

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
トラックボールマウスとは? 慣れたら手放せないマウスですよねw。
普通のマウスとの違いを解説です。
トラックボールマウスとは、本体を動かさずに指や手のひらでボールを操作してカーソルを動かすマウスの一種です。一般的なマウスと違って手首や肩への負担が軽く、長時間の作業や腱鞘炎対策に効果的として、エンジニアやクリエイターを中心に人気があります。
結論から言えば、長時間のパソコン作業で手首や肩への負担を減らしたい人には、トラックボールマウスが圧倒的におすすめです。
また、人差し指を使うトラックボールマウスでは、精密操作も得意。
絵描きの私も、トラックボールマウスで絵を描いていますしね。快適な操作性にもう普通のマウスに戻れないですわw。
今回は、トラックボールマウスの選び方のポイントをまとめて、実際私が使った中で「これは!」という機種を4機種ピックアップしました。「初めて使うので、なかなか踏ん切りがつかない」って人は、参考にしてみてください。
トラックボールマウスのメリットとデメリット

メリット
- 手首・肩が疲れにくい
- 狭いスペースでも使える
- 大画面モニターでもポインター移動がスムーズ
- 精密な操作がしやすい(機種による)
デメリット
- 慣れるまで時間がかかる場合がある
- 定期的なメンテナンスが必要
- 価格は一般マウスより高め
- 一部の作業(ゲームなど)では使いにくい場合がある
一度慣れてしまうと戻れない人続出w。特に、私のように「手首が限界、腱鞘炎寸前」という人には救世主的なデバイスです。
ただ、普通のマウスに比べて正直相当使いにくい、という噂も聞いてたんですが・・・
あっ! という間に慣れましたw。
1時間もイジってたらすんなり使えるようになっちゃいました・・・あれぇぇ? なんでぇぇぇ?
トラックボールを使った瞬間、頭に浮かんだのは、ノートパソコン。
ノートパソコンのタッチパッドと、あれ? 感覚が同じだぞw。
ノートパソコンのポインターを動かす時って、親指や人差し指、親指を使って動かしてるでしょ?
アレとそっくりww。
誰だ! 使えなくて挫折するなんて言ったのは! 全然違和感なかったぞ!
ノートパソコンに一度でも触れたことがある人だったら、まず問題ないですわw。
少なくとも私はすぐ使いこなせてしまいましたw。
まあ、普段使いの物なのでこんなもんかなっていう感じですw。

ちなみに、久しぶりに普通のマウスを使ってみたところ・・・重っ!
ナニコレ、重っ! マウス、重っ!
こんな重いものを持って振り回してたんだぁ・・・そりゃあ手首も肩もいたくなるわなww。
意外と普通のマウスってものすごくスペースを必要としてたんだなぁ、っていうのと、いちいち無駄な動作とか無駄に掴むとかしてたんだな、っていうのがはっきりした感じです。
ああヤバイ、もう、絶対普通のマウスに戻れないぃぃww。
トラックボールマウスの選び方【操作タイプ別に解説】
トラックボールマウスは、新製品や改良版が5~6年出ないなんていうのは当たり前w。
おかげでトラックボーラーは、お気に入りのトラックボールマウスが廃版になっても大丈夫なように何台も買いだめしてるっていうじゃない? マニアックな長期愛用者が多いトラックボールマウスなので、自分に合ったタイプをキッチリ選んでおいてください。
トラックボールには3タイプあります。
親指操作タイプ

親指を使ってポインタを操作し、人差し指、中指は普通のマウスと同じ操作性です。
- ボールを親指で操作
- 普通のマウスと形が似ていて初心者でも使いやすい
- ロジクールMX ERGO、エレコム EX-G PROなどが該当
- 広い画面での操作は苦手
✅ おすすめユーザー
マウスからの移行を考えているビジネスパーソン、モバイル用途も多い人。
人差し指・中指操作タイプ

人差し指、中指を使ってポインターを操作。親指、薬指などでボタン操作をするタイプが多い。
- 本体上部の大型ボールを中指・人差し指で操作
- 精密な作業に最適、グラフィックや映像編集などにも対応
- エレコム HUGE、DEFT PROなどが代表例
- 大型の機種が多く、スペースが必要
✅ おすすめユーザー
PhotoshopやIllustratorを使うクリエイター、複数画面を使う業務ユーザー
手のひら操作タイプ

手の平全面を使って操作をするタイプですが、実際細かい操作は人差し指、中指を使って操作していることが多い。手の平も使える操作範囲の広いタイプです。
- プロ愛用モデル多数。左右利き手問わず使えるタイプが多数
- 手のひら全体を使って操作
- ケンジントン SlimBlade Trackballなどが代表格
- 操作性は非常に高いが、サイズが大きく据え置き前提
✅ おすすめユーザー
左右両利き、CAD・3DCG・映像編集など専門性の高い作業を行う人
トラックボールマウスの選び方|絶対に外せない5つの基準
トラックボールマウスを選ぶ際にチェックしておくべき点は以下の5つです。
①操作の精度(DPI/センサー性能)
- 高精度センサー仕様。狙った位置にカーソルがピタッと止まる
- 光学センサーが主流。上位モデルはレーザーセンサーで精度UP
② 接続方式(有線・ワイヤレス・Bluetooth)
- 有線:安定性重視
- ワイヤレス(USBレシーバー):ケーブルなしで快適
- Bluetooth:ノートPCやタブレットとの相性抜群
同時に複数接続できる「ロジクール FLOW」機能搭載モデルは、複数PCを使う人に特におすすめ。
>> ロジクールのFLOW
③ 耐久性とメンテナンス性
- スイッチ耐久性(オムロン製スイッチ等)
- ボールの清掃が簡単な構造かどうかも重要
- 使用頻度が高いなら「長期使用を前提に設計されたモデル」を選ぶべき
④ エルゴノミクスデザイン(疲労軽減)
- 手のひらにしっかりフィットし、指に自然な角度で配置された形状がベスト
- パームレスト付きモデルは神アイテム(エレコムHUGE)
⑤ カスタマイズ性(ショートカットやDPI調整)
- スクロールホイールは付いてるタイプの方が断然便利
- ショートカットキーや専用ソフトがあれば業務効率が爆上がり
- ただし「ボタン多すぎて逆にミスが増える」人はシンプル設計を選ぶ方が良い
【厳選】トラックボールマウスおすすめ厳選4選
実際使ってみて本気で「これはおすすめできる!」というトラックボールマウス4つを紹介します。
【親指派に最適】ロジクール MX ERGO


傾斜角度調整(0°~20°)で自然な手首の位置に調整可能


名作機M570の系譜を継ぎながら、数多くの改良を加えられた最高級機種です。
ぶっちゃけ機能全部入りの完成系ですよw。
親指派だったらこのMX ERGOで文句が出る人の方が少ないと思います。
特徴
- 傾斜角度調整(0°~20°)で自然な手首の位置に調整可能
- ワイヤレス充電式(USBケーブルで充電可)
- Bluetooth+USBレシーバー+FLOW機能対応
- 光学センサー&高耐久スイッチで安定感抜群
メリット: 精度が高くカーソルが安定、細かい作業も得意
デメリット: 初期搭載のボール品質がイマイチ(交換推奨)
向いている人:
- ビジネス×クリエイティブ×マルチPC環境、全部を1台でカバーしたい人
- ビジネス用途がメインで細かい作業にも対応したい人
このマウスで一つだけ気になるのは、通常セットのボールがザラザラしていて品質が悪いこと。
高級タイプのボールへ交換がおすすめです。

ボールサイズは一般的なトラックボールのサイズ直径34mm。
本体は高級路線で耐久性も高く、あれもこれもと全部入りっていう、まず不満が出てこないトラックボールです。
MX ERGOに慣れたら、他のマウスに戻れないという人も多いですね。
【バランス重視】エレコム EX-G PRO


このボールの淵のリングが細かいコントロールができるキモ。


独特な横置き型ボール配置で、大胆に動かすのも得意だけど、親指操作タイプなのに細かい作業も結構得意なタイプ。
ボールリング部分が親指のストッパーになって、ここを軸にして細かい微妙な操作ができます。
もしかしたら細かい作業だけだったら上の「MX ERGO」より上かもねw。
ひろゆきさんも愛用しているマウス、唯一無二の存在かもしれませんよ。
特徴
- 独特の横型ボール配置
- 3種類の接続方式対応(有線・無線・Bluetooth)
- 初期から赤玉人工ルビーボール搭載でスムーズな動き
- 操作リングにより親指でも精密操作が可能
- デザインはユニークだが、意外と手にフィット
メリット: 親指タイプでありながら微妙な操作性も良好
デメリット: やや大きめで持ち運びには不向き
向いている人
- 赤玉ボールで滑り心地が最高
- トラックボールに慣れた人が次に求める「完成度の高さ」
個人的には、最初から赤玉人工ルビーボールを使っているというのが評価高いです。
EX-G PROは人差し指中指操作タイプの形をそのまま横に持ってきたっていう印象がある形状。ただ、この形のおかげで細かい作業が得意なんですが、この横広がりな大型マウスに手のサイズが合わないという人や、親指操作タイプなのに角度調整が無ないという点が、好みの分かれるところ。
【人差し指派最強】エレコム HUGE


直径52mmの大型ボール



私も愛用しているエレコム HUGE。
人差し指・中指操作タイプの中では一番の使い勝手でした。
一番不格好でメカメカしいデザインですが、手を置いておけるパームレストや大型ボールのおかげで長時間使用でも疲れないし、細かい精密作業も得意。見た目で損しているタイプですw。
特徴
- 大型ボール(直径52mm)で指先感覚で正確に操作できる
- 手全体を支えるパームレスト搭載で、手首と肩の負担を最大限軽減
- 高耐久性パーツ仕様
- ボタン数は控えめ。クリックは親指と薬指に配置された特殊設計
メリット: 長時間作業も快適、精密な操作も可能
デメリット: サイズが大きく、デスクスペースが必要。持ち運びには不向き
向いている人
- 長時間の作業、特にグラフィックやビジネス用途で使う人
- 見た目はゴツいが、長時間作業で疲れないタイプ
- トラックボール初心者~中級者でもすぐに馴染む
一つ気になるのは、ボールサイズ直径52mmと特殊なサイズなので、アフターマーケットでの交換ボールがないという事です。元から人工ルビーの高級ボールなので別にいいのですが、もしもの時の交換用ストックは欲しいところですよねw。
見た目でだいぶ損している「HUGE」。
一度使うと印象がガラリと変わるので面白いww。
大画面での操作でも使いやすく入力が楽、初心者でもすんなり使えると思うのでおすすめです。据え置きで使うのであればベストチョイスですよ。
【クリエイター支持】ケンジントン SlimBlade Trackball




トラックボールマウスと言えば、一般的にこのSlimBlade Trackballをイメージする人が多いと思います。
それくらい老舗でメジャーなトラックボールマウスです。
左右対称で、四角くって4つしかボタン配置がないシンプルなデザイン。
独特な使い心地で、形から入りたい人だったら絶対これ一択でしょうねw。結構シャープでスタイリッシュ、かっこいいです。
ぶっちゃけプロ仕様って感じですよw。
特徴
- 超大型ボール(直径55mm)
- ボールを「回して」スクロールする独自機能搭載
- 左右対称デザインで左利きユーザーにも最適
- 玄人好みの操作性、プロ仕様の精密操作
メリット: 繊細な操作に優れたプロ仕様
デメリット: ボタン数が少なく慣れるまで戸惑うことがある
向いている人
- グラフィックやクリエイティブな作業を専門に行うプロユーザー
- CAD・3DCG・動画編集・フォトレタッチなど、クリエイター特化
- 初心者向けではないが「最終的にこれに落ち着く」ユーザー多数
ボタン4つとかなりシンプルな操作性なんですが、ボタンの沈み込みは結構しっかり深く押さないとダメなタイプ。少しどっしりとしたボールの操作感やケンジントン特有のスクロールホイール方式など、はっきり言って、ちょっといじっただけでも分かる、初心者向けというよりは明らかにトラックボールを長年愛用してきて、最終的に行き着く「玄人志向」という印象ですw。
正直特有の使い勝手というのがあって、それをクセとして使いにくいと感じるか、便利で面白いと感じるかで好みが分かれるところだと思いますね。
私は最終的にボールの動きの軽さと親指で操作できるスクロールホイールでHUGEを選びましたが、これはこれで欲しいと思っているマウスですよ。
【番外】チェックしておきたいトラックボール
今回私のセレクトには入れていませんが、愛用者も多く見逃せない、絶対チェックしておくべきトラックボールを4つピックアップしておきます。
ロジクール ERGO M575



上のMX ERGOと同じM570系のERGO M575。
MX ERGOより下のランクの位置づけですが、M570の完全後継機なのはこちらです。
古くからのトラックボーラーだと、こちらを愛用している人もかなり多いです。
トラックボールの中ではコンパクト設計で軽いので、持ち運びが結構簡単。場所を選ばないっていうのもポイントの一つ。ボタンが少なくシンプルで手に馴染む形というのも健在で、受け継がれています。
設置型でどっしり机の上において使うんだったら「MX ERGO」。
場所を選ばず持ち運びして使いたいなら「M575」。
そういう使い分けもいいかもしれないですよ。
ケンジントン Pro Fit Ergo TB550


ロジクールMX ERGOのライバルになっている「ケンジントンの Pro Fit Ergo TB550」。
これもなかなかの名機です。
特長は、Pro Fitはエルゴノミクスデザインで傾き45°。
使ってみた感覚ではほぼ立っている感じのポジションで、上にボールが付いているのをグリグリやるって感覚。MX ERGOとコンセプト的には近いんだけど、実際掴んでみると全然別物って感じでしたね。
ボールの位置も少し奥まった位置にあって精度も高く、そのおかげでかなりコントローラブルなのは確か。
さすがケンジントン!って思ったんだけど、どっちの操作性を取るか?ってところで悩んだ感じです。
正直僅差で外したってところですよ。
エレコム DEFT PRO



実は、エレコムの中では上のHUGEよりDEFT PROの方がハイスペックモデルの位置づけです。
HUGEが指を伸ばして手をパームレストに乗せる平べったい形だとすると、DEFT PROはモリッと盛り上がっていて、手全体で包むって感じかな?
ボールサイズは直径44mmで、正直言って、ホントにHUGEをひと回り小さくしたっていう感覚なんですよねぇw。
ちょっとDEFT PROの方がデザインはスタイリッシュでカッコいいですww。
私は少し手のフィット感が合わなかったので選びませんでしたが、DEFT PROの方が良いっていう人も絶対いると思うので、紹介しておきます。
ケンジントン Expert Mouse



実はSlimBlade Trackballよりだいぶ古くからあるExpert Mouse。
使い勝手で、プロのクリエーターでもエキスパートマウスを選ぶ人が少なくないのも事実。
マニアックなところで人気が二分しているんですよねw。
スリムブレードトラックボールが名前の通り「薄い」というイメージだとすると、こちらのエキスパートマウスは「分厚い」って感じです。
結構デスクの上の置いてあると存在感ありますよw。
スクロールホイールはボールの周りにあるダイヤルリングを回す方式。スリムブレードトラックボールと比べてしまうと見た目がちょっと古くさく感じる印象がどうしてもあります。
ただ、実用性ではぶっちゃけExpert Mouseの方が上。
両方持ってる人にどっちか選べというと、ほとんどの人がExpert Mouseを選ぶからね。
「玄人好み」の中での好みの争いなので、私レベルでは遠いお空のお話ですw。
正直私には違いがよく分からなかったですからね、今回は型番が古いという事で、外しました。
結局どのタイプがおすすめ?
- 親指タイプ: 一般的なビジネス作業向け、マウス感覚で初めての方にもおすすめ。
- 人差し指タイプ: 細かい作業、クリエイティブ用途にも対応できる万能タイプ。
- 手のひらタイプ: 特殊用途向け、プロ仕様のクリエイティブな作業に最適。
初めての方は親指操作タイプから入るのがおすすめ。細かい作業が多い方は人差し指タイプや手のひらタイプを検討しましょう。
トラックボールマウスのメンテナンス方法
トラックボールマウスは定期的なメンテナンスが必要です。ボールを取り外して汚れを拭き取るだけでも操作性が改善します。また、ボールを滑らかに保つために定期的な潤滑剤やコーティングを行うのも効果的です。
まとめ|自分の「作業スタイル」に合った1台を選ぼう!

今回紹介した4つのトラックボールマウスは、それぞれ私だけでなく、プロも認める機種です。
「トラックボールはクセが強い」と言われがちですが、自分の作業スタイルに合った機種を選べば、むしろ普通のマウスより快適です。
最終的には自分の手で触って、操作してみて、いいと思ったものが1番良いと思いますww。
どんなに勧められても、長く使うものになっちゃうと思うんで、手に馴染まないやつってのは、ダメだからね。
ぜひ最終的には、どこかで実際に触ってみてきてほしいなぁ。
使ってる人少ないから、結構難しいとは思うけどww。
ぜひ、最高の相棒を見つけてみてください。
自分の作業環境や用途に合ったタイプを選び、快適なPC作業を実現しましょう。
今回チェックしたマウス一覧










