくださいね。
最後にクランクケースを元通りに取り付けて終了。
これで終わりです。
お疲れ様でしたww。
シグナスX-SR(SE44J)のVベルト交換 まとめ
今回ちょっと枝葉の話が長くなってしまいましたが、Vベルト交換の手順を解説しました。
クランクケースを空っぽにできるチャンスだったんで掃除がメインみたいになっちゃいましたが、掃除はガン無視でベルト交換だけ一直線でも全然問題はないですww。
ただ、長いことクランクケース内のチェックをしてないんだったら、交換部品の点検もかねてある程度細かく見ておいた方がいいとは思いますけどねww。
Vベルトの慣らしですが、ベルトが馴染めばいいんで20~30kmぐらい軽く走ったら終わりでいいんじゃないですかね。その間に異音だとかベルトが滑り出したなんてことがないかを確認すれば終わりだと思います。
異音がしたら組付け方が悪かったのか、ボルトが外れたってことがあり得ます。ベルトが滑り出したら、ベルトにオイルやグリースがついてしまった可能性があると思いますね。
取りあえず私は非常に快調に走ってます。
最近走りが重ったるいなぁって思ってたんだよねw。
まあ、だいぶ乗ってきたし、こんなもんかなって思ってたら違ったねww。Vベルトのせいだったわ。
走りが軽くなったし、走り出しとスピードののりが良くなりました。
まあ、あれだけベルトが痩せてたらそうなりますわなww。
何となく最近走りがだるくなってきたなぁって思ったら、Vベルトの交換、おすすめです。
長いこと交換しないっていうのをやったことが無かったんで、こんなに違うとは正直思ってなかったですわ。
今回は私のシグナスXで交換をしましたが、基本的な流れはスクーターすべて同じなので、規定値のトルク数だけ確認すればできると思いますよ。
正直ちょっと掃除に時間がかかってただけで、やってることはそんなに難しいことをやってるわけではないので、一度挑戦してみてください。
今回のコンテンツに登場したもの一覧
台湾YAMAHA純正 シグナスX(CYGNUSX)純正V-BELT Vベルト 5ML-17641-00(5ML-E7641-00)
純正ドライブベルト(Vベルト) シグナスX 1型/2型/3型(SE12J/SE44J)
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