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ガソリン添加剤・オイル添加剤はこんなクルマ&バイクに効果あり!使い方や特徴、種類など、誤解を解決!

2023年12月29日

ガソリン添加剤・オイル添加剤はこんなクルマ&バイクに効果あり!使い方や特徴、種類など、誤解を解決!

こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!

今回は、ガソリン添加剤、オイル添加剤について詳しく解説です。
様々な添加剤が市場に出回っていますが、一般的には車やバイクにおいて、燃料添加剤とオイル添加剤のどちらかですよね。

エンジン内部にはスラッジやデポジットと呼ばれる、固着したカーボン汚れが蓄積されています。
そのカーボンデポジットの汚れが増えると、エンジンの本来のパワーが発揮できなくなり、メカノイズの原因やパワーダウン、アクセルの反応の低下、燃費悪化などの問題が生じます。
ガソリン添加剤・オイル添加剤はエンジン内部の汚れを効果的に溶かして洗浄し、エンジンの状態を維持するために、ガソリンやオイルに混ぜて使用されるものになります。
まあ、入れるだけで簡単なので人気があるメンテナンスの一つですよ。

ただ誤解している人も多いよねw。
ガソリン添加剤とオイル添加剤を混同しているケースも多いし、今だオカルトカーグッズ扱いも多いですw。
マメにオイル交換してれば必要ない!って人も多いけど、バイクや車が好きでエンジンを開けたりいじったりしているおじさんとしては、それはそれで「?」が付きますよ。
オイルだけでは限界があるし、そもそも構造や仕組みを理解してるとそんなことはないって思っちゃうからねw。

  • ガソリン添加剤はガソリンが通る場所のフューエルラインで使用。
  • オイル添加剤はエンジンオイルの通る場所のオイルラインで使用。

この2つは混同されがちだけど、全く違う別物なんだよね。
別のところに効果がでるので目的も成分も全く違います。
この辺についても今回はガソリン添加剤・オイル添加剤を詳しく解説、おすすめも紹介しますよ。

ちなみに今回この記事を書いたのは、前回私が信頼しているフューエルワンの使い方を説明したとき、溶けたスラッジがオイルに溶けていくという勘違いがあったので、勉強し直したのがきっかけですw。
もちろんフューエルワンの使用方法やタイミングについての考え方は変わっていませんが、PEA(ポリエーテルアミン)に関する認識などは改めています。

もちろんちゃんと勉強したので間違ってないと思いますw。フューエルワンの使い方について興味があれはこちらも読んでみてください。

情報の根本的な間違いはありませんでしたが、ちゃんと情報は共有したいと思ったので、今回まとめて記事にしてみました。ぜひ確認してみてくださいねww。

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ガソリン添加剤、オイル添加剤の誤解を解決

ガソリン添加剤、オイル添加剤の誤解を解決

「ガソリン添加剤・オイル添加剤なんて必要ない!」
まあ、そう言う人もいるよねw。

「オイル交換さえマメにやっておけばデポジットやスラッジなんて溜まらない」確かにね、以前30万km走ったエンジンを開けてみたら異常に綺麗で驚いたことがあります。この車は5,000kmごとにかなりマメにオイル交換していたので、そのおかげだとは思うんだけど・・・こんなのは特例中の特例だよww。

新車でもない限り、絶対カーボンはへばりついていますw。
エンジンって開けたことない?
オイルパンの底にドロドロのスラッジが溜まってたり、ピストンやバルブの周りなんてヘッド開けただけでもカーボンでガビガビなんてことは当たり前だよw。洗浄作業だけでどれだけ時間がかかるか分かるでしょ?
まず間違いなくどんな車でもデポジットやスラッジはついていますw。これを実際見たら絶対何かしら弊害が起こるはずだと思うよ、きっとww。

カーボンデポジットやスラッジとは?

エンジン内部に堆積する汚れを「スラッジ」と呼びます。
そのスラッジの一つが「カーボンデポジット」になります。

スラッジ

スラッジは燃料を燃焼させた際に発生する燃えカスや不純物、古いオイルの蓄積物、エンジンパーツからの微細な鉄粉、金属片などから成り立っています。
通常、エンジンオイルがこれらのスラッジを吸着し洗い流されるので、適切にオイルやオイルエレメントが交換されていれば、あまり溜まることはありません。もし過走行などで発生してしまったとしても、エンジンオイルの循環する場所に発生するので、フラッシングや洗浄分散性の高いエンジンオイルを使ったり、洗浄効果のあるオイル添加剤を使えば改善することができます。

カーボンデポジット

カーボンデポジットはエンジンの燃料室内に発生する燃料の燃えカスやカーボンです。
主成分は炭素で、固着した堆積物になります。
燃料室内の高圧高温、機密性が高い場所で発生し、エンジンオイルが通らない場所にカーボンデポジットは堆積するので、エンジンオイルでは除去することはできません。
ここは燃料が通るフューエルラインと言われる場所なので、洗浄成分を含んだガソリンを使うか、ガソリン添加剤を使えば改善することができます。
ちなみにこのカーボン除去で活躍するのがPEA(ポリエーテルアミン)
このPEAの含有量がガソリン添加剤の機能のポイントになってきます。

カーボンやオイルなどのスラッジが溜まらないためにはどうしたらいいの?

ぶっちゃけ超高回転でエンジンを回し続ければ、カーボンもスラッジも溜まりません。
高回転でエンジンを回して吸排気で大量の空気とガソリンを供給し、高温で燃やし続ければカーボンも全部燃焼して無くなりますw。またエンジン内部も高速で回転するのでエンジンオイルがグルングルン回り続けスクラッチも溜まる暇がなくガンガン流されて行きますw。

ただ、全然現実的じゃないよねw。
こんなことしてたら迷惑でしかないww。
絶対やっちゃダメ。

確かに私の経験でも、カーボンが溜まりやすいのは常用回転数の高い小排気量車でも、街乗り専用でほとんど高回転で回したことがないバイクや車の場合が多いです。
街乗りだけでメンテが悪いってやつねw。
バイクで言うと250cc以上、車だと660ccの軽自動車よりも1000ccクラスのコンパクトカー以上の方が添加剤の効果がはっきりしてるなぁと、感じますね。

大型車両でお買い物カーとして使ってる車や、高速道路に全く乗らない車、バイクでもアクセルを開けることが少ない大型車両の方が恩恵を受けやすいのは確かです。
5年ぐらいオイル交換してない車とか、車検の時だけしかオイル交換しないでオイルランプが付いたらオイル足すだけとかっていう車は相当ヤバそうだよねw。

ただ小排気量の車両でも、ガソリン添加剤で振動が減った、アクセルのツキが良くなったっていうことがかなりあるので、まあ、コンディション次第っていうところもあるのかなぁ、よく分からんけどww。
ただあまり長距離を乗らない、エンジンを回す機会が少ない、という車両ほどカーボンやスラッジが溜まりやすい傾向っていうのは確かですよ。

長く乗っていれば、大なり小なり必ずカーボンもスラッジも付くものなので、添加剤という化学の力を借りちゃいましょうww。

ガソリン添加剤とオイル添加剤の違い

もうすでにいろいろ説明してしまってますが、まとめです。

  • ガソリン添加剤はガソリンが通る場所のフューエルラインの洗浄。
  • オイル添加剤はエンジンオイルの通る場所のオイルラインの洗浄。

同じエンジン内を綺麗にするためのものですが、これは分けて使ってください。
この2つは同じエンジン内でも全く別物になります。
それぞれ付くスラッジのタイプ、目的が違うので、別の添加剤を使うと思ってもらえばOKですよ。

フューエルラインの洗浄にはカーボンデポジットを除去するPEA配合のガソリン添加剤がベストですし、オイルラインにはスラッジを除去するフラッシング(洗浄)やエンジン内をコーティングするオイル添加剤がベストです。

このガソリン添加剤とオイル添加剤について、次に別々にもうちょっと詳しく説明しますね。

ガソリン添加剤の使い方と効果

ガソリン添加剤の使い方と効果

ガソリン添加剤はガソリンを満タンに入れた後、追加でガソリンタンクに入れる添加剤です。

よく分からん!
って人は、取りあえず超王道の「ワコーズ フューエルワン」を使っておけば、まず問題ありません、無条件でおすすめですw。

昔の添加剤ってのは本当に「金返せ!」ってのが多かったよねぇw。
そんな時にバチコーンと出会ってしまったのが「ワコーズ フューエルワン」。
結局私がガガーンッと衝撃を受けたのは、今考えると配合されていたPEAだったんだよねぇw。
当時はそんなのが入っているガソリン添加剤なんて周りを見渡してもフューエルワンしかなかったから、すっかり信者になっちゃったってわけですよ。

使い方については私が実際にやっている使い方を別ページで詳しくまとめているので、そちらを確認してみてください。

ただし、PEAは高い!
コスト高になっても各メーカーがPEAにこだわるのは、やっぱり機能に優れているからですよね。

結局、性能の高さと価格はPEAの配合量に比例します。
もちろんカーボンデポジットを落としてエンジン内を洗浄するだけでなく、

  • 防錆機能
  • 酸化防止効果

これらの機能を持ったガソリン添加剤製品がほとんどです。

ただ、PEAがたくさん入っていればいいのかというと実は適正な濃さというのがあります。
各メーカー、ガソリンに対しての濃度というのは説明されているので、結局配合の濃い薄いはあまり関係ないかもしれないんですよねw。
今ではフューエルワンに追いつけ追い越せとPEA配合で競合している有名なブランドも出てきてるし、実際使ってみても今はそんなに差がないっていうのが正直なところです。

PEA配合の競合している有名どころで言うと、シュアラスター ループ パワーショット、TAKUMIモーターオイル 燃料添加剤、AZ(エーゼット) FCR-062KURE フュエルシステム パーフェクトクリーン DX こんなところでしょうか。

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クルマ専用、オートバイにも使える・使えないがあるのでこの辺はチェックが必要ですね。
ループ、TAKUMIはぶっちゃけクルマ用。コーティング力が強すぎて小排気量車だと多分支障が出るよ。使うとしても排気量の大きい大型車でないと使えないと思います。

AZ(エーゼット)
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FCR-062KUREはクルマにもバイクにも両方使えるタイプです。FCR-062は安くて大容量なので、少量しか使わないバイクの場合は100ml入りの小さいボトルがおすすめです。

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結局マルチで使えて特に気を使わなくてもいいとなると、フューエルワンになっちゃうかな?
まあ、一番売れてて安心感ではこれを選ぶのがBEST、なんだかんだ言ってワコーズブランドだからねww。
また、バイク用で小排気量、ガソリン給油の回転が速いので防錆も酸化防止もいらない、カーボンクリーニングに特化したいっていうならヤマルーブ PEAクリーナーがおすすめ。
意外とバイク乗りだとこういう需要の方が多いんじゃないかな?
ヤマハブランドなのでバイクにおすすめですよ。

実を言うと、車種やエンジンの形が違うと、意外とフィーリングが違ってくるガソリン添加剤。
そんなに差は無くなってきてるので、決め打ちしないでいろいろ使ってみてお気に入りを探すのをおすすめします。

カーボンデポジットを落とすPEA

PEAとは、ポリエーテルアミンの略称の事で、清浄成分の中でも最も清浄作用が高いと認められている、ポリエーテル系の成分です。強い洗浄力を持っていて汚れなどの小さな隙間にも入り込んで溶かし除去することができます。

燃料ライン、燃料インジェクター、吸排気弁、燃焼室に付着しているカーボンやスラッジを強力に引き剥がし、分解する効果があります。特にピストヘッド上部に堆積しているカーボンを効果的に除去しますね。

この成分が強力で効果的なのは分かっているんですが、その分高額っていうのがネックw。
高額な原料を使った製品なのでしょうがないとは思うけど、やっぱり高い!
結局このPEAの含有量がどれだけ高いかが燃料添加剤の価値といってもいいですねww。

ちなみにこの溶けたカーボン汚れはどこに行くのかというと、燃焼室でガソリンと一緒に燃やされ排気ガスとして排出されます。
以前ここを私勘違いしてて、エンジンオイルに溶けていくと思っていたんですが、燃焼室内の機密性を考えればそんなことないよねww。全部燃えて外に出ていく方が理にかなっています。

でも実際はどうなんだろう?
PEAの含まれているガソリン添加剤を使うとにエンジンオイルって確かに黒くなるんだよね。
多分理屈の上では排気ガスになって出て行くと思うんだけど、工学的には多少はオイル側に回収されているんじゃないかなと思っていますよ、よく分からんけどww。
だから私はオイル交換前の使用をすすめているんだけどね。
まあ、あくまで経験上の話です。

安いガソリン添加剤はメタノール・PBAが主成分

逆に安い低価格帯のガソリン添加剤はどうなっているかというと、原材料費の高いPEAを使わず、アルコール系のメタノールを使っていることが多いです。
もちろんアルコールも油分を強力に溶かし除去することができ、燃焼室内で綺麗に燃えて排出されるので結構いい選択肢です。しかも安く作れるというのも魅力。劣化したフューエルラインの堆積物を溶かす、カーボンデポジットを除去するっていう役割はしっかりおこなってくれるんですよね。
また、昔主流だったPBA(ポリブデンアミン)を安いので混ぜて使ってる製品もカー用品店で見つけてびっくりw。これはエンジン内でデポジットになりやすいのでおすすめしませんけどね。

正直PEAが一般に出てくるまではエタノールを使ったガソリン添加剤がほとんどでしたよ。

ただこのメタノールは、金属の腐食を起こすことやゴムなどのホースやパッキンなどにも攻撃性があることが分かっているので、結構ヤバいw。
アルコール系よりPEAの方が洗浄性が高いので、いくら安いからと言って、私はあまりメタノールはおすすめはしません。
「安物買いの銭失い」という言葉がありますからね、しっかり選ぶことをおすすめしますよw。

綺麗な状態を維持する添加剤もある

最近では、パワー重視のオクタンブースターというのは姿を消しつつあり、替わりにフューエルラインを綺麗にした後、その綺麗な状態を維持する添加剤というのが増えてきました。

ワコーズのフューエルツーシュアラスターのスムースショットなどが有名かな?

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もちろんこれらの添加剤にも汚れ落とし効果はあるんですが、やはりクリーンな状態を維持するのがメインの役割。
今後こういうタイプのフューエルライン添加剤は増えてきそうな感じがしますねw。

ガソリン添加剤のデメリット・壊れるといわれる理由

ガソリン添加剤としてPEA主成分のものが良いと書いてきましたが、デメリットもあります。
1つはあまりにも綺麗なエンジンだと、全く効果がないということ。
まあ、そういう人は使わないと思うので、当たり前だけどねw。
もう1つは2000円程度の添加剤1本で新車同様の過剰な期待をされても困るって所かな?
意外とこういう所で評価を下げてることが多いんで、一応ねw。

先でも触れましたが、デメリットというよりPEAの注意点としてのポイントもあります。
PEAは洗浄効果が高いですが、適切な濃度というのがあります。

PEAは強力にカーボンデポジットを溶かして除去しますが、PEA自体は不燃性の成分なんですよね。つまり燃焼室で吸排気によって順次適切に排気ガスとして排出される濃度というのがあるってことです。
理屈で考えればわかると思いますが、濃すぎても排出されずエンジン内に残ってしまいPEA自体がデポジットとしてこびり付いてしまう可能性が高くなります。また、極端に薄すぎても効果が薄くなってしまいます。

  • フューエルワンが燃料20~60Lに1本が目安。
  • ループパワーショットが燃料40~60Lに1本が目安。
  • FCR-062が燃料40~60Lに150ml。

などなど、製品ごとでメーカーが使用量を指定しているので合わせるようにしてください。

多少誤差があっても全然大丈夫ですが「ちょっと今日は奮発して2本入れちゃおう!」っていうのは絶対ダメ。
化学と工学の基礎を分かってれば、無謀なことをしてるって分かるよねww。

ちなみに「フューエルワンはエンジンが壊れる」っていうのを聞いたことない?
ググってみると結構出てくるのでビックリするぞ!
これのほとんどが、この訳の分かんない入れすぎってケースがほとんどです。
さらに言うと、昔のメタノールやPBAを主成分としたガソリン添加剤を使って痛い目を見たベテランが、今だに文句を言っているっているのが、エンジン添加剤はいらない! エンジン添加剤は壊れる!と言われる正体なんじゃないかと思ってますw。

カーボン多めに蓄積している車やバイクには結構便利なちゃんとした製品だと私は思ってますよww。

ガソリン添加剤の効果と印象

実際ガソリン添加剤を入れるとどうなるか? なんですが、これはぶっちゃけ車やバイクのコンディションによってだいぶ差があります。
新車の時から入れ続けていれば正直いってほとんど変化は感じられないと思いますしね。
まあガソリン添加剤を入れるっていうことは何かしら不調を感じているからなんだと思うけど、過走行の車、エンジンの回転数を上げないで乗り続けている車なんかは結構はっきり効果を感じられることが多いですね。
吹き上がりの悪い車、微振動が起こるようになった車なんかはだいぶ改善される傾向が多いです。
特にバイクの場合はアクセルのレスポンスが悪い、インジェクションの調子が悪い、高速走行で調子が悪いなんて言う場合は結構改善されちゃうことが多いように感じます。

私の経験では車でもバイクでもアクセルのレスポンスがすごくスムーズになるっていう印象が強いかな? 正直エンジンの内燃機関が調子が悪い、詰まってきたような感じがするって、長く乗ってたら分かるよねw。

ここの部分が改善されてきてるなあっていうのもやっぱり感覚的に分かるんですよw。
エンジン開けて調整するよりは全然手間がかからなくてお勧めです。

燃費に関しては申し訳ない、私はほとんど誤差の範囲内であまり良くなったという感じは受けなかったです。
まあ、本当に車体のコンディションによって全く受け取り方は違うと思うので、まずは試してみてください

ここだけの話、AZのFCR-062が凄いらしいぞ!

ここで紹介している中で唯一の1L缶がメインなのがAZのがFCR-062です。
通常売られている車用エンジン添加剤の約5倍量があって一本分と同じ値段ですw。

添加する濃度も見てもらえば分かるけど、実はカーボン除去専用ヤマルーブと同じで量が少なくて済むので、PEAの含有量は一番多く、ちゃんと防錆機能・酸化防止効果も付いてます。
上でもPEAの含有量がガソリン添加剤の価値って書きましたが「価値」が高いうえに、コスパで言うと一番いいのでちょっとびっくりw。

実は私も、ジムニーシエラに乗っているガチのオフロードマニアの友人に教えてもらいました。
オフローダーなのでエンジンには負荷を結構かけてるし、エンジンをカブらせるなんてこともしばしばw。
実践で使えるケミカル類を選んでる人なので、彼から教えてもらったケミカル類ってかなり信頼性が高いんだよねww。

私がたまにフューエルワンを使っているのを見て教えてくれたのが、このAZ。
フューエルワンとほとんど同じ、いや、むしろもっと性能はいい感じなのに1L缶で売ってて値段は1/5、コスパは最強ですw。

価格の安さは、AZという後発メーカーだっていうことと、ネット通販専門っていうことらしいですね。AZはもちろん私もよく知ってるメーカーです。万能グリースも愛用してるので、機械いじりが好きな人であれば良心的なメーカーで知られてますよねw。

AZがPEA配合のガソリン添加剤も販売してるっていうのはこの時初めて知りましたが、これが相当いいですw。はっきり言って他の有名メーカーの添加剤と全然遜色ないですわw。
正直言って、そこまで凄く良いのかどうかは比べてみても、日頃フューエルワンで綺麗にしてしまっているので違いは分からなかったんですが、同じぐらいだったので、薄利多売で売ってるAZの方がおサイフ的には私にはとても嬉しいポイント。

ただ、彼のようにエンジンを酷使しているから、添加剤のヘビーユーザーという訳ではないので、1Lはちょっと持て余す量w。
もちろん300mlのショート缶もあるので普通の自家用車ならこちらが適量かもw。

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バイクに使うなら、もっと量は少なくても充分なので(蓋を開けてしまうと揮発性の成分が飛んでしまうのでガソリン添加剤は長期間の保管は半年が限界)100mlのタイプがおすすめ。

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ただ、量が少なくなってしまうショートサイズだと価格が上がってしまうので、その辺はバランスを見ながらって感じになっちゃうかなぁww。
すでに私、100mlボトルのAZは買いました。
ただまだまとめ買いしてストックしてるフューエルワンとヤマルーブがあるので、出番はもうちょっと後になりそうですよw。
コスパで迷ってるなら、おすすめです。

オイル添加剤の使い方と効果

オイル添加剤の使い方と効果

オイル添加剤はエンジンオイルに追加して入れる添加剤です。
オイル添加剤だったらこれ!って紹介したいところなんですが、実は結構オイル添加剤は個人的にも使うのが微妙って感じなんだよねw。

ぶっちゃけたことを言うと、エンジンオイルにはそもそも洗浄添加剤が入ってます。
エンジンの摩擦を減らす潤滑と洗浄が目的のものなので当たり前と言えば当たり前なんだけどw。

エンジンオイルが通るオイルライン内のスラッジは、ちゃんとこまめにオイル交換しておけば、まず溜まることありません。エンジンを分解したことがあれば分かりますが、ちゃんと定期的にオイル交換しているエンジンって、綺麗なもんなんですよww。

そもそもオイル添加剤を入れるってことは、添加剤が入っている完成されたエンジンオイルに、さらに添加剤を追加して、機能アップさせたい場合以外必要ないって考えれば言ってることが分かりやすいと思います。
そこそこきれいなエンジンだったら添加剤を加えるより一回分多くエンジンオイルとオイルフィルターを交換した方が効率的ですよ。

ただし最近のクルマの場合、特に欧州車の場合は環境配慮のためかオイル交換2万キロなんてメーカー指定があります、これはヤバいですw。車や人より環境の安全の方が大事という考え方なので、交換オイルを見ると凄いことになっていますよw。
私はやっぱり5000kmごとor半年でのオイル交換をおすすめしますね。
また、メーカー、車種によっては「エンジン添加剤を絶対入れないで下さい」とハッキリ言い切っている車やバイクもあるので、その辺はサービスマニュアルなどで確認してください。

もし中古車で前オーナーがどんな使い方をしていたか不安、オイル交換をさぼっていて固形のスラッジがこびり付いていたり、ドロドロのオイル溜まりがあって除去したいっていうのであれば、オイル添加剤よりも、フラッシング剤を使うという方法が一般的です。

暖気した状態からオイルにフラッシング剤を入れて、10分ぐらいアイドリングしておけば、スラッジが溶けてオイルとフィルターを交換すれば終了っていう方法です。専門業者がちゃんと施工してくれるサービスもあったりしますw。(フラッシングを何回か繰り返す場合はオイルフィルターも毎回交換してくださいね。オイルフィルターがそのままだと何回やっても汚れたオイルが出てくるので。経験済みですw)
オイル添加剤より短時間で施工でき、そこそこ効果もある方法として有名なので、汚れ落としのオイル添加剤と同じことができちゃいますw。
おかげでオイル添加剤は、ん~、存在が微妙?って思っちゃうんだよねぇw。

もちろんこれにはデメリットもあって、あまりに汚れていると溶けたスラッジがオイルラインに詰まってしまってオーバーフローするとか、短時間のアイドリング状態での施工なので粘土質の蓄積した汚れは残ってしまうとか・・・。

オイルに入れて、じっくり時間をかけてエンジンを回しながら除去したいっていう人であれば、使い方のパターンを吟味して、オイル添加剤を試してみてもいいかもしれませんね。
自分の車やバイクが20年も前の物だとか、走行距離が10万キロを超えているとか、エンジンから異音がする、明らかなパワーダウンが感じられるって場合も、オイル添加剤を使ってみてもいいかもしれませんw。

別ページでも紹介してますが、いろいろあるエンジン添加剤で、私が一番まともだと思って使っているのは、バーダルのリングイーズです。

あんまりメジャーなオイル添加剤ではないかもしれませんが、遅効性のエンジンフラッシング剤で、ハードな汚れをじっくりジワジワ走行しながら落としてくれて、質実剛健って感じでかなり気に入ってます。
バイクにも使える数少ないタイプでもあるのでその辺もポイントかな?

エンジンオイル添加剤には2種類ある

オイル添加剤には大きく2つのタイプの添加剤に分かれます。

  • オイルが通る、潤滑している部分を綺麗にフラッシングするもの。
  • エンジンパーツの金属面をコーティングしたり摩擦を軽減するもの。

大抵どちらの効果もうたっているタイプが多いですが、メインの機能はどちらかになっているのが普通です。
一般的な使い方としては、フラッシングしてくれるオイル添加剤を使って綺麗にした後、オイルとオイルフィルターを交換して、潤滑摩擦を減らしてくれるオイル添加剤を入れるというのがパターンでしょうねw。

オイル添加剤:フラッシングするタイプ

オイルラインに溜まったスラッジやこびり付いた古いドロドロのオイルなどを溶かして綺麗にするタイプの添加剤です。
遅効性のフラッシング剤で、走行しながら少しずつ溶かして取り除いてくれるタイプが多いです。

上でバーダルを紹介しましたが、もっと一般的でメジャーなのはワコーズのeクリーンでしょうね。

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どちらかというと短時間で済むフラッシング剤の方がメジャーなので、この手の製品って少なくなってきちゃってるのが現状です。
やっぱりマメなオイル交換が一番効果的だと思ってる人が多いってことなんですかねw。

オイル添加剤:コーティングするタイプ

こちらはエンジン内のパーツの摩擦を軽減することで、フリクションロスを軽減してパワーを復活させる、メカノイズを軽減させるタイプです。
オイル添加剤としてはこちらのタイプの方が、今は主流になっていると思いますね。
滑りを良くしたりコーティングするってイメージです。

主流で有名なのは、マイクロロンスーパーゾイルループ エンジンコーティング丸山モリブデンなどが話題にあがるし使ってる人も多いです。

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確かにこれらは入れるとエンジンがスムーズになって軽く回るようになるので「おぉ~!」って思わず口から洩れるようになること間違いないです。
ただし、エンジンがスムーズに抵抗なく回るという事は、エンジンブレーキも同じように効かなくなるっていうことでもありますよw。
アクセルを戻しても思った以上に前に行ってしまうので、知らないと慣れるまでかなり怖い思いをするのでそこだけは注意w。

これについてはエコ走行が主流なんだから惰性で走れるのは良し!っていう人も増えているみたいなので、好みの問題になってきましたね。
正直私はエンブレが効かなくなるのが好きじゃないので、あまりこのコーティング系のオイル添加剤は使ってないですw。

バイクに使えるオイル添加剤はほとんどない!

このページを見てる人はバイクに乗ってる人が多いと思いますが・・・。

バイクでは簡単に使わないでください!

正直バイクに使えるオイル添加剤はほとんどありません。
必ず使えるかどうか確認してから使ってくださいね。

バイクに使えるオイル添加剤が少ない理由は、結構カンタン。
車は、エンジンとトランスミッションが分かれているから。
反対にオートバイは、エンジンとトランスミッションが一体化しているからです。
スクーターや一部のバイクを除いてほぼ構造は同じですよね。

エンジンに使われるオイルは、なるべくフリクション抵抗がなくて滑らかな潤滑が求められますが、トランスミッションのギアオイルはある程度の抵抗がないとギアが入りません。
車の場合はこの二つの構造が分かれているおかげで、エンジン側にオイル添加剤を入れても問題がありませんが、オートバイの場合は一体化してしまっているので、滑るオイル添加剤を入れてしまうとトラブルが起こるんですよ。車のエンジンオイルをオートバイに入れてはダメって言われるのもこの辺が原因だったりします。

バーダルやループ エンジンコーティングはバイクにも使えるオイル添加剤ですが、ワコーズやマイクロロンなどは使えないです。森山モリブデンなどは二輪車用を出してくれてますねw。
やはりオートバイに使えるオイル添加剤というのはかなり限られてきてしまうので、バイクの場合は必ず使えるかの確認をするか、もしくはあきらめてオイル交換の頻度を上げるかの方がいいかもしれませんねw。

オイル添加剤のデメリット

色々ごちゃごちゃ書いてきてしまいましたが、オイル添加剤のデメリットとしては、

  • オイル交換をマメにおこなっていれば必要ない。
  • フラッシング剤と混同され易い。
  • 使用用途としてフラッシングとコーティングが混同され易い。
  • エンジンブレーキが弱くなる
  • オートバイ用はかなり限定される

こんなところです。

実際年式の古い車に使ってみるとそんなに悪いものではないんですが、モアパワーを求めるものではないので、手軽なんですがフラッシング剤の方が主流なので、ちょっと影に隠れてる存在かなっていうところはありますね。

オイル添加剤と体感

正直体感としては、かなり車のコンディションによって変わってくると思いますが燃費が良くなったりパワーが出るようになったりすることが一番多いような気がします。
特にアイドリングの不安定さがなくなったりエンジンのかかりが良くなるっていうのは結構いいところですね。

これらはクルマやバイクを整備に出してもなかなか直らなかったり、年式のせいにされて手を入れてくれなかったりするので結構ポイント高いです。

また、かなり状態の悪い車の場合だと、中低速でのメカノイズや振動がかなり改善されたと感じると思います。
この辺もメカニカルな修理というより機械的な擦り合わせという所なので、効果高いですよねw。

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ガソリン添加剤

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ガソリン添加剤・オイル添加剤はこんなクルマ&バイクに効果あり!使い方や特徴、種類など、誤解を解決! まとめ

ガソリン添加剤・オイル添加剤はこんなクルマ&バイクに効果あり!使い方や特徴、種類など、誤解を解決!

今回はガソリン添加剤、オイル添加剤について詳しくまとめてみました。
だいぶ長くなってしまいましたが、これでも説明しきれなくてカットした部分が多いんですよww。意外に奥が深い添加剤です。

正直必要ない人には全然必要ない添加剤。
基本的にはエンジン内部を綺麗にして維持するっていうのが目的です。

まとめると、

  • 「ガソリン添加剤」と「オイル添加剤」は別物。
  • ガソリン添加剤はPEA配合がベスト。
  • ガソリン添加剤はフューエルラインのカーボンデポジットを落とすのが目的。
  • オイル添加剤はオイルラインのスラッジをゆっくり溶かすのが目的。
  • オイル添加剤は、「洗浄」と「コーティング」の2つに分かれる。

ちょっとザックリしたまとめですが、年式の経った車やバイク、メンテナンスが悪かったりコンディションが悪い車やバイクには一度試してみてください。

エンジンを高回転で回して使う必要がある小排気量車よりも、低回転を常用する車種の方が、エンジン内に不燃焼物質が溜まりやすく、効果を感じられるというイメージでしょうか。
原チャリより大型ワゴン車でお買い物メインとか、エンジンを高回転で回すことが全くない安全第一の街乗り車っていう方が恩恵を受けやすいんじゃないかと思いますw。

汚れが相当溜まっていた場合は、車屋さんに持って行った方がいいですが、吸排気系のノッキングや不調、特にインジェクションやキャブレターの燃料噴出部分の根詰まりには、結構手放しがたい性能を発揮してると感じてます。

結構乗り味が変わってくると思いますよ、これは間違い無しww。
特に細かいことが分かってなくても、車の調子が良くなるっていうのは気分がいいもんです。

エンジン内に蓄積しているスラッジやデポジットなどのカーボンを溶かして取り除き、エンジンメンテナンスとしては洗浄効果にはかなり期待できます。
たまには、こんな添加剤でちょっとメンテナンスしてあげてもいいと思いますよww。

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