こんにちは!Attaboy 運営人のアキラおじさんです!
今回はバイクのタイヤ空気圧の確認方法についてです。
タイヤの空気圧ってチェックしてる?
特にスクーターの空気圧は普通のバイクよりかなり雑になってることが多いよねw。
街中でもタイヤぶよぶよのスクーターってしょっちゅう見かけるもんww。
軽くてパワーのないバイクは空気圧ひとつでかなり走りに影響するのでマメに確認した方がいいですよ。
私は足代わりに街乗りでスクーターを使ってますが、古いバイクで10年以上の通勤経験アリですからね、痛い目に何度もあってるのでその辺かなり神経質w。ちょっとコンビニに買い物って時でも、空気圧、オイル、ブレーキ、冷却水は乗る前に毎日チェックする習慣が染み付いちゃってますww。
ここまで神経質なのは、さすがに異常だしやらなくてもいいと思うけど、私の経験でもそれなりにチェックしておくと走りがかなり良くなるのは確か。
ちなみに、基本的にクルマもバイクも空気圧の違いだけで確認や空気の入れ方はほぼ同じ。
今回はシグナスX-SRをベースにしてるけどほぼ全てのバイク全般に共通してる内容なので参考になるかもw。タイヤの空気圧の目安やどのぐらいの頻度で確認するのがベストなのかについてまとめてます。補足情報としてエアゲージの単位の違いやどこで空気を入れたらいいのか、空気入れについてもおすすめや比較も説明しておきますよ。
タイヤの空気圧のチェック頻度(高くても低くてもダメ)
ぶっちゃけタイヤの空気圧についてマメにチェックする習慣がついたのはSRとXLRのせいでしたねw。私が乗ってたこの2台はとにかくひどかったんですわw。
個体差のせいだったのかなぁ? 空気圧チェックして空気入れた次の日には空気圧が減ってるっていうのがデフォルトでしたねw。両方ともチューブタイヤだったんでチューブも何回も変えてみたけどダメだったんだよねぇww。おかげで朝一は必ず空気圧チェックから始まるって感じで習慣になっちゃってました。
ラジアルかバイアスかでも空気圧の抜けって違うと思うけど、チューブレスタイヤよりチューブタイヤの方が私は空気圧を気にするようになってますw。まあ、今どきチューブタイヤは珍しいんだけどねww。
ポイント
タイヤの空気圧は、タイヤが冷えた状態で確認。
さて空気圧ですが、まず、タイヤが冷えた状態で確認してください。
空気は熱で膨張するので、常温でないと正確な数値が測れません。できればバイクを走らせる前に確認した方がいいです。タイヤの空気はガソリンスタンドで入れるって人も多いと思うけど、そこに行くまでの間にタイヤが暖まってしまうこともあるので、ホントは走る前がベスト。
また、夏と冬では気温が変わるのでタイヤ内の空気圧も、もちろん勝手に変化します。
なので、空気圧を気まぐれで高くしても低くしてもダメ。指定空気圧をきちんと測って入れておくのがベストです。
ポイント
タイヤの空気圧は、一般的に「月に一度の空気圧点検」
空気圧の確認頻度ですが、タイヤは一般的に月に10%ほど自然と空気が抜けると言われてます。月に一度は空気圧を確認が常識ですが、私の感覚ではシチュエーションでちょっと変わってくると思ってます。
まず、平日はバイクに乗らず、週末に乗るっていう場合。
このパターンは乗る前、週一で空気圧チェックを習慣化した方がいいです。
毎日通勤や通学にバイクに乗る場合。
これは私と同じパターンですねw。
距離にもよりますが、長距離の場合は毎日確認。
中・短距離の場合は月一ぐらいで確認が必要です。
正直毎日乗ってるとちょっとした違和感にすぐ気が付くので、月一でも問題ないかとww。
週に2~3回程度、買い物などでバイクに乗る場合。
意外とこういう中途半端な乗り込みの場合が、一番危なかったりします。
違和感に気が付きにくいし、車体の自然放置での空気の漏れが大きかったりするので、できれば2週間に1度は空気圧の確認をした方がいいです。正直、このパターンの人が一番メンテを放置しやすかったりするので、月一と言ってもそれすら忘れちゃったりするんですよねぇww。経験ない?
今のバイクはサイドスタンドだけでセンタースタンドがないタイプが多いです。タイヤに常に車重がかかってるってことでもあるので、自然放置でも結構空気が抜けたりするんですよね。
特にパワーのないバイクやスクーターの場合、如実に走りに影響してくるので空気圧はチェックしとくと安全面でも安心です。
- タイヤの空気圧は、タイヤが冷えた状態で確認、測定する。
- タイヤの空気圧は、一般的に「月に一度の空気圧点検」。
これを忘れずにww。
タイヤの指定空気圧の知り方
まず、タイヤの適正な空気圧は、車種ごとに指定されてます。
写真の通り、どこかにタイヤ空気圧のステッカーが貼ってあると思いますよ。
この空気圧がそのバイクのバランスから、タイヤ性能を一番発揮する数値になります。
タイヤの空気圧は、この指定空気圧に合わせる。これは基本です!
この写真はシグナスX-SRなので、メットインのバッテリーの上あたりに貼ってありました。
大抵スクーターならメットインの中か座席の下あたり、ミッション車であればサイドのチェーンカバーのあたりに貼ってあると思います。
それでも分からなければ、サービスマニュアルで確認してみてください。
シグナスX-SRのタイヤ空気圧はこの通り。
前輪 | 後輪 | |
---|---|---|
1名乗車 | 175 kPa(1.75 kgf/cm2) | 200 kPa(2.00 kgf/cm2) |
2名乗車 | 200 kPa(2.00 kgf/cm2) | 225 kPa(2.25 kgf/cm2) |
125ccだと1名乗車、2名乗車で指定空気圧が変わることがあるけど、250cc以上になると1名でも2名でも大体同じ空気圧になってることが多いかなぁ。
ちなみに体重が50kgでも80kgでも1名乗車ですw。体重140kgを超えたら2名になるって言われてるけど、ホント?
この空気圧に合わせるように調整します。
タイヤの空気圧をエアゲージで測る方法
タイヤの空気圧を測るには、エアゲージを使います。
そんなに高いものではないので一つは持っておいたほうがいいと思いますよ。
エアゲージは大きく分けると3種類。
- スティックタイプ
- 目盛りタイプ
- デジタルタイプ
どのタイプがいいのかと聞かれると、うーん、どれでもいいかなぁww。
多分初めて手にしたタイプをずっと使ってるっていう人が多いんじゃないかなw。
私も10代で初めて買ったスティックタイプをずっと愛用してますww。
正直バイク乗りで多いのは、スティックタイプと目盛りタイプじゃないですかね?
デジタルタイプはちょっと値段が高いっていうのと、電池・バッテリーが必要なのでちょっとコスパも高い。クルマに乗っている人の方が持ってる率高いかな? よく分かんないやww。
スティックタイプ、目盛りタイプは電池とか電源とかいらない分、壊れるまで使い倒せるっていうのがバイク乗りらしいですよねww。
500 kPa~350 kPaぐらいのエアゲージがおすすめ。
クルマと兼用するなら500 kPaは欲しいかなw。
スティックタイプはこんな感じのもので、エアバルブに押し当てるとメモリの棒がピュッと飛び出してくる仕組みです。軽くて安くて携帯しやすいのが特徴ですかね。
バルブ受けの後ろ側の突起で入れすぎた空気をちょんちょんと押して抜いて微調整します。
私はペンケースを携帯工具入れにしてメットインの中に入れてるんですけど、その中に必ず一本、このスティックタイプのエアゲージを入れてます。
携帯するんならこのスティックタイプは抜群!1本は隠し持っておきたい物ですw。
まあ毎回、空気圧の確認にこれを使ってるんですけどねww。
目盛りタイプは、車でも使われるよく見るタイプのエアゲージです。
エアバブルに押し付けると、目盛りの針が回って空気圧が測れる仕組みです。
目盛りが見やすくて機能も正確で安定してるのが特徴かな。
意外に大きくて重いので、携帯には不向きかも?
バブルに差し込んだまま、ボタンを押すと空気が抜ける仕組みになってるものが多いので、このボタンで微調整する仕組みになってます。
自宅で整備する時に空気圧を調整するって時によく使ってますね。
空気圧の測り方・入れ方ですが、ちょっとしたコツがあります。
チューブレスタイヤの場合はL型のエアバルブを使っていることが多いです。
チューブタイヤやレトロタイプのスポークホイールの場合はI型のバルブが多いので、車と同じようにそのままバルブに押し当てればいいんですが、L型の場合はそのままではダメです。
必ず写真のようにバルブの反対側から押さえて両手で測ってください。
今回写真では見やすいように片手でゲージを持ってますが、基本両手で押さえてくださいね。
これはバイクのチューブレス特有のやり方なので、クルマ乗りの人だと誤解しやすいので注意。
押さえないで空気圧を計れないこともないんですが、押さえないで作業していると、そのうちエアバルブの根元のゴムの部分が破損したり剥がれてきたりしてそこから空気が漏れるようになってきますよ。
デジタルタイプだったらこれがバイク用ではおすすめかな。
結局目盛りタイプと同じ形だけど、他のタイプだとどうしても車用って感じか、本格的レース向けって感じで日常の使い勝手ではこの形になっちゃいます。
デジタルは小さい空気圧でもはっきり大きく数値が見やすいっていうのが特徴。
結構精密なので、やっぱりデジタルが一番って人にはおすすめですよ。
あとは普通に 空気圧を測って確認してもらえればOKですww。
まずは実際に やってみましょう!
エアゲージの空気圧の単位の違い
エアゲージを買おうと思ったら、いろんな単位があるのでどれを買ったらいいか迷ったことはありません? 特にデジタル式なんかだと、いくつも単位が選べたりして知らないと迷うと思います。
主に日本で使われているエアゲージの単位はこれ。
- kgf/cm2
- kPa
- PSi
- bar
たぶん一番よく見るのが「kPa」、「kgf/cm2」じゃないですかね?
「kgf/cm2」は日本で使われている単位。1平方センチメートル当たりに何キログラムの圧力がかかるか表す物として用いられています。私がバイクに乗り始めた頃って、この単位しかなかったんだけどなぁ、ずいぶん様変わりしたよねw。
最近エアゲージの主流で、世界基準になってるのが「kPa」。キロパスカルって読みます。まあお察しの通り、気圧を単位にしてる奴ですよw。
「PSi」、「bar」はあまり日本では聞いたことない単位ですけど、欧米などで使われている単位で、PSiはポンドスクエアインチ、barはバールね。PSiは1平方インチに何ポンドの圧力がかかるか、barは気圧単位になります。外車なんかでたまに見かけるぐらいかな?
一応同じ空気圧での違いを例で書いときます。
kgf/cm2 | kPa | PSi | bar |
2.0 | 200 | 28 | 2.0 |
PSi以外は数字が同じなので、何となく互換できるよねw。
実際には微妙な違いがあるんで、自分のバイクや車の空気圧単位に合わせておけば問題ないかとw。
今だったらkPa表示が多いのでkPa表示のエアゲージを買っておけば大丈夫じゃないですかねww。
空気を入れる場所・空気入れの種類について
空気圧を測ったら、次は空気の入れ方、空気を入れる場所ですよね。
大きく分ければ自宅で入れる方法と別の場所で入れる方法に分かれます。
自宅で入れる場合はいろいろ方法がありますが、ガソリンスタンドやバイク屋で入れてもらう場合はコンプレッサーを使った入れ方になるので、その辺もちょっと注意点を書いておきます。
自宅で空気を入れる
基本的にタイヤが冷えてる時がベストだし、毎回空気圧を確認してるので、自宅で空気を入れられれば一番最高w。
自宅の空気入れとしては、自転車の空気入れみたいな形で手で入れるポンプ式と、自動車にも使える足踏み式のものが一番安くて一般的かな?
私がいつも使ってるのは足踏み式のタイプ。
大分使い込んでるんでゲージが割れてるしかなり古い型式になっちゃうんだけどねww。
正直両方のタイプを使ってたことがあるんですが、足踏み式の方が個人的にはかなり楽w。
ポンプ式は全身運動になるのでかなり疲れるよ、マジでww。
クルマと兼用で使うんだったら特に足踏み式の方がいいですよ。
ポンプ式と足踏み式、どちらを選んでもいいですが、ゲージの付いてるものを選んでください。
空気を入れる時の目安になります。
空気入れはノズルが仏式ノズルに対応してればまず間違いなし。
ノズルはほぼ同じじゃないかな?
ノズルをバルブに押し込んで、レバーを下ろすとロックされます。
この状態で空気入れを踏めば空気が入ります。
外す時は空気が抜けないようにロックを外して素早く抜きます。
空気入れのゲージは結構誤差があるので、ここでもう一度エアゲージで確認して微調整してください。
電動式コンプレッサーであれば、マキタの空気入れがかなりおすすめ。
amazonから引用
正直日本製だからね、安物買いの銭失いにならずに済みますよ。
どうせならちゃんとした良いものを長く使いたいっていうならおすすめ。
プロも使ってるので問題なしですw。
物凄く安い物もあるけど、突然壊れて動かなくなるっていうこともあるから、安心のジャパンクオリティと、マキタの工具のバッテリーが共有で使えるっていうのがポイントです。
空気圧設定してトリガーを引けば終わり。設定空気圧になると自動的に止まります。
さすがに携帯には向いてないけど、思ったよりそんなに高くないし、マジで使えるww。
ちなみにエアバルブのキャップ。これも結構重要なパーツだったりします。
エアバルブの先端部分って結構繊細な作りになってて、雨風で簡単に劣化しちゃいます。キャップがついてないとここから空気が漏れるようになることって結構あるので、キャップはしっかりつけておきましよう。プロはワザと舐めて取り付けて密着させてたりするもんねww。見たことない?
空気入れは緊急事態っていうこともあるし、クルマ用と兼用ということもあるので、もし壊れて空気を入れられなかったらと考えると、手動と電動の2種類を用意しておいた方が個人的には安心です。
ほぼ自宅で空気を入れるって人は用意しておいた方がいいですよ。
結構必需品!
ガソリンスタンドで空気を入れる
自宅以外で空気を入れるとなると、おそらくガソリンを入れたついでにガソリンスタンドで入れるというのが普通かな。行きつけのバイク屋で入れてもらうというのもアリですね。
バイク屋の場合は店主が空気を入れてくれると思いますが、ガソリンスタンドの場合はセルフが多いとおもいます。エアコンプレッサーで自分で空気を入れてるでしょ?
気を付けたいのは、ガソリンスタンドのエアコンプレッサーはあくまでクルマ用ってこと。
大きなスタンドだとトラックにも対応してるので高圧縮の場合もあります。
数値を読み間違えてタイヤが破裂したなんてことが昔は結構あったけど、今は聞かないね、なんでだろう? バイクだと無駄に多く空気が入れられちゃうんで気を付けてww。
また、ホイールによってはクルマ用のエアノズルがうまく入らないタイプもあるので注意です。
ちなみにシグナスXは今までエアノズルが入らなかったということはなかったですけどねw。
外側へ伸びてるL型エアバルブのチューブレスタイヤはほぼ問題なし。チューブタイプのオフロード車やスポークホイールのレトロバイクなんかはスポークが邪魔で入んないこともあるのでチェックしといた方がいいですよ。
そういう場合は「エアーバルブエクステンション」というノズルを延長する金具があるので、一つ持っておくと便利です。数百円程度のものですが、もちろんガソリンスタンドにそんなものは置いてないので自分で用意しとかないとダメなのであしからずww。
ツーリングや携帯空気入れで空気を入れる
街乗り中心だったらガソリンスタンドがいくらでもあるので問題ないですが、ツーリングや遠乗り、特に山やキャンプ場なんて行くとガソリンスタンド遠かったりするもんねww。また、走る場所によって空気圧を微調整する場合もあるので、そういう時は携帯用の空気入れが活躍します。
昔はオール金属製のバイク携帯用の空気入れっていうのがあったんだけど、今は見かけないよねw。調べても気圧の低い自転車用ばっかりww。ちょっと重かったけど山に行くときは超便利だったんだけどなぁw。日常的にも使えて頑丈だったんでまた復活してほしいです。生き残ってるのはキジマの空気入れぐらいかなぁ。もっとコンパクトになって入れやすかったんだけど、残念ww。
一般的にはツーリングのお供は「圧縮炭酸ガスボンベ」が結構便利。
ただしコスパが悪いのであくまで緊急用やツーリング用、使い捨てです。
炭酸ガスボンベなら爆発する危険も少ないし、一瞬で空気を入れることができます。
とにかく軽くて場所を取らないので、ツーリングやいざという時のために携帯しておく感じですかね。
少しコツがいるので、最初は必ず1本分ぐらいは失敗しますよw。一度自宅で試してみるのがおすすめ。
パンクした本番で失敗したら目も当てられませんからねww。
今の主流はやっぱり手動より電動空気入れみたいですね。
携帯用のコンパクトな電動空気入れっていうのも随分あります。
本当は品質で言うと日本製のマキタがおすすめなんだけど、さすがに持ち歩けないので、コンパクトなものを携帯ですかねw。
別に普通に動くし問題ないですが、安い中華製がほとんどなので、買ったらすぐ動作確認した方がいいですよ。
タイヤの製造年月や交換時期にも注意!
タイヤの空気圧からはちょっとズレますが、空気圧が適正でも、タイヤの交換時期が過ぎててツルツルだったり鮮度が落ちてカチカチだったら空気圧がどうこう以前にタイヤの性能が落ちててお話になりません。
空気圧と一緒に、タイヤの鮮度についてもしっかり把握しておくことをおすすめします。
ぶっちゃけバイクのタイヤはクルマのタイヤより地面の接地面積が少ない分、タイヤの寿命と鮮度には敏感ですよ。ダメになるのも早かったりします。
クルマのタイヤだと乗ってなくても10年経ったら交換と推奨されてるけど、バイクだったらそんなにもたないのは分かるでしょ? 私の感覚では5~6年が限界ですよww。
タイヤの摩耗の方がもちろん重要で注目されがちですが、タイヤの鮮度である製造年月も結構重要。
時間の経過はゴムが劣化してグリップしなくなるからね。
製造年月についてはタイヤの横に書いてあるんですが、詳しくはブリジストンのサイトに掲載されてたのでこちらを確認してみてください。
ブリヂストンのタイヤサイト
長期経過タイヤの点検・交換
タイヤの空気圧を気にするんだったらタイヤ本体もチェックしておいてくださいね。
街乗りでのタイヤ空気圧の目安
一応マニアックですが、シチュエーション別のタイヤ空気圧の目安を書いておきます。
街乗りでは規定空気圧の数値ピッタリっていうのが理想
最近はタイヤ性能がかなり良くなってきてるので、プラスマイナス10%ぐらいなら多少空気圧が低くても高くてもそれなりに快適に走ってしまう性能があるんですが、タイヤメーカーも規定値でベストの性能を引き出せるように設計してるので、それに合わせましょう。
ただこんなことを言っておいて何ですが、実は私、日常使いでは、ほんのちょっと空気圧高めで調整してます。
5%未満って感じかなぁww。
規定値200 kPaだとすると、210 kPa未満って感じ。
シグナスXなので、出だしや加速も軽快に走りたいじゃない? タイヤの転がり抵抗が減るので車体が軽く感じ、燃費もちょっと良くなるかなぁって感じるためw。
後は長距離通勤だったので、途中で少し空気が抜けても許容範囲でカバーできるって感じですかね。
このぐらいだったらグリップ力もそんなに落ちてるって感じないけど、コーナーではちょっと固い感じはするかな? まあ、好みですわww。
ちなみに、雨の日や路面が濡れている場合は規定空気圧に戻してます。
そうはいっても、最初は規定空気圧に合わせてくださいね。
峠やワインディングでのタイヤ空気圧の目安
シグナスX-SRでは走ることはないと思うけど、むかし散々峠やワインディングを走ったので、一応書いておきます。ぶっちゃけ本気で走り込もうとしたら「セッティング出し」になってしまうので、車種と自分の走り方で空気圧は全然変わってしまいますよ。
普通に走るのであれば、規定空気圧に合わせれば全然問題ないですw。
ただ本気で攻めるのであれば接地感と軽快感で安心して車体を寝かせられるラインを探すので、少し空気圧を下げる感じになりますね。フロントよりリアの方を多めに下げるのが私流でした。
当時のバイクがフロント2.0、リア2.25が規定値だったので、フロント1.9、リア2.0あたりでセッティング出してましたね。
シグナスだとどうなんだろう? 一応今はワインディングでも規定値で走ってます。何回か下げた時はフロント1.6、リア1.8だったかな? あんまり覚えてないやww。
「スクーターは無茶すな!」って神の啓示ですよw。
規定数値で安全運転が一番ですww。
オフロードでのタイヤ空気圧の目安
これは完全に関係ないけど、一応オフ車で林道というのも過去やってたので書いておきます。
林道でブロックタイヤとなると、全然ロードとは常識が変わってくるので、詳しく知りたければオフ車マニアのサイトをググった方がいいですw。
私が林道を走ってた頃は、規定値から10%~20%ぐらい空気を抜いて走ってました。
正直路面状況によって変えるので、険しいガレ場ではこれでも硬いぐらいでしたね。ぬかるみの中なんて、タイヤを手で押すと変形する1.0レベルまで落とさないと走れなかったりします。
まあ、オンロードしか走らないのであれば一生関係ない無駄知識だと思いますが、参考までにw。
高速道路でのタイヤ空気圧の目安
ますますシグナスX-SRとは関係ない話ですが、高速道路での空気圧については意見が分かれるところなので、書いておきます。
高速道路ではハイドロプレーニングを起こすので空気圧を高めにしないといけないと言われてます。私も教習所でそう習いましたw。ただクルマの場合はそれでいいですが、タイヤがラウンドしているバイクのタイヤの場合や、高性能化してきた最近のタイヤでは、空気圧を上げる必要はないっていう人も結構います。
空気圧を上げた方がいいのか? 規定値でいいのか? 正直どっちでもいいですわw。
自分の使ってるタイヤを信用してるんなら規定値でいいし、疑い深いんだったら空気圧を上げればがいいと思います。
ちなみに私は、規定値から10%ほど空気圧を上げてました。
これは転がり抵抗が減ってスピードを出しやすくなるっていうのと、もしも走行中に空気圧が少し抜けたとしても大丈夫な範囲という理由です。まあ、疑い深い性格の悪さゆえですねww。
レースでのタイヤ空気圧の目安
申し訳ない、これについては分かりませんw。
ちゃんとしたサーキットでのレース経験っていうのが無いので何とも言えないというのが正直なところです。多分想像では、空気圧は下げるんだろうなぁ、タイヤが高温になって性能を発揮するシステムなんだろうなぁ、という事しか分からないですw。
ワインディングですら空気圧を下げてセッティングするんで、おそらくもっとシビアなセッティングになるんだろうということしか想像がつきませんww。
私の経験では、レースというと、スーパーバイカーズって知ってる? ロードとダートが混ざってるコースで、私の頃は100cc以下の草レースしかなかったんだけど、それに何回か参加してたのが唯一かなw。
それでもオフロード並みに空気圧は下げて、何回もセッティングし直してたんで、おそらく完全なレースノウハウになってくるんじゃないかな。
タイヤの空気圧の目安、どのぐらいの頻度で確認するのがベスト? まとめ
今回タイヤの空気圧についてまとめてみました。
だいぶ長くなってしまいましたね。
- タイヤの空気圧は、タイヤが冷えた状態で確認、測定する。
- タイヤの空気圧は、一般的に「月に一度の空気圧点検」
これは決定事項ですww。
あとは乗る頻度と距離によって、もうちょっとマメにチェックしろってことでいいかな?
エアゲージと空気入れは必需品なのでとりあえず手に入れておく、っていうことでまとめておきます。
「おいおい、随分ザックリとまとめたな、おい!」って聞こえてきそうですが、ウンチク除いたらこんなもんですよww。日常整備だからね、これでいいんですよ、これでww。
タイヤの空気圧はホントに走りに影響するんで、スクーターだからって手を抜かないで、ぜひ安全のためにもチェックは習慣化してくださいねww。