こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回はアニメの「かわいい女剣士」を鉛筆画で描いてみましたw。初心者おじさんの趣味入門です。
ちょっといつもと違う趣向でアニメをモチーフに描いてみました。
意外とね、アニメの絵って鉛筆画には良い練習になるんですよw。
今回は完全に習作ですww。
日本のアニメの絵は3D加工がされていない限り基本線画で、色計画をして作られているものがほとんど。つまり1色の濃淡は2色で表現しているということになります。
アニメは動いているから立体感や迫力が出てくるのであって、ワンシーンを切り取ると結構難しいw。
しかもいざ白黒の鉛筆で描いてみようと思うと、立体的な区分けが難しく、かなり頭の中で見栄えが良くなるように変換しながら描かないといけないんですよねw。
これがなかなかいい勉強になるんですよw。
しかも単純化された平坦なカラー表現が多いので、鉛筆画の基本技術の練習にものすごく向いてます。
平均的な平塗りの技術やぼかし、グラデーション技法をしっかり使いこなさないと意外と描けないんだよね。実際何枚か書いてみて初めて知りましたよww。
アニメ絵を舐めちゃいけませんww。
私流のアレンジがかなり入ってますが、この自分流のアレンジっていうのを見つけるためにも、挑戦してみる価値ありです。
鉛筆画は後片付けも簡単で、隙間時間でちょいちょいっと描けるのでお絵描き初心者のおじさんにもおすすめですよ。意外とリアル系イラストの人も鉛筆使って描いてるので練習しといて損は無いですw。今回も描いていく流れや手順などを追ってますよ。
今回の課題は「やり過ぎないバランス」です。
前回「猫の絵」で手を抜くことを課題にしましたが、今回は違う意味でアレンジをしていく面白さです。
正直言って、リアルな鉛筆画をやろうとしている人は、鉛筆画特有のいらない線をたくさん書く、細かく細かくネチネチ描き込んでリアルを追求しようとするところがあると思います。
でも今回はアニメがモチーフ。
究極の洗練された線画表現、壮大な単純化とデフォルメ表現の集合体ですw。
ある意味リアル志向の鉛筆画とは対極かもねww。
だからこそ面白い!
正直アニメ絵は3回目なのでうまくいくかどうかはやってみない事には分かりませんww。
線画とアニメ絵の良さをしっかり残しつつ鉛筆画としてディフォルメして描かないと形になんないのよw。
どこまで鉛筆画として描き込まないで描くか、やりすぎないかのバランスが今回の課題でしょうねw。
前回書いたのも同じアニメシリーズだったねw。
前回の絵が見たい人はこちらをチェックしてください。
ちなみに今回描いてみて分かったのは、結構広い面を均等に平塗りしたり、グラデーションを入れたりと、基本的な鉛筆画のテクニックの練習になるってこと。
基本技術を練習したい人にはアニメって結構オススメのモチーフかもしれないですねw。
とはいえ、描いている途中にああでもないこうでもないと、構成を決め打ちした割に思ったようにいかなくて試行錯誤がモロ出しです。
まあ、今回はホントに練習って要素が多いですが、途中経過も参考になればって感じですかねww。
今回使用した鉛筆、道具や画材
今回鉛筆画に使った道具や画材はコレ。
- 三菱鉛筆 Hi-uni 4B・2B・B・H・2H。メインはB。
- 鉛筆ホルダー
- 練り消しゴム
- カッター
- サッピツ
- ラストに定着液として、フィキサチーフ
いつも使ってる基本の道具って感じです。
鉛筆はHi-uni。
もしかしたら アニメ絵の場合は カリっと仕上がるステッドラーの方が良いかもしれないですね。
今回は 主線をBで描いてますが、薄い色の平塗りなども多く、H、2Hの出番がかなり多かったです。
今回も大活躍は細い消しゴムのMONO ZERO。
ハイライトで使ってますが、今回は広い面の白抜きもあったので練り消しの方を多く使いました。
鉛筆ホルダーは色鉛筆のページでも書いてますが、プッシュ式はマジでおすすめ、使いやすい。
今回擦筆も使いましたが、あまり多用はしなかったですねww。
紙はいつものKMKケント紙です。
B4サイズ。
超細目のミューズ、普通の安いKMKケント紙を使いました。
こんな感じかな?
鉛筆画入門!「かわいい女性剣士」アニメ画の描き方と手順
早速「鉛筆」での女性剣士の絵の作品作りの手順を追っていきます。
今回は 基本線画なので、枠線をきっちり描き上げてから、全体を描き込んでいくっていうパターンになります。
今回に限ってはあまり質感というのにこだわる必要ないかな?
下書き・デッサン
ケント紙に鉛筆で薄く下書きしていきます。
ここでデッサンが狂ってしまったら元も子もないので、慎重に描き上げますw。
すでにこの段階で光の入り方やグラデーションについては、あまり元のモチーフは参考にならないので、ある程度この段階で考えておいた方がいいと思うんだけど・・・よく分からんw。
今回はほぼ行き当たりばったりできますww。
枠線を描き上げる
まずは線画として描き上げます。
基本とは言えほぼ手探りでおっかなびっくり描いてますw。
顔は失敗できないんで先にちょっと手を入れて描いてます。
顔はちょっと表情も含めてそのまんまだとアレなんでww、私のアレンジが結構入っちゃってますね。
私の絵のタッチになっちゃってる? まあそこは勘弁してくださいよw。
濃淡を付けて描き込んでいく
今回は部分的に描き上げていくというよりも全体的に描き込みながら、バランスを見て描き上げてくっていう感じです。
まあ見た感じこんなところでしょうか?
見た感じでもわかると思うんだけど、結構ベタ塗りしてるところが多かったり、なだらかなグラデーションがあったりして、結構鉛筆画の基礎技術が必要だったりします。
初心者レベルの私としては、いい練習になるなぁww。
髪の毛については、途中まである程度リアルに描こうと思ってたんだけど、やめましたw。
もともと三つ編みがボール球みたいなデフォルメで描かれてて、それをあまりいじっちゃうとキャラクターのらしさがなくなっちゃうかもしれないなぁと思ったので、こんな感じで収めてます。
なんか描き込みをしようとしてたのが分かっちゃうかな? どうだろう?
ちなみに上の写真の手の下に敷いてるのは100円ショップで買ったクリアファイルです。
100円で8枚近く入っててかなりお得w。
今回は全体に鉛筆を入れながら色を濃くしてるので画面を擦ちゃわないように下に敷いて描いてます。
別にコピー用紙とかでもいいんだけどね、透明で柔らかく、下の絵が透けて見えるので結構便利ですよ。
仕上げ・完成
完成に向けて、濃い部分を強調していきます。
顔の書き込みはこんなもんかな?
さらに背景に色を入れていきます。
細部の細かい部分や 全体のバランスの調整、ハイライトを入れ直して、
完成!
なんとか形になったって感じでしょうかw。
オリジナル色を出そうか出すまいか、結構悩んで結局こんな感じ収まったですw。
意外と時間はかかってしまって、仕事の合間合間で描いて2週間ぐらいかかっちゃいました。でも、通常の鉛筆画とは全く違う描き方や頭の使いかたをしたんで、かなり勉強になりましたねw。
食わず嫌いしないで、ぜひ皆さんもちょっと嗜好を変えて試してみたほうがいいと思いますよw。
描いてて結構面白かったですww。
最後にフィキサチーフを軽く吹きかけて、終わりです。
アニメの「かわいい女性剣士」を鉛筆画で描いてみた! まとめ
今回はアニメの「かわいい女性剣士」を鉛筆画で描いてみました。
まあまあ、ちゃんと描けたんじゃないかな?
ホントのアニメ好きには怒られちゃうレベルだとは思うけどねw。
ただ、ちょっとアレンジが入りすぎてしまったかどうか、正直自分では分かんないやww。
まあ、遊びだからねぇ、そんなに鯱張って描かなくてもいいんじゃないww。
かなり勉強になったのは確かですよ。
こんなに鉛筆画の技術を求めてくるとは思ってなかったんで、意外と基礎練習には向いてるかもしれないですね。
ぜひ皆さんも挑戦してみてください!