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【レビュー】「夢と金」はお金の普遍的な考え方を解説、息の長いロングセラーになりそうな予感!

2024年2月14日

【レビュー】「夢と金」はお金の普遍的な考え方を解説、息の長いロングセラーになりそうな予感!

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!

今回は、西野亮廣著「夢と金」の要約と感想です。

「夢と金」は2023年の初版10万部を突破したベストセラー。

どうやって種銭を作り出すのか、どうやってお金を稼ぐのか、それが分かってなければ「夢」や「やりたいこと」があったって、何もできないで終わるだけ―――。

エンタメを作るだけでなく、自らそれを展開するためのビジネスモデルのデザインまで行い、圧倒的な実績につなげている西野亮廣の頭の中が分かりますよw。

著:西野亮廣
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ビジネス書、自己啓発本のジャンルになるのかな?

世の中の経済がどう回っているの?
ビジネスはどうやって成り立つの?

そういうビジネス感覚の話を、自分の経験をもとに真っ正面から熱く語ってる本ですねw。
「お金が尽きると夢が尽きる」こう言ってるだけあって、いわゆる今流行りのマネー本とは一味違い、「稼ぐ力」についてかなり分かりやすくスポットを当ててます。

こういった今の経済の基本の仕組みについて知りたい人は、ぜひ業種関係なく読んでおくべき、いや、分かりやすいので子供達に教科書として読ませておくべきかもしれない一冊ですw。
NFTなどの最新トピックも取り入れていて、かなり読みやすく、2時間もあれば読めちゃうような本です。ただこういう、日本だけでなく世界で共通する普遍的な考え方はねぇ、売れるよぉw。長く愛されるロングセラーになる予感がしますよぉぉww。

さて、
正直言って私は、キングコング西野のファンでもないし、西野信者でもないです。
ぶっちゃけこの人が、今何やってるのかも知りませんw。
芸人のキングコングがテレビではねてた頃、私はブラック企業で血ヘド吐きながら泥水すすってた頃で、自分がどうやって生きてたかもよく覚えてないぐらい。なのでそもそもテレビも見てなかったしキングコングというコンビすら、今だによく知りませんw。

なんとなく周りからの情報で、えんとつ町のプペルという絵本を斬新な方法で制作した人、クラウドファンディングやNFTの活用方法を確立した人、っていうイメージしかないんだよね。ビジネスセンスの高い人だなぁ、というのが素直な感想。
私はよく知らないという事もあって、かなりフラットに西野亮廣という人を見てると思うんだけど、優秀なクリエーター的起業家、という印象でしかないんだよなぁw。

ずいぶんアンチもいて、こっぴどくやられてるっていう話も聞くけど、そのアンチの気持ちもよく分かんないんだよねぇw。元芸人だから何言ってもいいと思ってる? 今時「お金は卑しい」なんて思ってる人いるの? あそう、いるんだ、へぇ~、信じられないわww。まあそうでなきゃここまで反論してないわなw。

おじさんなるべく楽して生きていこうと思ってるので、ビジネス、経済、税金などの勉強には暇がないんだけど、この西野さんが言ってることって、ホントに専門家が言ってることとほぼ同じことを言ってて驚くのよw。

例えば別ページで紹介している全然ジャンル違いの「デジタルマーケティングの定石」も、違う角度からほぼ同じことを言ってます。

面白いよねぇ~。

多くの専門家が同じことを言ってるんだけど、小難しい専門用語が並んで読み解くのに時間がかかるのは確か。その点さすがエンタメを作ってる人、要点だけをズバズバまとめて難しい言葉は一切なし。ものすごくわかりやすいww。

今の経済の回り方を知りたければ基本が詰まってます。ぜひ読んでおきたい一冊ですわ。

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「夢と金」著者

著者:西野亮廣

1980年兵庫県生まれ。芸人・絵本作家。
2009年、『Dr.インクの星空キネマ』で絵本作家デビュー。0.03ミリ細い黒ペンで描かれたモノクロの緻密な絵が評判に。その後、『Zip&Candy-ロボットたちのクリスマス-』『オルゴールワールド』とモノクロ絵本を執筆。『えんとつ町のプペル』で初のカラー絵本を製作し、以後の作品、『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』『みにくいマルコ~えんとつ町に咲いた花~』はすべてカラーで製作。絵本累計部数は100万部。
他にも、小説『グット・コマーシャル』、ビジネス書『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』『新・魔法のコンパス』『新世界』などがあり、すべてベストセラ―に。
製作総指揮を務めた「映画 えんとつ町のプペル」(2020年公開)は、映画デビュー作にして動員196万人、興行収入27億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞という異例の快挙を果たす。そのほか「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」の長編映画コンペティション部門にノミネート、ロッテルダム国際映画祭クロージング作品として上映決定、第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門へ正式招待されるなど、海外でも注目を集めた。
「えんとつ町のプペル」はミュージカルや歌舞伎としても上演され、好評を博している。
(amazonより引用)

「夢と金」概要・要約

「夢と金」概要・要約

かなり読みやすい本のため、詳しく書いてしまうとネタバレしそうなので、私が気になった部分をピックアップしときます。

  • 「プレミアム」と「ラグジュアリー」の違い。
  • 「脱・労働集約型」と「脱・完売志向」。
  • 「ハイスペック」と「オーバースペック」の違い。
  • 「正しいサービス」よりも「惚れられる」サービス。
  • NFTの活用方法とビジネスモデル化。

これ、全部違うことを言ってるようでいて、実はマーケティングの定番「差別化」のことを今風の課題とフォーカスに変えて繰り返し言ってます。集客方法と何かを始めるためには、お金を生み出すビジネスモデル化をする必要があるって話をしてる本なんですよねww。
違う話をしているようで、全部一本で繋がってます。

あまりに簡単にわかりやすく書かれているせいで、この本の本質の背骨の部分がボケちゃってる気がするんだよなぁw。
なのであえて今回私はちょっと難しく書いてますよww。

この本では具体的な例を交えてそれぞれ大きなブロック分けをしてます。下手するとそれぞれブツ切りの情報として読み取ってしまいかねないんですが、全部繋がった連続性のある内容だというのを理解していかないと、この本で本当に言いたいことっていうのが分からなくなるので要注意w。

この本の内容を極論でいえば「ベストワン」より「オンリーワン」を目指せってこと。

これは人口減少している日本では重要な考え方だし、欧州では国家レベルで方向性を決めてる考え方。競争が激しくなれば価格が下がるし、あえてそんな難しい戦い方はしなくていい方法があるよ、と言ってるんですよね。

プレミアムが最高級のベストワンだとすると、ラグジュアリーはそれとは別格のオンリーワン。
日本人も政府も、毎回必ずここを間違えるので釘を刺してます。
だからこそ自分のビジョンやビジネスモデルの中に富裕層を取り込むべき理由、工夫が必要だと語られています。

日本人は特にお金や仕事のあり方について昔からの洗脳が激しいんで早くこの洗脳から解き放たれないと永遠に貧乏のままだとも、結構遠回しに何度も言ってますよねw。
ハイスペックとオーバースペックの違いや、脱・労働集約型と脱・完売思考の考え方も、洗脳対策と言えなくもないですよ。

正直日本の社会って「プロ」ではなく「セミプロ」社会だと私も思っているので、もともとその資質があるんじゃないかなと思ってる方なんですよww。
パーフェクトなんてこの時代スピードが速くてすぐ変わっちゃうから、早くどうでもいいこだわりなんか捨てちゃった方が良いと思ってるんだけどなぁww。

さらにオンリーワンを目指したら、どういうビジネスモデルの組み立て方をするのか?
ここでは「顧客のファン化」という言葉を使ってるけど、まあ、ちょっとこの人の場合はエンタメ事業ベースなので少し特殊かな?
私たちが基本で考えるべきはSNSマーケティングで言われる顧客の囲い込み戦略とベースマネタリング戦略だと考えれば分かりやすいんじゃないかと思いますw。

この本ではあえてサブスク戦略については全く触れてないけど、おそらく組み込んでいきながら他にはないサービススペースを作り出しマネタイズすべきっていう方法論です。
閉じてるので分かりにくいですが、今どきのインフルエンサーやユーチューバーなんかも完全にオンラインサロンなどを使ってファンの獲得や囲い込みをしてお金を生み出しているので、この考え方ってもっと見習うべきなんだと思いますよ。
サブスクについて書かれていない代わりに、資金幅を大きくできるNFTについて書かれているのが面白いですよね。クリエーターの活動資金としてはサブスクよりNFTとクラウドファンディングを組み合わせた方が相性がいいってことで、もう、ご本人だいぶ時代の先に進んでる感じですww。

NFTの内容についてはかなり概念的な話にはなってますが、メタバースのDAOの問題点と同じく、ブロックチェーン技術の問題点をNFTに置き換えて分かりやすく説明してますね。
実は私も会社で企画通してNFTは経験済みです。まあ、実際やってみると問題続出でこんなに簡単に事は進まないですわww。これでサラッとうまくいってるって、ちょっとすごい!おそらくここでは言えないぐらいのトライ&エラーを繰り返した結果なんだろうなぁって感心させられますねww。

結構巻末の方にもパラパラと重要なことがサラッと書かれているので、読み逃しの無いようにww。

今回のこの「夢と金」は、まさに完全経験値からの提言書ww。

  • 今の時代「オンリーワン」の存在を目指さないと生活自体成り立たない。
  • それを基軸に置いて、すべてのビジネスモデルを構築しないと生き残っていけない。
  • そのためには今まで洗脳されてきたお金と仕事の概念から脱却しないといけない。
  • 世界はもう、だいぶ先に進んじゃってるぞ! 気が付いたもん勝ちだぞ!

なんだかもう、経験談から出てきてる言葉なので、ぐうの音も出ませんわw。
「稼ぐ力」について基本を知りたいっていう人は、ぜひ読んでおいた方が良い一冊です。

「夢と金」感想・レビュー

「夢と金」感想・レビュー

正直、経済に詳しい人や私のように事業企画やマーケティングに関わっている人であれば、今の経済の基本として知ってる事も多い内容だと思います。

ただ、普通に暮らしてるだけの人、特に日本から出て一度もアメリカなどの経済の動きを見たことがない人からすると、もしかすると結構ショッキングな内容なのかもしれないですねww。

ぶっちゃけいろんな意味で、日本って一般常識も組織も硬直化しちゃってて、世界から20年ぐらい遅れてるって感覚は正直あります。ホントに何か新しいことをやろうとしても何にもできなくてイィィ~~ッてなること多いです。イィィ~~ッってww。

そういう意味では大きな枠組みから個人店レベルまで、こんなことができるよって分かりやすく書いてあって結構勇気をもらう人も多いんじゃないかな?
何かやってみようって思う人も多いと思いますよww。

もちろん多少物事を知ってるおじさんが読んでも読みごたえがあると思います。
確かに専門家が小難しい言葉で解説している事が多いですが、こんなにピンポイントで赤裸々に、分かりやす~~く、実体験を交えて解説してる人って見たことないからねぇww。
分かりやすいくせに結構ズシッとくる内容です。
できれば若いうちに、ザッと読んだ後、一つ一つをしっかり噛み砕いて調べまくって理解するってことをおすすめしますよ。

正直なことを言えば、ここで書かれているようなことがホントの意味で分かったのって、私が30代半ばから40代になるぐらいの頃です。何で誰かもってと早く教えてくれなかったのよ!って地団太踏んだねw、いや、マジで。もうすでにいろいろ手遅れになってからですからねぇww。

20代でついた差は一生取り返せない! これって真理ですw。
若いうちに絶対知っておいた方が良い!
絶対です!

「稼ぎ方」と言っても、「お金を確保する方法」「お金を保有する方法」「お金を守る方法」この3つがワンセットというのを外しちゃいけないよ。

本文中にも書かれてたけど「小学校の教科書にしてくれないかなぁ」っていうのには大賛成。
絶対誰も教えてくれないお金の本質が書かれているので、本当は必要なんだよね。
ホントは20代、できれば変な常識を入れられる前に、10代の早いうちに叩き込んでおいた方がいいって!

学校で教えてくれないかなぁ~。

ん~~、無理かぁぁww。

教師にこの「稼ぎ方」の必要性と本質が、全く理解できないと思うからねぇww。
実は親戚の集まりで私の一族勢ぞろいすると「中学・高校教師」「自営業・商売人」「画家・芸術家」という3派で構成されちゃいます。私のような会社員は3人しかいませんww。
ちなみに私の祖父は高校国語教師兼日本画の地方画家で、その偏屈で厳格な親に育てられた子はこんな仕上がりになるっていう典型的な変わり者が私の父で自営業者。私はその変わり者の息子ですw。

校長先生やその上の教育委員会にまで行ってる人もいるからねぇ、おかげで集団でいる学校教師の嫌なところっていうのをこれでもか!と食らってきてるので、断言できますよww。
そもそも「稼ぎ方」という概念は死ぬまでないです。自営業の連中とは根本的に話がかみ合わないし、考え方自体理解できない。まあ、仲が悪いですよw。

給料保証されててそれ以上稼ぐこと禁止の人たちなんで、ひたすら公平論が飛び出してくる。多分この性質が根深く広がってるんだろうなぁって思ってます。
ポーズでは色々取り入れて時代に合わせた教育って言うけど、根本的なことをまるっきり知らないし経験もない、そもそも理解する気もないので多分教えられても、見当違いか上っ面を撫でるぐらいで終わる気がするねw。そんなこと実際に何度も言ってるもんww。

学校では絶対教えてはくれないとは思うけど、子供の内に読んでおいてもらいたいなぁって思いますね。
私のように手遅れになる前にww。
本の内容や文章は高学年の小学生が読んでもいいぐらい分かりやすいのでおすすめですよ。

この本を手に取るような親なら絶対子供にも読ませておいて!

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【レビュー】「夢と金」はお金の普遍的な考え方を解説、息の長いロングセラーになりそうな予感!まとめ

【レビュー】「夢と金」はお金の普遍的な考え方を解説、息の長いロングセラーになりそうな予感!

今回は、夢と金について、概要、感想を紹介しました。
なるべくネタバレしないように感想を書いたのでちょっと意味不明だったり、取っ散らかってたらゴメンねw。

この本はさすがベストセラーになるだけはある良本です。
目立つ存在なのでキンコン西野にアンチも多いみたいですが、それを別にしても読んでおくべき一冊ですよ。私の眼から見たらやり手のベンチャー経営者と同じに見えますからねw。

この本は秀逸ですが、唯一欠点があるとすれば、著者の西野亮廣さんがカリスマ的だってことかなww。自ら広告塔にもなってるし、そのポジションにいつの間にか座ってる。
おそらく頭が良くて回転も速く、感受性も異常に高くて人の些細な機微まで読み取って行動する人だと思います。
良し悪しを別にして、カリスマ性というのを持ってしまってるんですよね。

こういう人の言ってることって、筋が通っててメチャクチャ正しいんだけど、真似して同じようにやっても再現性が低いっていうのが通常です。向き不向きがあるっていう事は分かってても、努力するとできちゃう人なので、できない人に「なぜ?」って詰め寄ったり、理解できなかったりするんだよなぁww。

ので私たちのような凡人はそれなりに工夫して取り入れないといけないってことを覚えないとダメだよね。

とはいえホントに読みやすいビジネス書ですww。
買ってよかった本の一冊なので、ぜひ好き嫌いしないで、自分には必要ないと思っている人こそ読んでもらいたい本ですね。

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