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ショック!排ガス規制で行きつけのバイク屋が廃業!

2024年8月12日

ショック!排ガス規制で行きつけのバイク屋が廃業!

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!

オートバイに興味がない人は全然関係ない話かもしれないけど、20年来かよってきたバイク屋が、排ガス規制をきっかけに廃業してしまいました。

チョ~~~ッショックっす( ;∀;)
今回はただの愚痴ですわwww。

オートバイ自体、もう、ほとんど昭和の遊びというか、意外と乗ってるのはおじさんおばさんばっかりだったりするんですよね。小さいバイクを作らなくなって、大型ばっかりメーカーは売ろうとしてるんですが、おじさんにとっては小っちゃいピンクナンバーの小型の原チャリは日常の足ですよ足、マジで。
私も通勤からチョイとした買い物まで、ずいぶんと長いこと乗り継いできてますし、最近は125ccのスクーターがブームになって久しく、よく走ってるのを見かけます。

さて、今回バイク屋のおやじが廃業を決めたのは、実は排ガス規制が直接の原因ではないんですよね。どちらかと言えば間接的な理由。もちろん排ガス規制のおかげで新車のラインナップが軒並み無くなってしまい、スッカスカ状態で、売るもんが何にもなくなってしまったというのもあると思うけど、ホンダはウイング店でしか車検のあるバイクは新車販売しなくなっちゃったし、カワサキもそうなりそうな流れだし・・・業界再編成も始まってるみたいだしね。

ちなみにこのオヤジ、すごくまっとうな町のバイク屋のおやじでした。
元国際A級のライダーで、メカニックの腕も一流。若い頃は白バイ隊の指導もしてたみたいで、白バイ隊員から「先生」って呼ばれてたのを見たことがあります。正規メーカー特約店として国内4大メーカーの認可も受けてたし、メーカー主催の修理のセミナーや講習会なんかにも積極的に参加しててすごく勉強熱心。今後やってくるEVバイクの時代も見越して、取り扱い認定も取ってたし、高圧電流技術士の免許とか、考えられる資格は全部取ってた。
やる気は相当あったと思うんだけど、でも廃業を決めたんだよね。

近所だったし、変なチューニングや改造は絶対許してくれなかったし、チョー怒られたりもしたけど、腕にほれ込んで通ってたところもあったので、すんげぇショック。私のバイク遍歴はこのバイク屋とともにあったと言っていいっす。

やめるのを決めた理由は、どうやら排ガス規制からのメーカーの対応が変わったことみたいです。
今回、おやじから相当いろんなぶっちゃけ話を聞いて、裏の話とか、誰も言わない話とか、システムの話とか、そんなことになってんの? って廃業の理由に納得してしまいましたw。

正直、ヘビーすぎて、ここでは話たくても話せないっすw。
私はまだオートバイに乗っていたいので、メーカーにケンカは売れないっすよw。

ものすごく簡単に、大筋の話とすれば、今回の排ガス規制をきっかけに、オートバイが売れないからメーカーが客からじゃなくて、バイク屋から金をとるように方向転換したっていう感じです。
バイク屋は、一台もバイクが売れなくても、毎月ランニングコストを結構な金額、しかも全メーカーにっていう話のようですわ。扱っているメーカーが多ければ多いほど実入りが少なくなるっていう仕組みです。
分かりにくいかな? RPGの購入代金と課金システムみたいなもんがバイク屋に導入って考えてもらえばわかりやすいかな? ちょっと違うけどww。
私のような常連客をガッチリつかんでたんで、正直続けようと思えばまだまだ続けられるそうなんですが、メーカーからのむしり取られる感というか、先細り感が半端ないので、余力のあるうちに違うステージへ脱出! って事らしいですわ。

そんなの客に負担してもらえばいいんじゃないの? って思うかもしれないけど、それはあくまで安定収入が保障されてるサラリーマンの発想。自営業や商売人はそうは考えないからね。内部の仕組みの話なんで、筋が違うっていうのがバイク屋のおやじ談。上乗せなんかできねぇって話です。RPGで課金しなきゃ前に進まないのに、課金分は全負担という、厄介な状況になりつつあるそうです。
これ、実は正規メーカー取扱店じゃない店や中古車販売店は、しがらみ含め、あんまり関係ない話のようです。
まともなバイク屋は、今後ますます状況が悪くなりそうって気配のようですよ。

よく考えてもらえばわかるんですが、クルマと違って、オートバイは新車の単価が安いです。200万、300万がざらなクルマと比べれば一桁0が少ないです。バイク屋が一台バイクを売っても利益なんかほとんどないのが現状(最後なんで利益率を教えてもらったんですが、商売として成り立たないレベルですわ)。
スゴくまっとうな商売をしていたバイク屋から無くなっていくって想像がつきます。

そうなっていくと、数をさばける店、ひと昔前ほどオートバイが売れる時代じゃないこのご時世を乗り切れる資本力があって、整備工場が数台分確保できて、整備士を何人も雇えて、回転率をガンガン上げられるような店じゃないと、そもそも成り立たなくなるってことです。後は利益率の高い中古車を大量に抱えられる敷地面積とキャッシュを持ってて、新車・中古車両刀でやれる店ですかねぇ。そんな人がいたらバイク屋なんかやってないで違う商売してるんじゃないのww?
もしかしてこれは大型店舗への救済措置なのか? 変な勘繰りをしたくなってしまいますわw。

ぶっちゃけ今後、町のまっとうな商売をしていたバイク屋はバタバタ姿を消し、いわゆるヤバい店か中古屋しか街中には残らず、幹線道路沿いのでかい店だけが客の総取りって図式が見えてきますよねぇ。

あ~、腕のいい頑固おやじが一人でやってる町のバイク屋は消えてなくなっちゃうのかなぁ。
大型店より全然いいのに・・・

ちなみにオヤジさん、店の残務処理を終えたらちょっとのんびりして北海道に飛ぶそうです。知り合いのつてでトラクターとか特殊農耕機具の方にこれから挑戦だそうですわw。がんばれー!

私の方はというと、面倒見てくれそうな新しいバイク屋探し絶賛進行中です。
今まで気にもしてなかったので、あらためて調べてみてビックリ、頑固おやじがいそうな近所のバイク屋がバタバタなくなってる。車検を通す大きいバイクも持ってるので、自転車屋に毛が生えたようなバイク屋じゃダメ。そうなってくると、近所にもう、ないんだよねぇ~。
最悪一番近いところだと赤男爵だけ。赤男爵、ん~、あんまりいい印象無いんだよねぇ。知り合いで赤男爵で新車から世話になってる人がいるんだけど、このレベル? って整備のこと結構あるし、これだったら俺が整備やってやるよって言いたくなることがかなりあったんで、正直私は遠慮したい。赤男爵は、最初からここしか知らずに一生ここだけでバイクライフを楽しむって決めてる人にだけ優しい店って印象です。
そうなってくると5~10キロ離れた所にある店か、近隣の市にまで足を伸ばさないといけないかも・・・

はぁ~、道のりは厳しそうです・・・

でもこの大きな組織体が有無を言わさず大きな網を広げてくる感じって、あいだに何も感情のクッションが入ってこなくて機械的で、なんか気持ち悪いよね。
なんか同じようなことって、身近で結構起きてない? 私は仕事関係でも結構あちこちで起きてて、なんか、なんかね、陰謀論じゃないけど、最近ちょっと不気味・・・

ただバイクメーカーさん、これから普通免許で乗れるバイクサイズが50ccから125ccにまで排気量が引き上がるかもしれないってのに、大丈夫なのかねぇ、整備不良とか全然関係ない部分で事故とか増えそうで怖いわ。なんか自分の首絞めてるみたいで、これって戦略の失敗なんじゃないかと思うんだけど、どう思う?

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