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色鉛筆画で「赤目アマガエル」を描いてみた!【初心者おじさんの趣味入門】

2024年1月22日

色鉛筆画で「赤目アマガエル」を描いてみた!【初心者おじさんの趣味入門】

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!

今回は色鉛筆画、「カエル」を描いてみました。
前回の鉛筆画からだいぶ時間が経ってしまいましたが、初心者おじさんの趣味入門ですよw。

ぶっちゃけ私、色鉛筆は完全初心者です。
前回の「鳥」を描いたのが初めてだったので、今回マジで2回目の本格的な色鉛筆でのお絵かきです。

ほぼ初心者なので作品がどうのこうのというより、単純に大失敗や迷走がちょいちょいあるんですが、まあ、みんな最初はヤラカスってことで、生暖かい目で見守っていてくださいねw。

今回鳥に続きカエルをモチーフに選んだのは、人物や動物よりは毛が無いので描きやすいかなぁっていう邪な理由ですw。ヌルヌルポテッとした質感が表現できれば成功? まあ、堅苦しく考えないで、その程度のゴールイメージで挑戦です。

正直色々基本の知識もついてきたので、今回色鉛筆でよく使う有名な画材や道具も揃えてみました。まあ、実際には使ってないものも多いんですが、気になる人も多いと思うのでリストにしときますね。

また、正直よく分かってない初心者ですが、実際リアルに描いてみて分かったコツなども後半まとめておきますのでシェアしたいと思います。

色鉛筆は絵の具やパソコン画と違って水を使ったり毎回パソコン立ち上げたりの準備がいらないので、サッと使えてパッとしまえるお手軽感の魅力が半端ないです。しかもかなりコスパがよろしい!←これ重要w

色鉛筆は簡単にはじめやすいので、私のような趣味人初心者おじさんには魅力的でお気に入りになるもねw。

まあ、そうはいっても今のところ色鉛筆の塗り方の基本もよく分かってませんよw。混色のやり方や技法、質感の出し方もよく分かりませんから、ゼロからの挑戦です。
大人の塗り絵とかもやったことがないので、ほぼ手探り、無能のおじさんにとっては難題への挑戦ですよww。

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ファーバーカステル ゴールドファーバー色鉛筆を買ったゾ!

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価格は5,000円也~!

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さすがに前回の売りつけられた三菱ユニ色鉛筆12色だけじゃどうにもなんないし、使い勝手に少し不満。描き味や発色でも、もうちょっといいのが欲しくなって、いきなり大人買いしてしまいましたw。

最初はサンフォードのカリスマカラーファーバーカステルどっちにしようか迷ったんだけど、結局ファーバーカステルに決定。

どちらも大人気でプロの使用率が高い色鉛筆。

カリスマカラーの方が世界的に上手い人が使ってるってイメージだし、ファーバーカステルより少し価格が安かったんだけどね、結構クセが強いという話も聞いてて取りあえず保留。

ちなみに「カリスマカラー」と「プリズマカラー」は中の色鉛筆の芯はほぼ同じものです。詳しくは知らないんですが、会社が分かれたとかで、木の材質が違うみたい。プリズマカラーの方が少し安いけど、24色のセットの中に、1本ぐらい軸ずれしてるものがあるって話です。まあ安いし、描くのに支障は無いので特に問題なしってことらしいですよw。

安くて高品質な色鉛筆を!って人には人気が高いです。

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安くて発色が良く、世界的にリアル系の上手い人が良く使ってるので、機会があったら試してみたい色鉛筆です。

さて、ファーバーカステルですが、こちらもプロご用達。プロの使用率がめっちゃ高い人気の色鉛筆。
取りあえず初心者なんで、単純にプロが使ってるファーバーカステルを選んどけば安心かな?って思って買いましたw。

ファーバーカステルはランクで分かれていて、それぞれ赤缶、青缶、緑缶と呼ばれてますね。
赤缶 → 青缶 → 緑缶 の順番に高級になっていきます。

今回買ったのは青缶のゴールドファーバー
デッサンからセミプロまで使えるエントリーモデルって書いてあったんでww。
宝の持ち腐れにならないように、初心者用をチョイス。

正直ね、最終的には値段で決めましたよ、はいw。
プリズマカラーよりゴールドファーバーのほうがちょっと安くて、色数も多い。
しかも緑缶のポリクロモスよりかなり安い!
緑缶は青缶の約2倍の値段するからね。コスパ重視で考えましたよ。

これが、結局今回の失敗の元になるんですがww。

今回用意した色鉛筆以外の道具や画材

今回用意した色鉛筆以外の道具や画材

今回色鉛筆のほか、事前に用意しておいた道具を一通り紹介しときます。
実際に使ったもの、使わなかったもの色々ありますが、この辺って、結構気になるところだと思うのでリスト化しときますよw。

写真の右から順番に書いていきますね。

鉛筆削り

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色鉛筆では、鉛筆削りは必須ですね。

鉛筆画の方では鉛筆削りよりカッターで削った方が先端を加工できるので良いと書いたんですが、色鉛筆の方はカッターだと面倒くさいw。数があるっていうのと芯が太くて柔らかいので結構ラチがあかないですわ。先端を尖らせて使うことがやっぱり多いので毎回同じ芯の長さで素早く削れる鉛筆削りは結構必須です。

写真の鉛筆削りは机の奥から出てきたもので、相当前にホームセンターで買った150円ぐらいの鉛筆削りだったと思う。正直古すぎて覚えてないやw。こだわらないんだったらそんなに高いもんじゃなくてもいいと思うよ。
ただ鉛筆用の鉛筆削りだと、角度が鋭いんだよね。芯が柔らかいので角度が鋭すぎると削ってる間に芯がポキポキ折れちゃうので、色鉛筆用のあんまり角度がつかない鉛筆削りを見つけた方がいいかな。

これ一個持ってるだけでもずいぶん違うよ、マジで。

ブレンダー(カリスマカラー)

これは私、独学なんで色鉛筆の描き方の本を読むまで知らなかった、カラーレスの色鉛筆。
ブレンダーって言って、グラデーションを綺麗に作ってくれる鉛筆です。とりあえず買ってみました。今回私も初めて使ってみて、いろいろ試してみたんだけど、結局あんまり役に立ってないかなぁww。
私の描き方ではあんまり使いどころがなかったな~っていうところがあるんだけど、人によりけりかな?
使う人は結構重宝するんじゃないかなと思いますね。
まあ、一本持っててもいいんじゃないですかね。いろいろ試して技法が広がればOK!

ポスカ

白抜きするときに使う、ホワイト代わりです。
ユーチューブとか見てると、結構このポスカを使ってる人が多いみたいだったんで一応買ってみました。
結局今回は一回も出番はなかったんですが、不透明で綺麗に白抜きしてくれるのと、固まったらカッターで削れちゃうっていうところが、ポイントなんじゃないかな。
そのうち出番があるかもしれないけど、とりあえず、今のところはまだ一度も使ったことはないですね。

練り消し

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これはもう定番ですよね。
私は鉛筆画の時に使ってた練り消しをそのまま流用していますが、色鉛筆専用っていうのもあるみたいですね、よく知らんけどw。
正直、色鉛筆だと全く消えないんであまり使う機会はないんだけど、下書きの鉛筆の線を消したり、ちょっとぼかしに使ったり、その程度だけど無いよりあった方がいいですわw。
鉛筆画の時ほど出番は多くないですが、手元にひとつあったほうが良いです。

細い消しゴム(MONO ZERO)

これは優れもの!
私が色鉛筆にあまり慣れてないからっていう理由もあるんですが、今回かなり重宝しました。
色鉛筆なので、綺麗に消えるっていうことはないんですけど、ちょっとはみ出しちゃったところや、少し色が濃くなっちゃったところとかを、細かいサイズで修正できるのでなかなか便利です。
もしかすると、今回一番なくちゃならない画材だったかもしれないねww。
私は普通の消しゴムタイプのやつしか使ってないけど、砂消しタイプっていうのもあるんで、そっちも一本持っておくといいかもしれないです。マジでこれはおすすめ

鉄筆

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鉛筆画や色鉛筆画で必ず出てくる鉄筆です。
私も必要不可欠かなぁと思って、随分前から細めと極細の2本を持ってるけど、今回も使わなかったねw。

鉄筆は描く前の紙に事前に引っかいた線を付けておくと、その部分に色が入らないので細い線の白抜きができるっていう道具なんですが、たぶん動物の毛とかそういうものを描くときに使うんだろうね。今回ヌメヌメカエル君だったんで全く使う機会がなかったですw。
正直全然使いこなせてないので、どこかのタイミングでちゃんと使おうと思ってるんですが、使いこなしてる人からすると、もうなくてはならない道具の一つらしいですよw。

今のところ私は宝の持ち腐れになっちゃってますw。

カッター

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色鉛筆の場合紙に染み込むわけじゃなく、乗っかっているわけなので、カッターの刃の裏とかで軽く擦ると色が落とせるんじゃないかと思って一応、用意してました。

まあ、結果としては全く使わなかったんですが、どこかのタイミングで技法としては使えそうな気がするんだけど、どうなんでしょうね? 描いてみた結果では、紙を痛めてしまいそうなので、使わないかもしれないなぁと、正直思ってますw。
もしかしたら出番は無いかもねww。

ケント紙

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髪はいつものKMKケント紙です。

色鉛筆で精密画を描く場合は、ほぼ鉛筆画で使う紙と同じでいいと思います。
画用紙的な紙や髪の凸凹の目を活かした絵でもいいと思うんだけど、細かく描き込むなら鉛筆のノリの良い厚手のケント系の紙が描きやすいですね。まあ、参考までに。

電動消しゴム

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これは買い! 絶対持ってた方が良いです。

私が持ってるやつは、実はダイソーの百円のやつですww。
正直これでも充分! 紙を痛めることもなさそうだし、応用範囲はかなり広そうです。ワンポイントで色を落としたり、描き損じでちょっと直したり、結構、今回活躍しましたゾ!
いや、マジでこれは一つ持ってた方がいいですよ、かなり使えます。

ただし、私が買ったこの百円の電動消しゴムは、やっぱり百円だよね、安くて良いんだけど、絶妙に持ちにくいw。
私のようにワンポイントで使うだけだったらこれで全然いいんだけど、もっとペンのように自由自在に使いたいんだったら、もうちょっと握りやすく、細かい操作がしやすい高いやつを買った方が良いと思うよ。

まあ私は所詮初心者なんで、とりあえず百円のやつで充分かなww。

色鉛筆画で「カエル」をリアルに描いてみた。初心者の描き方と手順解説

ちょっと前置きが長くなっちゃいましたが、カエルをお絵描きしていきましょう♪
紙はいつもの四隅が黄色く変色してしまったケント紙です。
たぶんKMKケントの厚手のやつかな? サイズはB4です。

いつもと違って、ちょっと緊張してるかな?
まあ、今回は失敗も多いんで、そのつもりでw。

色鉛筆画|下書き

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

まずは鉛筆で下書きして形を取ります。
実は、ここからしてちょっと失敗。
薄く描いたので分かりずらいんですが、少し大きく描きすぎてしまったのと、鉛筆画の時のように、なるべく補助線を入れない輪郭線だけの描き方をしてしまいました。
色鉛筆の場合は色の切り変わり部分にグラフィックのような補助線は入れて描いた方がよさそうです。

まあ、後で描いてて気が付いたんですけどねw。

色鉛筆画|ゴールドファーバー、まさかの大失敗!

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

やっぱりちょっと大きすぎたw。
大きく描いてしまうと塗るのが大変!
ほどほどのサイズ感って結構大事よww。

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

ゴールドファーバーはかなり硬めの色鉛筆だね。
全体像を想像しながら薄い色から濃い色へと色を重ねてって・・・

????

―――なんかおかしい。

ん? あれ? あれぇぇぇ??

えぇ~~、マジかぁぁぁぁぁぁ~、、、

大変なことが判明!
ゴールドファーバー、全然使えねぇ~!

試し書きした時はそんなでもなかったのに、重ね塗りしたら色を弾いて全然重ならない。
色が乗らない、濃くならない、ヤバい、私に全く合わないことがここで判明!!!

うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

どうすんだ48色!

安物買いの銭失いを地でやっちまったぁぁぁw。

色鉛筆画|色鉛筆の重ね塗り表現検証!

色鉛筆の重ね塗り表現検証!

マジで自分に腹が立ったけど、ちょっとここは落ち着いて、どうなってるのか検証です。

写真の通り、ゴールドファーバー、三菱ユニ色鉛筆、ポリクロモスで試し塗りをしてみました。

赤を先に塗って、緑を重ねるようにして塗ってます。
まあ、見た通りで分かると思いますが、他の2つはちゃんと重ね塗り出来てるのに、ゴールドファーバーは完全に弾いてしまって全く重ね塗りができませんでした。正直びっくりして他の色でも試してみましたが、全部同じ。つまりゴールドファーバーは、色を重ねて画面上で混ぜることができないんですわ。

下地に薄く色を塗って他の色を重ねるってことがそもそもできないみたいです。

2色でこれですからね、4色ぐらい重ねても下地の色が勝っちゃいます。
これだったら三菱ユニ色鉛筆の方がまだ私の描き方に合ってますよw。

どうしよう、これ・・・。

後で知ったんですが、ゴールドファーバーはベースがワックス系。一般的な色鉛筆はオイル系なんだそうです。ワックス系は弾くのが常識って、知ってるわけないじゃん!
こちとら独学じゃ!なめんな!!

色鉛筆の重ね塗り表現検証!

ここでふと、色鉛筆を織り交ぜて使ってみたらどうか考えてみました。

ゴールドファーバーの上にポリクロモスを重ねてみたら、あれ? ちゃんと重なったわ。その逆もいけるみたい。写真だとちょっとわかりにくいけど、ポリクロモスの上にゴールドファーバーの黒で線を描いてみたら普通に描けました。

と、いうことは、柔らかいオイル系の色鉛筆で細かい部分や細い線などで描き込めない時に、硬い芯のゴールドファーバーを使うっていうのは、ありかもしれない!

まあ、この辺は使い方としては間違ってるかもしれないけど、もう少し研究してから、応用でゴールドファーバーは使っていこうかと思ってます。もったいないしねww。

ただ今回私の使い方には全く合ってなかった訳なんですが、もっと淡いタッチの使い方や画風によっては、全然問題ない場合もあるので、ホントに相性ですねw。痛感しましたわww。

色鉛筆はいきなり大人買いしないで、何本かバラ売りで買って試してから買った方が良いですよ。
ん~、でも、私一応そうしたんだけどなぁ、やっぱり実践で描いてみないと、相性の判別ってつきにくいよねぇ・・・難しいw。

色鉛筆画|結局、ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆を買ってしまったw

ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆を買ってしまった
ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆を買ってしまった

キイィィィィィィ!

と、頭に血が上ってたっていうのもあって、勢いでファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆を買ってしまいました。

な、なんと60色セット!
12,000円也~!

高っ!

ファーバーカステル(Faber-Castell)
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安く済ませようとして、かえってムダ金使って高くついちゃったよぉ~。
もう、こんなに色買っちゃったら、ガチじゃんw。
えぇ~、本気で色鉛筆画やんなきゃいけなくなってない?
よく考えたら前回と同じ大人買い。同じことしてますね。
これでこれも自分に合わなかったらどうする気だったんだろうww。

でもポリクロモス色鉛筆、高いだけはあるね。
発色はメッチャ良いし、色のりもいい。作品のさらさらした描き心地はかなりいい!
やっぱり画材は値段に比例するねぇ~ww。

ここからは、このファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆で描いていきます。

その後いろいろ試してみて、色鉛筆の選び方やおすすめのメーカーの色鉛筆については別ページにまとめているので、そちらも参考にしてみてください。

色鉛筆画|もう一度、下書きから

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

気を取り直して、下書きから描き直しです。

最初の時に気が付いた大きすぎるサイズをもう少し小さくして、下書きに補助線を多く入れてます。
写真では薄く描いてるので見にくいですが、色の切りかわり部分にラインを入れて細かく描いてるのが分かるかな?

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方
色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

最初の時は部分的に細かく描き込んで描こうと思ってましたが、今回は先に全体の色計画をどうするかを考えて、全体的にベースカラーを乗せて調整と色の感じを掴むために色を乗せてます。

教本通りってことで、全体像から描き始めてみましたが・・・なんかちょっと違和感ありかな?

ちょっとビビッてるのが丸わかりですww。

色鉛筆画|リアルに描く描き方・塗り方

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

結局カエルの目玉の部分から描き込み始めました。

全体像から描き上げるのはやめました、自分に合ってないわww。

実は目の部分でいろいろ塗り方を試して重ね塗りしすぎたので、色が濁ってしまい、ちょっと全体の中では目玉の彩度が下がってしまいましたね。
おかげで何となくポリクロモスの使い方が分かってきましたよ。

顔部分の質感の表現と体部分の質感の違いが微妙にあるので、その辺が描き分けられればOKかな?

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

顔はボツボツヌメッと、体部分をトゥルンとした感じに描いてみました。
うまく描き分けられてるかな?

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

手足を描いて、全体の様子を確認。
色鉛筆の場合は、細かい部分をいかに省略してそれっぽく描くかが結構キモだねw。

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

足のオレンジを入れたところで、手足の部分と葉っぱの具合のバランスが分かりにくくなってきたので、カエル部分は取りあえずここでストップ。

いやぁ、ポリクロモス色鉛筆いいなぁ。かなり描きやすいw。
色が綺麗だよね。初心者だけど、上手くなった気がするよww。

最初からこれ買っとけばよかったわww。

色鉛筆画|描き方のコツ・描き込み、ホワイト抜き

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

バランスが分からなくなったので、カエルが乗ってる葉っぱを描いてからカエルの足を描き込んでいきます。

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

葉っぱとカエルのバランスから、影や明度の描き込み調整をしていきます。

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

葉っぱとカエルの手足の描き込みをして重なり合いの違和感を無くして馴染ませていきました。

カエルの手のちょっと透明感のある質感を濃い赤と抜けの黄色の色合いで出してみました。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、消しゴムで反射して抜ける白をポイントポイントで抜いて全体像を完成させます。

画面全体をキュッと締めるポイントとしては、モノクロの鉛筆画の場合は濃淡のコントラストをはっきりさせるのがコツですが、カラーの場合はそれに加えて、色の明度と彩度の差によるコントラストの違いも必要ですね。単純に濃淡で影や色を濃くしようとすると複数の色を混ぜすぎてしまって、色が濁ってしまいます。色鮮やかでスマートに見せるのはこの辺がコツなんでしょうね。

これは色鉛筆だけじゃなく水彩や油絵でも共通の法則だと思うので、ある程度カラーリングの理屈は知っておいた方が良いですよ。

色鉛筆画で「カエル」を写真のようなリアルなイラストで描く描き方

画面を締めるという言うことでは、仕上げのホワイトの入れ方も結構重要です。

ちょっと画面を大きくしたので分かりやすいかな?
矢印のあたりを重点的に消しゴムかけて飛ばしてます。
白く大きく抜けている部分は最初から白のまま抜いてましたが、細かい反射で光っている部分の質感は、電動消しゴムでちょんちょん叩くようにして色を飛ばし、さらに上から色を薄く塗り重ねながら肌質を出してます。

普通の消しゴムではできない方法だよね。最初どうやってこの肌質を出そうか描きながら考えてたんですが、ドンピシャでハマりましたよw。電動消しゴム、かなり使えるヤツですww。

色鉛筆画|完成!

色鉛筆画で「赤目アマガエル」を描いてみた!【初心者おじさんの趣味入門】

葉っぱの影を描いて、ちょこちょこと、ほとんど分かんないような修正を入れて、

完成!

フィキサチーフを軽くかけて終了です。
溶けちゃうので色鉛筆にはフィキサチーフを使わないっていう人もいるけど、パステル用や鉛筆用でも軽くフワッとかけるだけなら大丈夫。気になるなら何もしないでも問題なさそうです。

まあまあ、色鉛筆2回目にしては、そこそこなんじゃないww。

完成までの時間は、色鉛筆のゴタゴタもあったんで、トータルすると、3週間以上はかかっちゃってるかなw。

とはいえ、ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆、やっぱりいいねぇw。
ほとんど衝動で買っちゃった感じだけど、発色もいいし、私の描き方にもハマった感じがします。

これでもうちょっと技法をちゃんと覚えて、うまく描けるようになったらバンバンザイかなww。

色鉛筆初心者が実際描いて気が付いたコツ

色鉛筆初心者が実際描いて気が付いたコツ

ぶっちゃけ初心者の私がこんなことを書くのは生意気だとは思うんですが、初心者だからこそ実際に色鉛筆で描いてみて気が付いたコツのようなものがあったので、シェアしといた方が良いよねw。

色鉛筆初心者が本当に必要な道具

今回ゴタゴタした通り、自分に合う色鉛筆っていうのは、当然必須。

まあ、私のように失敗して見つけるっていうのでもいいけどねw。できればテストして手に入れたいところだよねぇw。ただし残り時間の少ないおじさんの趣味には、面倒にならない&時短は必要事項ですw。
スピーディーに見つかるんだったら、多少お金がかかっても仕方がないかなって思ってますよw。

正直色数は多ければ多いほどいいっていうのがホンネかな。
多くても一カ所で使える色鉛筆の数は4色が限界っぽいので、その4色のバリエーションが多い方が良いっていう結論です。
たぶん最初は最低でも36色は必要だと思いますね。

他にホントに必要だと思ったのは、鉛筆削り細い消しゴム電動消しゴムです。
実際描いてて、ホントに必須でしたわw。
鉛筆削りはあんまり鋭くならない角度の浅いのが良いですね。

色鉛筆初心者が本当に必要な道具

写真で分かるかな?
このぐらいの芯の長さになるぐらいの方が使いやすいですね。
普通の鉛筆用だと鋭すぎて削ってる間に芯がバキバキ折れちゃいますww。

色鉛筆の上手な塗り方

どの色鉛筆の描き方の本を読んでも、薄い色から濃い色へと塗り重ねていくという描き方をしてますよね。その方が安全だし確実です。色を重ねて塗っていくことで深みも出てきます。

でもね、実際に塗り重ねて描いてみると、そんなにうまくいくもんでもないです。

薄い色でも下に塗ってしまうとその上に色が乗りにくかったりマダラになったりというのは当然ありますからね。色を濁らせないって意味でも、重ね合わせられる色の数は多分4色ぐらいが上限。下手すると色によっては1色という場合もある。これはどれがどういう組み合わせでどうだというのは、描いて覚えるかやってみないと分からないというのが実状。

長い時間を掛けて感覚を覚えていくのがベストだろうけど、こちとら残り時間の少ないおじさんです、そんな面倒なことやってられないわけですよww。

実際やってみてやりやすかったのは、薄い色から濃い色へと塗り重ねていくのではなく、淡く彩度の高い色と、明度・彩度の低い濃い色とを最初にゴリッと分けて描いてしまって、空いてるその空間を混色含め埋めていくという方法が一番簡単で綺麗に塗れました。

ぽんぽんぽんっと最初に決め打ちして色を塗っていってしまうので、少し感覚の慣れは必要ですが、質感も出しやすいし、色鉛筆のクセというのもあまり気にしなくていいので、おすすめです。

まあ、独学技法極めけりって感じですが、試してみて必要なとこだけ盗んでくださいww。

色鉛筆のリアルな塗り方

色鉛筆のリアルな描き方として、基本テクニックって平塗りだのハッチングだのクロスハッチングなどといろいろ言われてますが、正直どうでもいいわw。ぶっちゃけ実際に絵で4センチ四方ぐらいをゴリゴリ最初に描いていけば、自然とうまく描くために自分で工夫して覚えちゃうよ、マジで。

それより色鉛筆でリアルに描くために必要な塗り方は、「光」をどれだけうまく掴めるか、です。

光の当たっている方向や反射での抜け、照りはどうなっていてどこにあるのか、逆に光が当たってない部分はどこなのか、影はどうなっているか、照らしていない光を捕まえるのも重要。
正直言って、これは絵の具を使った絵画でもすべてに共通する、ある意味奥義に近いことなので、これをお手軽色鉛筆で再現できるとなると、かなりお得感ありますね。

色鉛筆の場合は光が当たっている部分を白く残して描いていくと思います。
この、「描かない部分を描く」というのが、色鉛筆でのリアルな塗り方のコツになると思いますよww。
なんだか禅問答みたいですが、自分で咀嚼して試すのが個性になっていくので、ぜひお試しあれw。

色鉛筆画の描いていく順番

色鉛筆で描いていく順番ですが、上で書いている通り、全体的に淡い色から描き込んで全体像を描き上げていくのが王道です。

ただ、今回私もそれをやってみようと思ってましたが、挫折。結局パーツで分けて描き込む方法になっちゃいましたw。正直描きやすい方法でいいと思いますよw。

全体像を描き上げていく方法は、全体のバランスや出来上がりに統一感が生まれやすく、非常に描きやすい方法だと思います。ただ、細かい部分をゴリゴリ描き込む人には、終わりが見えにくくて結構辛くなってきちゃうところがあると思います。

パーツで区切る私のようなタイプは、自分が一番気になっているところや魅力を感じているところから描き始めるので、良くも悪くもパワーを入れやすいというメンタル面での効果があると思います。ただし、バラバラに組み立てていくので、組み上げる段階で全体と馴染ませたりつながりの部分がうまくいかなかったりと、慣れるまではつぎはぎ感があったりするので、その辺のテクニックは必須になってくると思いますね。

どっちがいいかは正直その人の性格によるってところでしょうか?
全体像から描き込んでいく人は感覚的タイプが多く、女性的な感性が強いような気がします。
パーツで組み立てていく人は理屈っぽいタイプが多く、男性的な感性が強いような気がします。
まあ、あくまで個人的な感想なんですけどね、そんな感じを受けてますよww。

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色鉛筆画で「赤目アマガエル」を描く、描き方とコツ まとめ

色鉛筆画で「赤目アマガエル」を描いてみた!【初心者おじさんの趣味入門】

今回はおじさんの趣味入門、カエルを色鉛筆で描いてみました。
色鉛筆画2回目の分際で、偉そうにいろいろ御託を並べてだいぶページが長くなっちゃいましたw。
ゴメンねw。

まあ、今回いきなり毛むくじゃらの動物とかを描いたら難しそうだという理由だけで、毛のないカエルを描いた姑息なおじさんなので、その辺はご勘弁w。
そこそこ描けたと思うし、それなりに色鉛筆の使い方で気が付いたこともあったんで、いろいろポイントを書いてみたわけです。

次はもうちょっと難しいものを描いてみてもいいかなぁって思ってますw。

色鉛筆もいっぱい買っちゃったし、しばらくは遊べると思うので、出来上がったらまたアップしたいと思ってますよ。

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