

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回はトラックボールではド定番「ボナンザ」の使い方の紹介ですw。
トラックボールマウスのボールの動きが悪くなったと感じたことはありません?
そんな時におすすめしたいのが、トラックボール界の定番コーティング剤「ボナンザ」です。
ぶっちゃけ私も一番滑りが程よくて、使いやすかったのが「ボナンザ」。
しっかり愛用してますww。
最後に行き着くのは「ボナンザ」って言われるぐらいですからね。
どれを使うかで迷うならボナンザを選んでおけばまず間違いないですよw。
トラックボール愛用者に長年支持されているフッ素系コーティング剤「ボナンザ」。
効果期間も長め、極端に滑りすぎない「程よい感覚」がうけているんでしょうね。
適度な滑りと長持ちする効果が特徴で、プロユーザーの間でも定番とされるこのアイテム。今回は、「ボナンザ」の特徴、使い方、メンテナンス方法を徹底解説します。
使ってみようと思っていても使い方が分からないって人は、ぜひ参考してみてください。
「ボナンザ」とは? 特徴と選ばれる理由

ボナンザはもともと、釣具用品として販売されているフッ素樹脂系コーティング剤。
釣り糸や電動リールの潤滑用途で広く使用されていて、特にトラックボールマウス用に作られた製品ではありませんが、その絶妙な滑りと耐久性からトラックボールにも応用できると注目され、現在ではトラックボールユーザーの間で“定番潤滑剤”として有名です。
ボナンザの特長
- フッ素樹脂による強力な硬化型の皮膜形成
- 滑りすぎず、程よい摩擦感・操作感
- 効果が長持ち(1回の塗布で約1〜3ヶ月)
- 汚れや傷からトラックボールのボール保護にも◎
ボナンザのメリット・デメリット
メリット
- 操作感が程よくツルツル感が滑らかで快適
- 長期間持続するコーティング効果
- ボール表面の傷や汚れ防止にも効果的
- ベースコート剤としてもおすすめ
デメリット
- 塗布後に「硬化」と「磨き」が必要で手間がかかる
- 使用中にコーティングが少しずつ剥がれ、細かい透明のカスが支持球部分に溜まりやすい
- ボールに強い抵抗感を求める人には不向き
ボナンザの起源は釣具用品!意外な用途の広さ
- 元々はPEラインの滑り向上や、リールの潤滑用として開発
- クーラーボックスの防汚・撥水用コーティングにも活用
- 耐水性と皮膜の強さを両立しており、トラックボールへの応用は理にかなっている
ニッチな用途が評価され、「最後に行き着くのはボナンザ」と言われてます。
ボナンザは電動リールなどの糸に使われている釣り糸のPEライン部分に直接つけて、糸の滑りを良くする潤滑剤として使われています。リキッドタイプと同じ中身のボナンザスプレータイプもありますよ。
さらにボナンザはニッチなタイプで、リールだけでなくクーラーボックスの内側に塗って水や汚れを弾くためのコーティング剤として使われているなど、かなり裏テク的な製品。最初にトラックボールマウスに使った人、よくこれ見つけたなぁっていうレベルですw。
ボナンザはフッ素系の樹脂剤なのでボールに塗布した後、表面で硬化して皮膜を作ってくれるので、傷も付きにくくなるし、意外と皮膜も強いです。
「コーティング」は、すぐ汚れるトラックボールの汚れ防止にもなるので一石二鳥ww。
ツルツルになり過ぎない、ほどよい感触が残るのって言うと、やっぱりいろいろ試して「ボナンザ」が最強でしたねw。
ボナンザの使い方|正しい塗布で効果を最大化


ボナンザを使った私のトラックボールのメンテナンス方法を詳しく紹介します。
ステップ1:ボールのクリーニング
まずボールを取り外して丁寧に掃除し、油分や汚れを完全に落とします。
支持球や本体も綺麗に掃除してね。
掃除のやり方は別ページで詳しく解説しているので、もしわからない場合はこちらで確認してください↓
ステップ2:ボナンザの塗布

ボールにボナンザを数滴垂らし、指や柔らかい布で均一に伸ばします。
ボナンザのリキッドタイプ、スプレータイプどちらでもいいですが、私はコスパの良いリキッドタイプを愛用しているので今回はリキッドタイプです。

ボール表面にボナンザを垂らしたら、指でボール全体に伸ばしていきます。
タオルやティッシュでそのまま伸ばしてもいいのですが、塗りムラが分かりにくいので、私は指で最初伸ばしちゃいます。薄くよく伸びるので、まあ、どっちでもいいんですがw。
ステップ3:硬化(乾燥)

柔らかい布かティッシュで全面に塗り込むイメージで軽く拭き取ります。
イメージとしてはワックスがけみたいな感じかな?

軽く拭き取った後、約30分間乾燥させて、コーティング剤が硬化するのを待ちます。
ステップ4:磨き

柔らかい布で優しく軽く磨き上げ、表面をツルツルに仕上げます。
ここが快適な操作感を生み出す重要なポイントです。
この「磨き」がポイント!
磨きが甘いと滑りが悪く感じるため、"磨き工程は必須"です。

ツルツルになったら、ボールを本体に戻します。
本体の支持球部分にもボナンザを塗る人もいますが、私は塗布しないですね。
剥がれたコーティングが溜まりやすくなるのでww。
基本的にはこれで終わりです。
ステップ5:必要に応じて二度塗り
より効果を持続させたい場合は、1~2日間隔を空けてもう一度同じ工程を繰り返します。
説明書きはないですが、おそらく完全硬化するのに1~2日かかると思われます。
2度塗りした方が皮膜も均一化して持続時間が長くなるし、表面も滑らかになりますよ。もちろん2日間の間、普通に使っていて問題ないです。
ボナンザの効果持続期間(実体験)

実際に使った体感では、
- 初期状態の"グリングリン感":塗布後1週間程度
- 安定した"ちょうど良い滑り":2〜3ヶ月持続
- 定期的な再塗布の目安:1〜2ヶ月ごと
- 頻繁に細かい作業をする場合、1~2か月で再塗布すると常に快適な状態を維持できます
快適な状態を維持したければ、2~3か月ごとぐらいで塗り直しをした方がいいと思います。細かい作業でトラックボールを使っている人だったら1か月ぐらいで追加して塗り直すのがベスト。
私はシリコンスプレーと組み合わせて使っているので、ベースコートとして2か月ぐらいで塗り直してるって感じです。
コスパについてはかなり良いです。私が使っているボナンザリキッドは、1年ぐらい使っても、50g入りと小さいくせに1回ごとの使用量は少ないので、まだ半分ぐらい残っているって感じ。
ちょっとコスパ良すぎない?
▶コスパの良さも魅力。50gで1年使っても余るほど。
ちなみに、コーティングの宿命で、少しずつ表面のコーティングは剥がれてくるので、支持球の3カ所の周りにはコーティングのカスが溜まりやすくなってきます。
透明のキラキラした細かいプラスチック状のものが付いてきたら、多分それが剥がれたコーティングです。
ちょっと抵抗が出てきたなって思ったら、マメな掃除は必要になってきますね。
ちなみに、あえてすぐこのコーティングのカスを取らずにしばらく残しておくというのもアリです。
このコーティングのカスが残っていると、動きに粘りが出るというか、滑らかなのに抵抗感が出てきて、このぐらいの方が使いやすいって人もいるからね。
それぞれ好みがあると思うので試してみてくださいw。
ボナンザ使用時の注意点と改善方法

ちょっと繰り返しになる部分もありますが、ポイントとして理解しておいてください。
- 磨きが必須: 元の表面はややザラついているため、磨かないと滑りが悪い
- 塗りムラはNG: まばらになると効果が不平均に
- コーティングのカス: 副用效的にボール支持球部分にキラキラしたカスが溜まることがある
塗った後、「滑りが悪い」「操作感が重い」と感じる場合は、塗りムラが原因の可能性があります。
こういう時には、もう一度ボールを、ツルツル感を感じるまで柔らかい布で磨いてみてみる。
または、もう一度ボナンザを塗布して塗りムラが無いように磨いてやると解決することが多いです。

ボナンザのポイントは「硬化時間」と「磨き」です。
「ボナンザを塗った後、最初のうちはちょっとボールが引っかかるような感触があって、だんだん滑らかに動くようになる」という人がいますが、これ、多分塗り方、間違えています。
ボナンザなどの柔らかめのコーティング剤は、厚塗りしても塗り重ねても、層が積み重なって厚くなるという事はほとんどないです。むしろ塗りムラが消えて厚みの均一化がされると考えた方が良いです。
さらに、ボナンザを塗って乾かした状態だけだと表面が荒い状態なので、表面をつるつるにしてやる「磨き」が大切になるんですよね。
もちろんギュウギュウ力を入れて磨いちゃダメですよw。
優しく撫でるように柔らかい布で磨いてください。ツルツルした感覚になればOKです。
この最後の磨きが実は結構重要です、忘れないでねw。
また、アルコールやウエットティッシュで拭くと結構コーティングが剥がれてしまいます。メンテのとき気を付けて。
使っていくうちにコーティングが細かく剥がれて支持球の周辺に溜まりやすいっていう問題もあります。
支持球周辺の掃除は定期的に必要になりますよ。
さらに滑り感が欲しい場合は、ボナンザをベースコートにして、その上にシリコンスプレーを吹き付けるのも効果的です。
私はこの組み合わせが結構好きなので、おすすめしてます。
潤滑剤を使っても動きがガタつく、引っかかるという場合は、ボール自体に見えない細かい傷が入っていて、引っかかるという事も考えられます。34mmのボールを使っているなら操作性の高い高級ボールに交換するっていうのもアリですw。
もちろんこのボールにもボナンザを塗布してねww。

よくある間違い:「ハンドクリームやワセリン」はNG!

よくブログなどで「トラックボールの滑りが悪くなったらハンドクリームやワセリンを塗れ」って書いている人がまだいますが、絶対やっちゃダメ!
潤滑油にはウエットとドライの2種類あって、ハンドクリームやワセリンはウエットです。
そもそもベタベタして不向きです。
トラックボールマウスにハンドクリームやワセリンなどの油性の潤滑剤を使うと、逆に汚れが付着しやすくなります。ボナンザのようなフッ素系・シリコン系のドライタイプを使用しましょう。
ボナンザが向いている人・向いていない人
向いてる人
- 滑らかな操作感が好みの人。長期間、安定した滑り心地を求める人
- トラックボールの性能を最大限引き出したい人
- メンテナンスをこまめに行える人
- 長期的なボール保護も考えたい人
向いてない人
- 簡単にさっと滑りを付けたいだけの人
- 磨きや手間を省きたい人
- 強めの抵抗感を好む方
まとめ|ボナンザはトラックボーラーの必需品

今回ボナンザの塗り方、使い方などについてまとめてみました。
使ってみようと思っていても使い方が分からないって人は、ぜひ参考してみてください。
トラックボールマウスの操作性向上と保護に最適な潤滑剤「ボナンザ」。
「トラックボールが重く感じてきた」「精度が落ちた」と感じたら、ぜひ一度ボナンザを試してみてください。
少し手間はかかりますが、コーティングの持続性・コスパも抜群で、まさに“プロが選ぶ潤滑剤”です。
マニアックですが、使った後の絶妙な滑り感と耐久性を一度味わえば、必ず満足できます。
値段も安いので、ぜひ試してみてくださいね。
今回チェックした製品一覧

