こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回は鉛筆画と色鉛筆画の両方で同じ女性を描いてみました。
初心者おじさんの趣味入門です。
いやぁ~、超難しかったww。
よくみんな平気でガンガン描けるよねぇ~、慣れなのかな?
ぶっちゃけ色鉛筆画での人物画は、今回生まれて初めてw。
基本的に女性の肌の質感の出し方とか滑らかなグラデーションの描き方や塗り方なんて全然分かってないからね、正直今回は描きながらいろいろ試しつつの試行錯誤の連続でしたわw。
そもそも人の顔は厚塗りで描いた方が良いのか薄塗りでの重ね塗りが良いのかすら分かってない状態での超初心者レベルの挑戦です。
そういった不安もあって、先に鉛筆画で同じモチーフの人物画を作品として描いてみました。
ただ、気が急いでいたせいか鉛筆画の仕上がりはイマイチww。まあ、今回は色鉛筆の方がメインなので、いいっしょww。
混色のやり方やグラデーション技法、質感の出し方もよく分かってませんが、実際リアルに描いてみていろいろ分かったので解説します。色鉛筆は後片付けも簡単で、初めてのおじさんにも魅力的に描けておすすめ。意外とリアル系イラストの人も多用してるので練習しといて損は無いですw。今回も描いていく流れや手順などを追ってますよ。
今回用意した鉛筆や色鉛筆、道具や画材
今回鉛筆画に使った道具や画材はコレ。
- 三菱鉛筆 Hi-uni 4B・2B・B・H・2Hでメインは2B
- 練り消しゴム
- ペン型消しゴム、MONO ZERO
- カッター(鉛筆用)
- ブレンダー鉛筆(色鉛筆用)
- 鉛筆削り(色鉛筆用)
- ラストに定着液として、フィキサチーフ
いつも使ってる基本の道具ですね。
カッターは鉛筆を削るのに使ってます。
ブレンダーと鉛筆削りは色鉛筆で使いました。
紙はいつものケント紙です。
B4サイズ。
今回は色鉛筆でも絵を描いたので、もう少し目の粗い紙を使おうかとも思ったんですが、どうせ練習だし、結局超細目のミューズの普通のケント紙を使いました。
色鉛筆で精密画を描く場合は、ほぼ鉛筆画で使う紙と同じでいいと思います。
画用紙的な紙や髪の凸凹の目を活かした絵でもいいと思うんだけど、細かく描き込むなら鉛筆のノリの良い厚手のケント系の紙が描きやすいですね。まあ、参考までに。
色鉛筆はファーバーカステルの色鉛筆です。
前回色々試して結局買った色鉛筆ですよw。
色鉛筆で失敗したり色々ごちゃごちゃやってファーバーカステルに落ち着いた経緯についてはカエルを描いた時に書いてるので、そちらを参考にしてくださいw。
色鉛筆の選び方やおすすめのメーカーの色鉛筆については別ページにまとめているので、そちらも参考にしてみてください。
女性の鉛筆画の描き方、テクニックと手順
まずは「鉛筆」での女性画の作品作りです。
正直、自分でまずは鉛筆で描こうと決めたクセに、色鉛筆で描くことが気になっちゃって妙にソワソワw。結構今回は雑に描き上げて、すぐ色鉛筆にシフトしちゃいましたw。
なので今回はスマン!
あまり参考にならないかもww。
下書き・デッサン
ケント紙に鉛筆で薄く下書きしていきます。
ここでデッサンが狂ってしまったら元も子もないので、慎重にw。
リアルに描くポイント部分描き、濃淡
リアルに書くときのポイントになる部分、 目・鼻・口のバランスを取って描き込んでいきます。
ぶっちゃけ一番神経を使う表現のところですよねw。
肌の陰影も塗り込んでおきます。
髪の毛の描き込み表現
次に髪の毛を描き込んで全体のバランスを見て行きます。
今回は前髪のパラパラとなってる感じが結構繊細なので、最初に大雑把なタッチで当たりを付けておいて 全体を書き込みながらグラデーションでぼかして行くっていう技法で表現してます。
あんまり関係ないんだけど、こうやって毎回描いてる途中経過を写真に撮っているわけなんですが、これって結構難しいねw。
実物の見た目だと全然問題ないんだけど、試しに写真に撮ってみてよ、かなり難しいから!
なるべく真正面で撮ろうとはしてるんだけど、写真に撮るとちょっとした角度のズレとかで、結構顔とか歪んじゃうのよww。こういう写真撮ってる人たちって一体どうやってやってんだろう? 本格的な機材とか抱えながらやってんのかな? 大変そうねww。
私は 丸型のシーリングライト一つとスマホでパチパチ撮ってるだけなんで、途中経過の写真でちょっと顔とか紙とか歪んでたらごめんねw。撮ってて結構気になるもんでww。
洋服の描き込みグラデーション
今回洋服の部分は少ないんで、まあ、ざっくりですw。
仕上げ・完成
細かい微調整を描き込んで、ハイライトを入れ直して、
完成!
う~ん、 やっぱり今回はちょっと雑だなぁww。
まあ、 試し描きっていうところもあるんで まあまあ、良しとしましょうw。
最後にフィキサチーフを軽く吹きかけて、終わりです。
今回使ってよかった鉛筆ホルダー
ちょっと余談ですが、最近私が使ってるワンプッシュ式鉛筆ホルダーがかなり優秀だったんで紹介しておくね、今回も使ってます。
これね、鉛筆使うんだったらマジでいいよww、超おすすめw。
元々はプロのイラストレーターが使ってるのをチラッと見かけて、何だろう?と思って調べて見つけたものです。
2つ買ってまだ1つ開けてもいないんだけど、これ1本で全部の鉛筆ホルダーがまかなえちゃうんだよねww。
普通の鉛筆ホルダーって、あの子供の頃からあるネジ式のぐりぐりっと締めつけて止めるタイプが一般的でしょ? でもあれって、ギュッと締めないと使えないし、一回締めちゃうと外すのが面倒。つぎほかのチビ鉛筆が増えてきたときに付け替えるってする? しないよねw。百円ショップで買えるから安いんで、まあ、いいっちゃあいいんだけど、チビ鉛筆が増えてきた時に全部につけるっていうのは・・・無くはないかぁ、鉛筆だったらね。
まだ短いのは出てきてないけど、色鉛筆で考えたら、もし120色とかあったらどうする?
全部につける?
つけないよねww。
毎回あの外しにくいネジをグリグリ回して色鉛筆数本で付け替えするって考えたら、このワンプッシュ式の方が超便利w。
ボールペンの頭のボタンを押す感覚で押してもらうと、カパッと先端が押し出されて開いて、鉛筆の入れ替えが簡単に可能。
一瞬で付け替えができちゃうから革命的ですよw。
意外とがっちり固定できて鉛筆が全くグラグラしないし、アルミ製で見た目よりも軽いんだよね。
もしチビ鉛筆が増えてきてて、今後色鉛筆とかも使って短くなる本数が増えた時、普通の鉛筆ホルダーを何本も買うんだったら、簡単で安いのでこれ1つ持ってた方がいいと思うよww。
マジでいいもの見つけたっていう感想ですww。
まだ使ってない方の鉛筆ホルダーは色鉛筆用に使う予定ですw。
女性の色鉛筆画の塗り方、テクニックと手順
さて、いよいよ今回のメイン、「色運筆画」ですw。
ぼかしや塗り方、質感などは初心者レベル。テクニックと言えるようなものは無いかもしれないんですが、まあ、挑戦ですww。
下書き・デッサン
鉛筆画の時と同じ下書きでライン取りしていきます。
理屈では同じ絵になるはずですが、そうならないところが面白いところですよねww。
顔の描き込み、塗り方、グラデーションの模索w
取りあえず、どう塗ったり描いたりしていいか分からなかったので、薄く塗り重ねしてみました。
今回部分パーツを区切って範囲を狭めて描き込むというカチッとした描き方はしてないです。
アバウトに万遍なく描いてくって感じかなぁww。
とりあえず薄くベースカラーをのせて濃淡をつけてみたところ。
黄色やオレンジ、 青など一色で 鉛筆画みたいに 濃淡や陰影を書き込んで 上から色を重ねるっていう技法もあるんだけど たぶん絶対失敗しそうなんで 今回は無しでw。
塗り絵じゃないんだから、なんかまだよく、綺麗な肌をかき上げる方法や表現がいまいち掴めてないですね。
色鉛筆で塗ってる部分の線がモロ出ちゃってるしww。
この段階でもう試行錯誤が始まってますw。
肌の奥行きや濃淡を出すとき、油絵などではグレーを混ぜ込むという必殺技があるんだけど、色鉛筆はダメですねw。色や発色が濁っちゃってそういう技法は使えそうにないです。
薄く薄く重ねてみたんだけど、どうもそれでもダメみたいだなぁ、どうもそういうことではなさそうだね。
何層も重ねて描いちゃ混色にして、練り消しで消し、 試してみては消しっていうのを繰り返して、どうやって描くのが正解か試してます。
うん、なんか、なんとなく分かってきたぞww。
そうか、そういうことなのかも?
人間の特に女性の肌っていうのは、滑らかでプルンとしてて、たぶん、色鉛筆では一番描いてて表現が難しいモチーフだと思うんだけど、ここまで試してみて、なんとなくコツが分かってきましたよ。
まず、色鉛筆には一本で2つの色があるんだね。
薄く描いたときに紙にのる色と、ちょっと筆圧を強くして描いたときに出る色で、微妙に色合いが違うんだよね。これをうまく使い分けるっていうのが描き方や表現のコツだね。
最初いろんな色を何層も色を重ねて混色にしてたけど、色がくすんだり発色が悪くなったり、マダラになっちゃったりするんで、おそらく限界は同系色でも3~4層、できれば2色ぐらいまでが一番きれい。でも、一本で2色の色合いが使い分けられるので、筆圧を使い分ければ2倍の本数を使ってグラデーションが作れるってことになります。
一気に描き上がりが綺麗になりましたよw。
さらに白、ホワイトの色鉛筆とブレンダーの使い方もポイントです。
白はハイライトを入れるのに使うというより、肌の混色のグラデーションやぼかしを綺麗に滑らかにするのに大活躍。実際顔全体になんだかんだで白でぼかした肌色が入ってます。色鉛筆の塗りの線もきれいに消えるので超便利。
ブレンダーは色を混ぜるグラデーション鉛筆なんですが、むしろ混ぜるというより、濃く描きすぎてしまった色を削り剥がすのに活躍しました。
この2本もうまく描くためにはちょっとコツがいりますが、肌色を綺麗に描くには必要ですねw。
同系色の色を混色して肌色を作る範囲を広げて、その上に薄くピンクやスカーレットをのせていくっていう順番で描き込み、その上を白やブレンダーで伸ばしてグラデーションを作るっていうのが一番しっくりきました。
コツが分かってきたので、耳・首、背中と描き進めていきます。
アクリル絵の具なんかでもそうなんですが、色として重ねて塗るとマダラになったりダマになったりという色、色鉛筆同士で相性の悪い色というのもありますね。あまり重ねたり混ぜたりというのが苦手な色です。
たぶん元々の染料の性質や色同士の相性というのがあるんだと思いまが、この辺は正直いろいろ試して自分で感覚的に覚えていくしかないですね。
色鉛筆での、髪の毛の描き込み表現
髪の毛を全体的に大きな流れのタッチで茶系で描きながら、全体のバランスを見て、顔にも手を入れていきます。
黒髪なので、光の当たる部分は茶系、青から黒へと変化するような混色表現で色を入れていきます。
う~ん、ちょっとブルーが強すぎたかなww。
微調整して茶色と黒をもう少し強くする感じにする必要がありそうですね。
この辺のバランス出しが、色鉛筆は難しいですよねww。
洋服の描き込みグラデーション
洋服はそんなに書き込む必要もないと思うので、チャチャッと描いて終わりにします。
仕上げ・完成
細かい微調整や修正、書き込み、ハイライトを入れて、
完成!
いやぁ、大変だったぁw。
でも面白かったわww。
結構時間がかかったけど、初めて色鉛筆で人物を描いたにしては、まあまあ良く描けてる方じゃない?
→ 自画自賛ww。
まあ、そのぐらい結構大変だったってことでww。
実際描いてみるとかなりいろんな発見があったので、ぜひ挑戦してみてください。
面白いよw。
「女性」を鉛筆画と色鉛筆画の両方で描く、描き方・コツ まとめ
今回鉛筆と色鉛筆の両方で女性を描いてみました。
鉛筆画の方はだいぶ雑に描いちゃって、ゴメンねw。
その分、色鉛筆の方はちょっと気合入ってたけど、なんか空回りしてた感じはあったかなぁw。
いやぁ~、色鉛筆での人物画、チョー難しいわぁww。
これは何枚か回数を稼いで描き方を覚えないとダメだねぇ。
しばらくは色鉛筆の人物画が多くなることが決定ww。
YouTubeで上手いリアルイラストなんかを描いてる人を見てると、結構色鉛筆って重要なパーツをグリグリ描くのに使ってる人が多いからね、おじさんとしても、ぜひ習得していろんな絵が描けるようにならなくては!と、思ってしまうわけですよww。
まずは修行かな? 修行!
まずはいろいろ色鉛筆で描いてみることにします!
せっかく買ったんだから、元取るまで使わなきゃ損だしねww。